中里虎鉄(編集者・フォトグラファー)
被差別構造の現代社会のなかで生きている、とくにLGBTQ+のみんなへ向けたメッセージです。何度も繰り返される政治家や権力者からの差別発言、いつまで経っても変わらない法整備、生きているだけで苦しい思いを常に感じさせられている仲間たちが、少しでも穏やかで安らかな時間を過ごせますように。わたしたちは幸せになっていい存在だし、守られるべき存在であることを忘れないために、特別な日だけじゃなく、いつだって伝え続けたい言葉を贈ります。
中里虎鉄●1996年東京生まれのフォトグラファー、エディター。肩書きにとらわれず多方面に表現しつづけたいノンバイナリーギャル(They/Them)。2020年に雑誌『IWAKAN』を立ち上げ、その後独立してフリーランスで活動している。 instagram:@kotetsunakazato
人生楽しもうね!そんな願いを込めて、ポップで個性的なアイテムを贈りたい。
アクティブに生きるあの人に、エールの気持ちとともに。
冬の定番アイテム、セーター。「無難だから」と落ち着いた色を選びがちな彼に、ニュアンスのあるミックスカラーのメランジニットを。気分を上げるにはやっぱり遊び心も必要。刺激を与えられるのもプレゼントの成せるわざ。ゆったり目のリラックスフィットがちょうどいいバランス感。プライベートのモチベーションアップになったらいいなって。
スコットランドを代表する老舗ニットブランド〈ROBERT MACKIE〉のハーフフィンガーグローブを見て顔が浮かんだのが、世界中を駆け巡るカメラマンの友人。「撮影は指先の感覚が大事なのだよ」と滔々と語る彼に、「とはいえ手が商売道具なんだから」と実用性とスタイルを兼ね備えたこちらを。欧米の名立たるブランドの生産も請け負うメーカーだと聞いて、仕上がりのよさに納得。きっと彼の地で活躍してくれるに違いない。
髪をバッサリ切った幼馴染。またなんかあったんじゃないか?と勘繰るのは野暮なもの。「この髪型に合うヘアアクセサリーってないんだよね」とこぼしていたのを聞き逃さなかった私はちゃっかり冬のギフトのためにリサーチしておいたのだ。なにはともあれ、ヘアアレンジを楽しんで、次のステップに進んでいこうじゃないかと、ね。
野球が大好きなかわいい甥っ子。野球観戦に行くとお小遣いを握りしめてグッズを買いに走ったり、レアなアイテムを集めたりと蒐集に余念がないらしい。でもきっとこのコラボスウェットはまだチェックしてないはず。かわいらしいスヌーピーのイラストも限定アイテムとしてのポイント高し。
バンドにずっと打ち込んできた彼のお気に入りアイテムはカーディガン。「何着あってもいいね」と笑う彼に、トレンドのシャギーニットをチョイス。ペイズリーやダイヤといったクラシックな柄もロックなキャラクターにぴったり。なにより実際に着てもらう前に、その姿を想像できるのが面白いところ。彼のために作られたものなんじゃないかって思うくらいに。