Bar Lupin Ginza
Tsukamoto Fudosan buillding B1
, 5-5-11 Ginza , Chuo-ku , Tokyo
今回訪れたのは、銀座みゆき通りの路地裏に佇む老舗バー、1928年(昭和3年)創業の『銀座・ルパン』。開店当時は、女給(接待する女性スタッフのこと)がサービスをするカフエーという洋風の酒場スタイルの店だったが、1936年(昭和11年)にカウンターバーに改装。目印となるアイコニックな看板は、「怪盗アルセーヌ・ルパン」原作本の口絵をアレンジしたとか。
当時は界隈に文藝春秋社や朝日新聞社などがあったことから、太宰治や坂口安吾、菊池寛、泉鏡花、永井荷風、川端康成といった名だたる文土や文化人に愛された歴史をもち、今でも文豪バーとして親しまれる名店。
扉を開けると、趣きのある階段が。踊り場には、フランス版「怪盗アルセーヌ・ルパン」のポスターが飾られている。
重厚なヤチダモのカウンターが印象的な店内には、創業当時から佇むスタンドやアンティークが並び、まるで時を遡ったかのような昭和レトロな空間が広がる。ここには、慣れ親しんだ常連客や文豪好き、会社帰りの女性がふらっと1人で来店することも多いのだとか。お酒の楽しみ方は人それぞれ、何より大切なのは「いかに自分自身がリラックスして楽しめるか」だと、マスターの開幾夫さんが教えてくれた。
バー初心者であることを伝えると、味の好みや気分をマスターが丁寧にヒアリング。さっぱりしたものという要望に沿って作ってくれたカクテルは、エルダーフラワーのモヒート(1,980円税込)。見た目にも爽やかな一杯は、蒸し暑い夏にぴったり。
決して強くはないものの、お酒が大好きだという新田。そのお味は...??
ビーチサンダルや短パンのように、ラフすぎる服装でなければ基本はOK。気軽に立ち寄っていただきたいという思いから、細かなルールはなし。
背伸びをして注文するよりも、「初めてきた」ことを素直に伝えること。そうすることで、バーテンダーとのコミュニケーションも円滑に、ありのままに楽しい時間を過ごせるはず。
ついついカッコつけてしまいがちだが、バーテンダーも占い師ではない。はっきりと「何が好きで、どういう気分なのか」を伝えて欲しいのだそう。
Today’s Rara
「初めてのバーは、少しだけ大人っぽいレディな装い。クラシカルな雰囲気を纏うダブルジャケットには、ニュアンスカラーのタートルネックとストラップのワンピース、足元に華奢なヒールのサンダルを合わせて、程良い抜け感を出しました。」
「オーバーサイズのダブルジャケットは、今シーズンのトレンドアイテム。アレンジしやすいロングチェーンのシルバーネックレスをアクセントにコーディネートしています。」
Item Credit
Jacket [raspail] ¥106,480(inc. tax)
Dress [Uhr] ¥39,600(inc. tax)
Tops [SHIPS] ¥14,960(inc. tax)
Necklace [ERICKA NICOLAS BEGAY] ¥50,160(inc. tax)
※その他ピアス、眼鏡、サンダルは私物
バーが似合う
大人レディな
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『銀座・ルパン / Bar Lupin Ginza』
住所:中央区銀座 5-5-11 塚本不動産ビル 地下
Google map
電話番号:03-3571-0750
営業時間:17:00~23:30(L.O.23:00)
定休日:日・月(月曜以外の祝日は営業)
※チャージ(お通し付)は、1人880円(税込)