Safe & Clean Vol.33 SHIPS ジュニアライフセービング体験2019 今夏も開催決定! Safe & Clean Vol.33 SHIPS ジュニアライフセービング体験2019 今夏も開催決定!

Safe & Clean Vol.33
SHIPS ジュニアライフセービング体験2019
今夏も開催決定!

NPO法人 下田ライフセービングクラブの活動理念に賛同し、1996年からその発展と振興をサポートしているSHIPS。毎年夏には、小学生を対象としたライフセービング体験を実施している。今回はその「SHIPSジュニアライフセービング体験」の紹介と、下田ライフセービングクラブが主催する「ジュニアライフセービング・育成プログラム」の取り組みについてを訊いた。

ビーチでの正しい楽しみ方や応急措置を楽しく学べる!
夏休み、SHIPS
ジュニアライフセービング体験
Safe & Clean Vol.33 SHIPS ジュニアライフセービング体験2019 今夏も開催決定!

夏の海を安全に楽しむための知識や方法を、下田ライフセービングクラブのライフセーバーと一緒に体験して身につけるプログラム。体験活動をとおして「海での安全な遊び方」や「人や環境への思いやり」を育むことを目的としています。夏休みの思い出づくりに、ぜひご参加ください。参加者にはかわいいオリジナルTシャツをプレゼント!

Safe & Clean Vol.33 SHIPS ジュニアライフセービング体験2019 今夏も開催決定!
Safe & Clean Vol.33 SHIPS ジュニアライフセービング体験2019 今夏も開催決定!
Safe & Clean Vol.33 SHIPS ジュニアライフセービング体験2019 今夏も開催決定!

■開催日・会場
第1回 7月27日(土)白浜大浜海岸(静岡県下田市)
第2回 8月3日 (土)入田浜海岸(静岡県下田市)
第3回 8月10日(土)弓ヶ浜海岸(静岡県南伊豆町)

■集合場所/各ビーチのSHIPSテント前

■時間/13:00 ~ 15:30

■対象/小学生(1回につき定員30名)
※参加者には、SHIPSオリジナルジュニアライフセービングTシャツをプレゼント。

■参加費/無料

■申込方法
SHIPS SAFE & CLEAN CAMPAIGN 24 特設サイトよりお申し込みください。
http://ships-lifesaving.jp/

Safe & Clean Vol.33 SHIPS ジュニアライフセービング体験2019 今夏も開催決定!

地元では習い事のひとつとなっている、ジュニアライフセービング

前号では下田ジュニアライフセービングクラブ出身の現役ライフセーバーにお話を伺いましたが、今回はジュニアライフセービングの指導者たちが登場。錦織 琴さんは大学在学中から現在まで約7年ジュニアを指導、武田実久さんは自らも小学校3年生からジュニアに在籍し、現在は下田市役所に努める生粋のローカル。現在、指導者として4年目を迎えている。

ーー毎年、「SHIPS ジュニアライフセービング体験」というイベントが夏におこなわれています。これはあくまでも体験会ですが、下田ライフセービングにはジュニアの組織があるんですよね。

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錦織 小学校3年〜高校3年までの子どもたちをジュニアメンバーとして育成しています。練習は毎週土曜・日曜、約2時間程度。心肺蘇生法など救命方法を指導することもありますが、基本的には大会に向けた練習となります。

ーー幅広い年齢の子たちが集まっているんですね。学年ごとに区切ったりもしているんですか?

錦織 大きくは、小学生と中高生という2つのグループで分かれています。そこからさらにレベルに応じて分けていきます。

武田 学年は同じでも、ジュニアに入ってきた時期などで技術も個人差が生まれてしまう。下田ライフセービングクラブでは、以前からやっている子たちが、初心者の友だちの面倒を見るというのが鉄則。メンバー全員に「いいお手本になるように」と指導しています。

ーー子どもたちはどういう感覚で入ってくるのですか? スポーツとしてなのか、教養的な習い事なのでしょうか。

錦織  大きくは、小学生と中高生という2つのグループで分かれています。そこからさらにレベルに応じて分けていきます。

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ーー武田さんはご自身もジュニア出身ですが、指導者になるまでにどんな心境の変化がありましたか?

武田 人命救助などの技術や海の知識、日々の経験、それらすべてが人として大きな自信を与えてくれました。また、ジュニアプログラムの指導やパトロールなどは、人とのコミュニケーションがとても大事。そういう面においてもとても鍛えられたと思います。

ーージュニアライフセービングに通うことで、どういう部分が鍛えられると思いますか?

錦織 ライフセービングの競技はタイム方式ではないですし、海という自然を相手にする競技なので、毎回誰が一番になるかわからないんです。つまり、諦めずに頑張ることで良い結果が生まれることがある。そういう「諦めない気持ち」を学んで欲しいですね。あとは、「好きなライフセービング活動ができるのは、それを支えてくれる人たちがいるからだよ」ということも常に伝えています。感謝の心も大事にして欲しいと思います。

武田  ライフセービング活動では、お客さんへの声かけや仲間同士の連携プレーなど、コミュニケーション能力が必要な場面がとても多いんです。そういった能力は経験のなかで育っていくもの。クラブには、学生から社会人までさまざまな年齢の人がいるので、そういった意味でもコミュニケーション能力は磨かれていくと思います。また、ジュニアの時代はパトロールはおこないませんが、人のために何かをしたいと思ったり、そのために一歩踏み出せるような大人になって欲しいと思います。

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SHIPS ジュニアライフセービング体験で夏の思い出づくりを!

ーー最後に、毎夏におこなわれている「SHIPS ジュニアライフセービング体験」の魅力についてお願いします。

武田 体験活動をとおして「海での安全な遊び方」や「人や環境への思いやり」を育むことができると思います。夏休みの思い出づくりにもぴったりではないでしょうか!

錦織 まずは海や自然で遊ぶことが好きになってくれたら嬉しいです。そこから海の知識や、自分の身が危険になったときのサインなど学び、何かひとつでも成長を感じてくれればと思います。