植物をいつも身近に。「The Landscapers」のディフューザーが生み出す心地よい空間 植物をいつも身近に。「The Landscapers」のディフューザーが生み出す心地よい空間

植物をいつも身近に。「The Landscapers」の
ディフューザーが生み出す心地よい空間

植物好きな夫婦が立ち上げた、ボタニカルブランド「The Landscapers」。これまでとは違った発想で、植物を身近に感じてもらえるよう、さまざまなプロラダクトを発信しています。SHIPSで取り扱いがスタートするディフューザーもそのうちのひとつ。今回はクリエイティブディレクターの塙さんにお話を伺いました。

植物をいつも身近に。「The Landscapers」のディフューザーが生み出す心地よい空間

―「The Landscapers」を立ち上げた経緯を教えてください。

「夫婦で立ち上げたのですが、もともと僕らは同じインテリアショップで働いていて、立ち上げを考えたときは僕はアパレルメーカー、妻は造園の仕事をしていました。当時住んでいた場所も自然が多くて申し分ない環境だったのですが、どうせだったら行き切った環境に移住したいという想いから、鎌倉山に移り住んだんです。そのときに心機一転何かをしようと思い、お互い植物が好きだったこともあり、植物というものをひとつのブランドとして立ち上げられないかなと思い立ったんです。アパレル時代に学んだブランディングを生かし、まずは名前を決めてビジュアルを作ることからスタートしました」

植物をいつも身近に。「The Landscapers」のディフューザーが生み出す心地よい空間

―コンセプトを教えてください。

「身近に植物を置いて欲しい」という思いがつまっています。なかでも今回SHIPSさんで取り扱いがスタートするドライフラワーのディフューザーは、そのコンセプトにとても合っています。植物を育てた経験がある人は多いと思うのですが、枯らせてしまってそのまま育てることを辞めてしまうことが多く、それがとても悲しくて。例えばしょっちゅう海外出張をしなくてはならないお仕事の方だと、どれだけ植物が好きでも手入れが不可能ですよね。でもこのディフューザーなら、特別な手入れをしなくても身近に植物を感じることができます。園芸屋さんだとなかなか難しい提案だと思うのですが、「The Landscapers」のプロダクトとして植物に興味を持ってもらい、そこにひとつの価値観を見出してもらう。そしてライフスタイルの一部にしてほしいという思いがあります。

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―このディフューザーはありそうでなかったなと思いました。思いついたきっかけは?

最近、インテリアとして「香り」を取り入れている人が多いのですが、「植物」と「香り」というキーワードで何かを作るとなったら、お香やディフューザーで植物系の香りを作るのが一般的かと思います。でもそれだったら面白くなくて、僕らがやる意味がないなと思い、逆の発想でドライフラワー自体で表現できないかなと思ったのがきっかけでした。

―なるほど。思いついてすぐに形にできるものなのでしょうか?

形にするまですごく大変だったんです。僕らがドライフラワーに香料を吹きかけたところでできるものでもなく。吹きかけても香りが拡散しないんですよね。それで自分たちだけでは研究する時間がかかりすぎると思ったので、調香師さんがいる工場へ相談しに行きました。僕らの想いをわかってくれて、どうしたらうまく香りが拡散するかということを試行錯誤を重ねて生まれたものです。パッケージから出した瞬間に、部屋中に香りが拡がりますよ。リビングやトイレなどで使っていただければ、通常2ヶ月は香りが持続します。

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―どんな香りがありますか?

ジャスミン、シトラス、ローズ、フルーティ、そしてウッド系の、全部で5種類を用意しています。すべてベーシックな香りなんですが、それぞれ個性を出したくて、少しだけ特別なエッセンスを加えているんです。調香師さんと相談して、このなかの5つの香りを合わせてもぶつかり合わないように調合してもらっています。極端な話、5つの香りすべてを組み合わせても、1つの香りとして共存できるようになっているんです。

―5つ合わさった香りも気になりますね。

香りももちろんですが、2ヶ月で拡散能力がなくなっていくので、だんだん買い足していったら1年間で6本になりますよね。そうするとスワッグとしても楽しめます。普通のディフューザーは空になったものを置いておいてもいいですけど、6個空になったものを置いておくって少し不自然ですよね。でもこれならインテリアとして楽しめます。そうやって植物を身近に感じていただけると嬉しいですね。

―植物はどのようにして選んでいるのでしょうか?

ドライラワーのプロの生産者さんから買い付けているのですが、大体いつも直感で選んでいます。ひとつだけこだわっているとしたら、普段日本で見ることがない植物にしています。プロダクトとして見たときに、日常歩いていて目が止まるものより、非現実的な面白さが演出できるなと。主にオーストラリアやニュージーランド、南アフリカなどの南半球で、ネイティブフラワーと呼ばれているものを使っています。

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―その他にこだわりはありますか?

こだわりというよりはちょっとしたこぼれ話のようなものなんですが、実は5つの香りそれぞれに架空の人物名をつけているんです、シトラスだったら「シトラス・フランク」、ローズだったら「リタ・ローズ」というように。架空の名前といえども適当にはつけられないので、アメリカに20年以上住んでいる先輩に「実際にいますか?」って相談して(笑)。ちなみにジャスミンは先輩の強い希望もあって、「ジャスミン・ジョーダン」にしているんですが、マイケル・ジョーダンの娘の名前なんですよね。先輩はずっとバスケットボールをやっていたので、「もうこれは俺のエゴだけど入れてくれ!」って(笑)。人名をつけるとまた少し愛着もわきませんか?

―確かに! こぼれ話も面白かったです。今回はありがとうございました。

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The Landscapers

クリエイティブディレクター 塙 正樹さん

植物をいつも身近に。「The Landscapers」のディフューザーが生み出す心地よい空間

インテリア会社「IDEE」に勤務後、アパレルから広告代理店など、様々な業種でクリエイティブ企画・営業・製作などを経験。IDEE時代に知り合った麻衣子さんと結婚。2014年、夫婦でボタニカルブランド「The Landscapers」を立ち上げ、鎌倉山に旗艦店「AROUND」をオープン。

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リピーターも続出する
洒落感たっぷりなディフューザー

ナチュラルドライフラワーに、5つの香りを施したディフューザー。真空パッケージから出した瞬間、部屋中に良い香りが放たれる。日本に咲いていない花が目を引くこちらは、飾っておくだけでインテリアとしての洒落度も抜群です。

植物をいつも身近に。「The Landscapers」のディフューザーが生み出す心地よい空間

左から
ディフューザー ¥5,000(+tax) / The Landscapers
ディフューザー ¥4,200(+tax) / The Landscapers
ディフューザー ¥5,000(+tax) / The Landscapers
ディフューザー ¥4,200(+tax) / The Landscapers
※実際にSHIPSで取り扱う商品と若干異なる場合がございます。


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  • 住所:神奈川県鎌倉市鎌倉山2-16-36
  • 電話:0467-81-4508
  • 営業:11:00〜17:00
  • 定休:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日火曜日が定休となります)
  • URL http://landscapers.jp
  • Facebook @thelandscapers.jp
  • Instagram @the_landscapers_japan