みんな大好き、食べれば誰もがハッピーになる。そんなカレーに魅せられたSHIPS・横山博之がナビゲートする最高の一皿。愛しの彼女だって、一口頬張ればたちまち笑顔になるはず! 今回横山が足を運んだのは、日本が誇るビッグシティ、新宿。老舗からマニアックなお店まで、人気店がひしめくこの街。横山レコメンのお店は美女の胃袋をつかめるのか。新宿編、スタートです!
Khaju ルミネエスト新宿店のショッププレス。インスタグラムでは、170cmの身長を生かした、マニッシュなコーデで多くのファンを持つ。カレーは「さらっとしていて、重たくないタイプが好き」とのこと。
彼女のアカウントをチェック!
https://www.instagram.com/s_03_/
オーナーの吉野さんは、長野は松本の名店「シュプラ」で修行を積み、カレーを愛する友人たちと現在のお店をオープン。カレー激戦区のこの街で、14年に渡り、愛され続けています。ドライキーマをのせたライスと、カレーのルーが別皿で提供される、独自のスタイルで人気です。油・塩分は極少、化学調味料、添加物、乳製品、卵、小麦粉はすべて不使用という徹底ぶり。胃もたれ知らずのカレーです。
Aランチ
ドライキーマのせライス+トマトとチキン(辛口)
¥1,200(税込)
ライスの上には、ドライキーマ、きざみしょうが、アチャール(インドのお漬物)が。別皿で出てくるカレーは4種から選べます。全てのカレーにきざみ野菜が付いてくるのもヘルシーで嬉しい。全部を一皿に乗っけて、混ぜて食べるスタイルもオススメです。
キーマ丼 ¥1,000(税込)
(ランチ限定メニュー)
丼といっても、見た目はカレー。別皿ではなく、最初から、キーマのせライスにチキンカレーがかかっています。きざみ野菜、アチャール、しょうがと野菜もしっかり摂れます。しかもお米は、三分づき玄米を使っているからヘルシー。
キーマといえば、普通豚と牛の合挽きが多いのですが、ライオンシェアは鶏肉ベースのため脂っこくありません。また、脂・塩分控えめで胃もたれしにくいので、お酒を呑んだ翌日のランチにもオススメです!
〈TEL〉 03-3320-9020
〈住所〉 東京都渋谷区代々木3−1−7
〈営業日〉 月〜土11:30〜14:00、18:30〜23:00(22:00 Last Order)
〈休業日〉 日曜日、祝祭日
http://www.lionshare.jp/
創業は、東京オリンピックが開催された1964年。現オーナーの祖母が開業しました。創業当時、メニューはポークカレーのみ。カレー屋といえば、中村屋かモンスナックぐらいしかなかったそう。紀伊国屋ホールの下ということもあり、舞台俳優さんや落語家の方も多く足を運んでいたようです。味は今も変わらず、サラサラのスープ状のカレーを提供。独特な酸味があって、ひと口食べると、食欲が湧いてきます。コの字のカウンターはちょっと狭いけど、これも風情。休み時間のない通し営業で、新宿のサラリーマンや学生を支え続けている存在です。
カツカレー ?900(税込)
モンスナックといえば、スープのようなルー。ほのかな甘みと酸味が感じられる、どこか優しい味わいです。辛さも控え目で、万人受けするマイルドさ。カツは細めにカットされていて、ルーやライスと一緒に口に運びやすく計算されています。
カレーバターライス ¥800(税込)
女性客の人気も高い、カレーとバター風味の炊き込みご飯。店内メニューでも一番下のところにある、通好みな一皿です。塩味が効いていて、リピーターが多いのも頷ける味わい。カレー風味の素揚げチキンが2本、さらにサラダもついているので、食べ終わる頃にはお腹いっぱいです。ミニドリンク(オレンジジュースorアイスコーヒー)も付いてきます。
あっさりしながらもコクがある、サラサラのルーはモンスナックならでは。辛さやスパイスの風味が抑え目なので万人にオススメできる、どこか懐かしさの漂う日本的なカレーです。休憩時間に何度足を運んだことか(笑)。割引だけでなく、会計時にゆでたまごサービス券がもらえたりと、リピーター得点も満載。これからも通い続けます!
〈TEL〉 03-3352-3052
〈住所〉 東京都新宿区新宿3-17-7 紀ノ国屋ビル地下1F
〈営業日〉月?金11:00〜21:00(20:45 Last Order)
土、日、祝日11:00〜20:30
〈休業日〉 なし
http://www.monsnack.com/
2007年、この地にお店を構えたオーナーの馬屋原さんは、北大カレー部で経験を積んだ、いわばカレーのエリート。世界中のカレーを研究し、昨年はロシアと中国の新疆ウイグル自治区まで足を伸ばしたそうです。お店の看板は「チキンカレー」。一皿あたりに玉ねぎ丸々一つを使ったベースを一晩寝かし、お店で配合した多種多様なスパイスを加えて仕上げた香り高いカレーです。大学時代の先輩から仕入れているお米は、「大地の星」という品種で、大粒で少し固めの食感がカレーと相性抜群。
なすチキン ¥880(税込)
チキンカレーをベースに、素揚げしたナスをトッピングした初夏にぴったりのカレーです。ルーから香る玉ねぎの甘さと輪切りで素揚げすることで香ばしさをましたナスの香りが、お口の中で広がります。
海老とプチトマト ¥980(税込)
玉ねぎベースのカレーが海老の出汁でシーフードカレー風味に変化。プチトマトは、オーナーの馬屋原さんが旅先で、熱を加えたトマトのおいしさに驚き考案されたそう。
たまねぎベースのカレールーから、香り高いスパイス、お米の品種まで、随所にこだわりが詰まっています。行くたびに発見がある、カレーが好きならずっと通えるお店です。旬の素材を使ったスペシャルカレーも不定期で提供されるので、気になる人はtwitterをチェック! https://twitter.com/currykusa/
〈TEL〉 03-5379-0790
〈住所〉 東京都新宿区新宿2-4-9 中江ビル2F
〈営業日〉ランチ11:30〜15:00
ディナー 18:00〜21:00 (20:40 Last Order)
〈休業日〉 なし。臨時の休みなどはHPをご覧下さい。
https://currykusa.com/
PROFILE
大阪生まれ。2014年のSHIPS入社以前、寿司屋で修行を積んでいた際に偶然カレーにハマり、友人たちとともにさらなる美味を求めて行脚するように。そんな軌跡をインスタグラムにアップしていくうちに、自然と#よこカレーが広まり、フォロワーが急増。日本各地のカレーショップを尋ねつつ、本場の味を知るためにインドへも足を運ぶというエンスーぶり。美味しいカレー屋が知りたい有志は、ルミネエスト新宿店を訪ねられたし。
Instagram:yoko_0727