ロード・エコー来日ライブ決定！ SHIPS MAG限定でライブ音源公開!!

秋の夜長にのんびり気分で聴きたい、ニュージーランド発の極上ミュージックを届けてくれるプロデューサー、エンジニア、DJのマイク・ファビュラス。彼のプロジェクトが、LOAD ECHO（ロード・エコー）だ。日本にファンが多く、2014年以来毎年来日しているが、今回は初となる7人編成のフルバンド。東京（9/21・土曜）、岡山（9/22・日曜）、大阪（9/28・土曜）とツアーを行う。
SHIPSは、オフィシャルスポンサーとしてTシャツ、パーカ、キャップといったコラボアイテムを制作（詳細は文末へ）。ライブ会場や会場近くのSHIPS店、ECショップで販売される。さらに、来日公演時の音源をSHIPS MAG限定でストリーミング配信というスペシャルな企画も!!

9/21（土）に東京・渋谷のＷＷＷＸでおこなわれた「LORD ECHO LIVE in TOKYO supported by SHIPS」のライブ音源。

来日公演を控えたロード・エコーにインタビュー

SHIPS　2014年以来、年に一度のペースで来日されています。日本の印象を教えてください。

ロード・エコー　僕のお気に入りの場所だよ。というのも、自分は細かい部分にこだわりをもって音楽を作っているんだ。日本人はそういう繊細なこだわりを大切にしているから、ホッとする。自分のやり方は間違ってないと思えるし、そこに共感してくれるファンがいっぱいいるからね。

SHIPS　　レゲエやダブ、ソウルを軸としたクロスオーバー的なサウンドは、どのような環境から生まれたものなのでしょうか？

ロード・エコー　ニュージーランドは島国で、その他の地域から孤立している。だからこそ、さまざまなジャンルを組み合わせて実験することが容易なんだと思う。旅行とかに行くと、異なったスタイルの音楽や、異なる文化に出会うよね？　そんなときは必ず「Oh No！　自分にはこの音楽を真似することができないし、自分はこの文化に属していない!!」と思ってしまうんだ。でも、そういう体験を持ち帰って、ニュージーランドでいろいろなスタイルを試すことができる。

ウェリントンでは毎日ビーチに行っているよ

ーー夏の美しい風景が浮かぶ、心地よいサウンドが魅力です。音楽を作るときには、「こんな場所で聴きたい・聴いてほしい」というようなことを想像しますか？

ロード・エコー　自分の音楽がDJによってプレイされることをイメージしているよ。それは常に僕の中にある。でも、他の種類の音楽を作る場合は、自分が知っている特定の人を想像することもあるよ。彼らは何を感じ、どのように聴くんだろう？　とかね。

ーーそんな音楽が生まれる原動力、休日のお気に入りの過ごし方を教えてください。

ロード・エコー　家から車で5分程度ということもあって、毎日ビーチに行っているよ。ウェリントン（ニュージランドの首都、北島南端部に位置する）の水はすごく冷たくて、夏でも凍えそうになるくらいのときがある。でも、最高だよ。その近くで読書をしたり、音楽を聴いたりしている。あとは森の中にある小屋で過ごすのも好き。とてもピースフルな場所なんだ。

ーーあなたのファンがニュージーランド旅行を企画していたら、どこをおすすめしますか？

ロード・エコー　僕の住むウェリントンは、都市というよりも丘がたくさんある街といった感じ。でも、カフェがたくさんあってコーヒーは美味しいよ。最近はクラフトビールの醸造所もできたし。『フィッシャーマンズプレート』というベトナム料理屋さんのフォーはぜひ食べて欲しいね。あとは、風光明媚な南島もおすすめ。ニュージーランドの都市はほかの国よりもエキサイティングではないけれど、街からすぐの場所に美しい自然があるのが魅力だと思う。

日本でのライブは良いヴァイブスが生まれると思うよ！

ーー9月の日本ツアーは、初となる7人編成のフルバンドですね。このメンバーは昔からのメンバーなのでしょうか？

ロード・エコー　ドラマー兼プロデューサーであるCory Championを除いては、お馴染みの顔だよ。Coryは、これまで僕がやっていたエイブルトン（音楽ソフト）の操作と、パーカッション担当する。そうすると、僕はベースまたはギターの演奏に集中することができる。コンガとトランペットのIsaac Aesiliはタイ在住。サックスのLucien JohnsonはNYだけど日本で演奏するよ。彼らはロード・エコーに欠かせないメンバーだね」

ーーどんなライブにしたいとお考えですか？　見どころ・聞きどころを教えてください。

ロード・エコー　これまでライブで演奏したことがない、往年の人気曲を演奏しようと思ってる。あとは、3rdアルバム『HARMONIES』の曲を別バージョンでプレイしたいね。メンバーはみんな日本が大好きだし、フルバンドでのライブだから良いヴァイブスが生まれると思うよ！

ーー普段はどんなファッションでいることが多いですか？

ロード・エコー　プライベートは功利主義なんだ。5年以上前から、毎日同じ服を着ているよ。Tシャツはグレーの1種類、青いスウェットシャツが1種類、同じ靴が2足。そして、ジーンズかトラックパンツの2ペア。毎朝、何を着るか考える必要がないのがいいね。

ーー最後に、今後の予定を教えてください。

ロード・エコー　いまはスタジオをふたつ作っているところ。市内にひとつと、ビーチにひとつ。早く試してみたくて仕方がないよ。来年にはそのスタジオで新しいアルバムを作り始めたいと思っている。ライブに関しては、日本ツアーのあと、ウェリントン出身の人気バンドであるFat Freddies Dropのアルバムリリースツアーのオープニングアクトとして、ヨーロッパを1ヶ月回る予定だよ。

ーー来日公演楽しみにしています！　今日はありがとうございました。