SHIPS any, anyone.

いつでも、どこでも、誰にでも似合う、SHIPS anyの服。
職業・趣味・年齢、さまざまなバックグラウンドを持つ人々の
「SHIPS anyの自分らしい着こなし」を、
お気に入りの場所とアイテムとともにリポートします。

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服ととことん向き合いたい

モデル・俳優・『EA magazine』編集長
山本奈衣瑠さんの場合
東京都出身。モデルとしてキャリアをスタート。雑誌、CM、などで活躍。2019年から俳優業も始め今年3月に公開した今泉力哉監督作品『猫は逃げた』では初主演を務める。自ら編集長を務めるフリーマガジン「EA magazine」創刊、美術館のキュレーター等、クリエイターとしても活躍。
Instagram: @nairuuuu
モデルや俳優業だけでなく、フリーマガジン『EA magazine』の編集長としても活動する山本さん。社会の疑問に向き合い、多様な価値観を発信する姿は、若い世代から多くの支持を集めています。そんな山本さんのお気に入りのスポットで、ファッションや活動についてお話を伺いました。
  • アイテム選びの基準は?
    一番大事にしているのは、サイズ感。このアイテムだったらこのサイズ感で着たいなというのがあって、アイテムによりSからXLまで着た時のサイズ感で選んでいます。ワンピースなども着ますが、基本的にはメンズライクなデザインが好み。メンズのTシャツやデニムなどはバランスを考え、丈感を短く調節して着ることもあります。
  • 最近はどんな着こなしが好きですか?
    夏は花柄のタンクトップとデニムのスタイルにハマっていました。好きだと思えば1週間同じ組み合わせのコーディネートなんてことも。気に入るととことん着てしまうんです。その時々でムードは変化するし、柄ものにも興味は湧くけど、自分のユニフォームとしてはシンプルなスタイルがベースにあって。基本的にはデニムとTシャツにレザーブーツといったベーシックなアイテムや組み合わせが好きです。
  • 今日のコーディネートのポイントは?
    秋らしく、ゆったりとしたニットを軸にまとめてみました。ニットの袖から少しだけ風が入り込んでくると秋を感じるんです。季節の空気を肌で感じながら、リラックスしてお散歩したい。そんなコーディネートです。

POINT 01

イギリスのニット専業メーカー〈James Charlotte〉の別注クリケットセーター。襟部分のラインのみボディと同じ配色で、通常とは違うユニークなデザインがポイント。「Vネックなので、下にTシャツを着ても、肌を見せてアクセサリーをつけても楽しめそうです」と山本さん。

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POINT 02

オーガニックコットンを使用したシーズンレスなデニムパンツ。ゆったりとしたカーブのシルエットと裾にかけてのテーパードで、トレンドに左右されないデザインに。自宅での洗濯も可能なため、日々気兼ねなく着られます。

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POINT 03

10年以上履き続けているという私物の〈Dr.Martens〉のレザーブーツ。「同じものを繰り返し身に付けるのが好きで。歳を重ね少しずつ内面が変わっても、長く使い続けている物は、原点となってその変化に気づかせてくれるツールなんです」。

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  • 『EA magazine』を発行したきっかけは?
    フリーランスや個人で活動している友人たちと、この社会でサバイブしていく方法についてよく話すのですが、その延長で社会の問題や政治のことを考えることがあって。意見を共有し合っていたときに、〈NIKE〉からフェミニズムをテーマに何か一緒に活動できないかというオファーをいただいて、そこからマガジンを発行することになりました。
  • マガジンを発行後、何か気付きや変化はありましたか?
    SNSやリアルのイベントを通じてマガジンを手に取ってくれた人と話し合うことで、この社会で自分に何ができるのかよりクリアに分かってきて。自分の悩みは社会が抱える悩みでもあることに気付けたのも大きかったですね。
  • そのことが活動のパワーにもつながっているんですね。
    自分を守ることは、誰かを守ることにつながるんですよね。季節の匂いが好きで、これがなくなってしまうのは嫌だから環境を守りたい。友達が好きな人と結婚できないなら、選挙に行ってシステムを変えていきたいんです。感覚タイプなので、モデルもやってマガジンも作るし、最近はお芝居もやったりしていますが、こういった自分の中のそれぞれの感覚を大切にして生きていきたいですね。

山本さんの

anywhere

な場所

代官山 針山町エリア
「街中の隠れた魅力をいつも探しているのですが、このエリアは壁や十字路が可愛くて。景色や匂いは喋らないからこそ、いつでも自分を受け入れてくれる感じがするんです」。
代官山 針山町エリア

東京都渋谷区針山町

山本さんの

anytime

なモノ

移動時や散策の際に必ず身に付けているというイヤホン。「基本はラジオを聴くか環境の音をそのまま聞くので、有線のシンプルなものを持ち歩いています。今日は曇りで涼しかったので、TBSラジオの『OVER THE SUN』を流して、ジェーン・スーさんと堀井美香さんの心地いい声を聞きながら来ました」。

Items

anyな人

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