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いつでも、どこでも、誰にでも似合う、SHIPS anyの服。
職業・趣味・年齢、さまざまなバックグラウンドを持つ人々の
「SHIPS anyの自分らしい着こなし」を、
お気に入りの場所とアイテムとともにリポートします。
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- カラーで遊ぶトラッドスタイル
- モデル・アーティスト
ベイン理紗さん -
1999年東京都生まれ。東京工芸大学芸術学部写真学科在学中。モデルとして広告やMVなどに出演するほか、アルバムジャケットのデザインや展示も行う。2021年5月から山梨県北杜市に畑をもち、ウェブメディア〈NEUT Magazine〉の連載“FEEL FARM FIELD”では、そこでの体験や感じたことを自らの目線で発信中。
Instagram: @_lisabayne
- モデル活動の傍ら、さまざまな手法で表現を続けるベイン理紗さん。この日、暖かみのあるイエローが主役のトラッドなスタイルで向かった先は、初めて写真展をした思い出の場所「Hohokam DINER(ホホカムダイナー)」。ファッションのこだわりや今、気になっていることについて伺いました。
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- 好きなファッションスタイルは?
- クラシックとグランジをミックスしたスタイルが好きです。テーラードジャケットにTシャツとジーンズを合わせたり、シャツとスラックスに履きつぶしたスニーカーとごつめなアクセサリーを合わせてみたり。家族の影響でヴィンテージもよく着ます。
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- 気になるカラーやアイテムは?
- 最近はイエロー、オレンジ、濃いピンクとか、明るい色が気になっています。この冬は、落ち着いたトーンの中に色ものを一つ加えたり、派手な色同士を合わせたり、カラーを楽しみたい気分です。
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- 今日のコーディネートのポイントは?
- イエローのカーディガンがとにかく可愛くて! 普段であればTシャツやジーンズを合わせるのですが、今日は同系色のタートルとチェックのロングスカートを選びました。コートとブーツは黒で締めつつ、ヘアスタイルもきりっとひとつに結んで、甘くなりすぎないように意識しました。
POINT 01
トラッドな雰囲気の漂うキルティングコートは、襟元のコーデュロイ使いとゆとりのあるシルエットがポイント。イエローとのコントラストもよく映えます。
POINT 02
オーバーサイズでゆったり羽織れる〈Oldderby Knitwear〉のカーディガン。「明るい発色とボリューム感、目のつまった暖かな生地感も好きです」と理紗さん。
POINT 03
鮮やかなオレンジのチェック柄と、裾にかけてゆるやかに広がるシルエットが魅力のプリーツスカート。足元には黒のロングブーツを合わせて、甘すぎないトラッドな着こなしに。
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- ヴィンテージの魅力って?
- ストーリーのあるものが好きなんです。家族や友達から服やアクセサリーを譲り受けたりすることもあるのですが、そのアイテムにはどんな思い出がつまっていて、どういった流れで私のもとへたどり着いたのか。そういう話をするのも好きだし、それをまた違った形で自分が着るのも楽しいです。
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- 夢中なことや、この先やりたいことは?
- 高校2年の時に「Hohokam DINER」で初めて写真展をして、そこから大学でも写真の勉強をしていたのですが、今は芸術に関わる“場所づくり”や農作にも興味があります。卒業後は海外で勉強をして、学んだことをまた日本で生かせたらいいな。
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- 農作に興味を持ったきっかけは?
- コロナを機に、毎日食べている野菜が一体どこから来て、どうやって自分たちの手元に届けられてくるのか、もっと自覚的に生きたいと思ったし、そこから農業や、都市と地方とのつながりについて興味を持つようになって。去年から山梨で小さな畑をもたせてもらっているのですが、農作について今後深く勉強したいと思っています。いつか、芸術・農・文化といったものがもっと身近に、ひとつに繋がって感じられるようなプラットフォームを作りたいです。
理紗さんの
な場所
- 「高校2年の時に『旅』をテーマに、初めてここで写真展をさせてもらったんです。リニューアル後初めて来たのですが、当時のお店の方と再会できてなつかしい気持ちに。好物のクッキークリームシェイクも美味しかったです」。
- Hohokam DINER(ホホカムダイナー)
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東京都渋谷区神宮前3-21-1
定休日なし ※年末年始を除く
理紗さんの
なモノ
理紗さん愛用のヴィンテージアクセサリー。この日のリングは、お父様が旅先のお店で見つけてプレゼントしてくれたものだそう。「ヴィンテージ特有のくすみがかった風合と、凝ったディテールのデザインが可愛くて好きです」。