NPO法人 下田ライフセービングクラブの活動理念に賛同し、1996年からその発展と振興をサポートしているSHIPS。海での啓蒙活動を目的とした「SHIPS セーフ＆クリーンキャンペーン」は、この夏で24年目を迎えた。これまでにのべ約38万人以上のお客さまが参加しているこの活動。ここでは、今年のハイライトをご紹介！
人気の子ども向けプログラム
「SHIPS ジュニアライフセービング体験」
「SHIPS セーフ&クリーン キャンペーン」の目玉ともいえるプログラムが、「SHIPS ジュニアライフセービング体験」。これは、主に首都圏在住の子どもたちを対象としたもので、海での安全や事故の予防に関する知識を、本で読んだり聞いたりするだけでなく、実体験を通して身につけてもらうことを目的としている。
今夏第１回目のジュニアライフセービング体験プログラム（白浜海岸）は、残念ながら台風の影響で中止に。しかし、第２回目の入田浜海岸、第３回目の南伊豆町・弓ヶ浜海岸では、一部区間で遊泳注意または遊泳禁止があったものの、晴天に恵まれ無事開催することができた。結果的に、のべ約70名の子どもたちがプログラムを体験。夏の思い出に華を添えた。
伊豆下田・白浜大浜海岸 ／
台風のため中止
伊豆下田・入田浜海岸 ／
キッズ参加者：30名
南伊豆町・弓ヶ浜海岸 ／
キッズ参加者：31名
SHIPS社員も親子で参加
今年初めて、小学生の子どもをもつ社員にも参加を募り、親子で「SHIPS ジュニアライフセービング体験」を楽しんだ。
クリーンキャンペーンも開催！
遊泳客の方々に、環境美化についての意識を高めるための呼びかけも毎年おこなっている「クリーンキャンペーン」。キャンペーン期間中は、ビーチで拾ったゴミをパトロールタワー（ライフセーバーの監視塔）まで持ってきていただいた方に、SHIPSオリジナルリユースバッグをプレゼントした。
海水浴場での安全を啓蒙するため、子ども達を対象とした紙芝居を実施。また、有事の際のサインとして「助けてサイン」の啓蒙をおこなった。
一般参加のビーチフラッグスを通じて、ライフセービングを体験するキャンペーン。上位入賞者には、SHIPSよりオリジナルグッズをプレゼント。今年は、小学生を対象に白浜海岸・入田浜海岸・弓ヶ浜海岸にて開催され、多くの子どもたちで賑わった。
海水浴場での安全を啓蒙するため、安全に対する知識をクイズ形式にして出題。楽しみながら知識が身につくと、遊泳客の方たちからも大好評だった。
下田ライフセービングクラブよりメッセージ
2019年も「SHIPS セーフ&クリーン キャンペーン」を開催することができました。皆さまのご協力に感謝いたします。 海水浴場の安全は、ライフセーバーの監視、パトロールで保つ事ができますが、決して安全ではありません。もっとも重要なことは、遊泳客の皆さま自身が海での 安全について認識をすること。ライフセーバーと遊泳客の方々の意識がひとつになって、初めて安全な海水浴場となります。そのため、下田ライフセービングクラブでは、各種キャンペーンを通じて、安全の啓蒙、環境美化に努めています。
子どもと一緒に初参加しました。我が子はニッパーボード体験がお気に入りだったようです。ライフセーバーが使用している器具を使っての体験は、大きな魅力だと思いました。 また、社員向けに行われたファーストエイド講習においては、AED、心肺蘇生法に関しても学びました。我が子は救急救命士に憧れがあるので、この経験は素晴らしいものでした。 自然の怖さ、大切さ、緊急時の対処方法などを親が教える機会は少ないので、とても貴重な経験です。子どもは現在も、人口呼吸、海での緊急時サインの練習を自宅でやっています（笑）
ボランティア活動の一環である、ライフセービングクラブや、ライフセーバーの方々をサポートしているのは、SHIPSとして非常に意義のある事だと思いました。そして、子どもがこの体験プログラムをとても楽しんでいたこと、一生懸命に頑張っていた姿が印象に残っています。SHIPSの社員として、この活動をもっとサポートしていければと感じました。