おこもりタイムが充実！今年のクリスマスはムービーナイトで決まり

アカデミー賞で５部門受賞
現代にも通ずる社会問題を描いた名作

1979年に公開した『クレイマー・クレイマー』は、ダスティン・ホフマンとメリル・ストリープが共演した名作。家庭を顧みない夫テッドに嫌気がさし、妻ジョアンナが7歳の息子ビリーを置いて家を出て行ってしまう。妻が家を出てから息子との接し方も分からないテッドだが、父親なりの接し方でビリーを愛し良好な関係を築き上げる。ジョアンナが家を出てから1年半後、お互いに息子と暮らしたいジョアンナとテッドはビリーの親権を巡って法廷で争うことに。離婚、親権争い、女性の自立など当時のアメリカで起きている社会問題を背景に描いた本作は、見る人によって結末の捉え方が異なると言われています。

クリスマスと言えばコレ！
ケビンと泥棒のドタバタコメディ

1991年に公開した『ホーム・アローン』は、今やクリスマス映画の定番ともいえる傑作。クリスマス休暇にパリ旅行に向かうマカリスター家と伯父一家は、出発の日にみんな仲良く朝寝坊。大慌てで空港へ向かい飛行機にギリギリ駆け込むことができたが、末っ子のケビンを家に置いてきてしまうという大失態……。一方ケビンはやりたい放題！そこにマカリスター家が留守だと思った泥棒がやってきて、泥棒VSケビンによるドタバタ劇が始まります。子どもの頃はケビンの気持ちに、大人になってからは母親の気持ちに感情移入してしまう本作は、何度見ても楽しめます。

女の子の憧れが詰まった
海外ドラマの名作

ニューヨークで暮らす女性4人の本音を描き、エミー賞にも輝いた大ヒットテレビドラマ『SEX AND THE CITY』がついに映画化。コラムニストのキャリー、弁護士のミランダ、夫と養子とともに幸せな家庭を築いているシャーロット、プロモーション会社経営のサマンサが繰り広げるラブコメディ。本作では40代になったキャリーの結婚を軸に物語が展開するが、やはり一筋縄ではいかないのがSATC。多くの女性が直面する恋愛や結婚、仕事や友情などの問題を取り上げているので映画を見ながら共感できる部分も多いはず。そして真似したくなるようなファッションも見逃せません。テレビシリーズを見たことがない人でも楽しめる作品です。

本当の愛とは、幸せとは？
今という時間の大切さを教えてくれる

2013年公開のイギリス・アメリカ合作映画。一家に生まれた男たちにはタイムトラベル能力があることを21歳の誕生日に、父から知らされる主人公がタイムトラベルが引き起こす不運を乗り越えながら、愛しい彼女をゲットする物語。
イギリス南部に住む主人公のティムは21歳になると、父から自分にタイムトラベル能力があることを伝えられる。弁護士を目指してロンドンに移り住んでから、メアリーという女性に出会い心奪われたティムはメアリーを恋人にしようとタイムトラベルを繰り返しながら彼女の愛を勝ち取ります。その後もタイムトラベルを繰り返すティムでしたが、やがて重大なことに気がついてしまう。