動きやすい素材感重視でコーディネイト!   “旅服”提案・アジア編〜台湾3泊4日の場合〜 動きやすい素材感重視でコーディネイト!   “旅服”提案・アジア編〜台湾3泊4日の場合〜

動きやすい素材感重視でコーディネイト!
“旅服”提案・アジア編〜台湾3泊4日の場合〜

大人カジュアルでも、“スポーティ”というキーワードは外せないものの一つ。そんな“スポーティ=動きやすさ”がもっとも求められるシーンといえば、やはり旅行です。特に、家族や友人、パートナーと行くプライベートな旅行のときこそ、リラックス感のあるスポーティカジュアルが活躍します。今回は、旅行での装い、すなわち“旅服”に焦点を当て、SHIPSプレス 今が実際に行った3泊4日の台湾旅行の記録を追跡しながら、実際のコーディネイトになぞらえて旅服をご提案します。ポイントは、動きやすさと心地よい素材感。台湾の観光スポット案内としてもご活用ください!

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今回の宿泊地は、台北でも好立地の中山区にある「リージェント台北」。
ホテルに荷物を預け、早速、台北市内へ。

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少し肌寒かったので、温度調整のしやすいニットカーディガンを着用しました。 インナーには、肌触りのよいヘンリーネックTシャツを合わせています。パンツは、ポケットが多くて旅行では何かと便利なファティーグパンツをチョイス。薄手の柔らかコットンで動きやすいのもポイントです。

ニットカーディガン ¥53,000(+tax) / Drumohr
ヘンリーネックTシャツ ¥12,000(+tax) / AURALEE
パンツ ¥26,800(+tax) / East Harbour Surplus
スニーカー ¥39,000(+tax) / BEYENE

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この時期の台湾は、まだ朝夕は少し肌寒い日がありますし、突然雨が降ることもしばしば。ストールや折りたたみ傘があると安心です。なるべくコンパクトなショルダーバッグに収納するのがセオリーです。

リネンストール ¥10,000(+tax) / ARIANNAMORE
アンブレラ ¥5,000(+tax) / SHIPS
ショルダーバッグ ¥15,000(+tax) / Manhattan Portage × SHIPSMORE
キャップ ¥5,500(+tax) / Champion × SHIPS AUTHENTIC PRODUCTSMORE

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台北市内を観光後、行ってみたかった夜市へ。臭豆腐の匂いが若干キツイ……!
地元のみなさんが食べていたのは、角煮のようなものがダイナミックにご飯に乗ったものや、麺類、イカの姿揚げetc.……、とにかくどれもボリュームが凄い!

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夜市はほどほどにして、観光客にも人気の居酒屋へ。水槽で泳ぐ新鮮な魚介類はもちろん、調理法も選べるのがうれしいポイントです。お魚の名前は、台湾ネームでよくわかりませんでしたが、とりあえず白身をチョイスしてお刺身をいただきました。やはりボリューム満点でびっくり!

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観光地を複数巡るなら、やはりストレスの少ないスポーティカジュアルが理想です。インディゴのスウェットパーカにリブパンツというラクちんな装いで1日中動き回りました。

パーカ ¥9,200(+tax) / Champion × SHIPS AUTHENTIC PRODUCTS MORE
Tシャツ ¥2,500(+tax) / Hanes × SHIPSMORE
パンツ ¥8,300(+tax) / SHIPS DaysMORE
スニーカー ¥39,000(+tax) / BEYENE
キャップ ¥5,500(+tax) / Champion × SHIPS AUTHENTIC PRODUCTSMORE
ショルダーバッグ ¥15,000(+tax) / Manhattan Portage × SHIPSMORE

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朝7時に集合し、まずツアーバスで向かったのは「行天宮」です。台湾にたくさんある寺院(廟びょう)のなかで、本日やってきたのは、三国志で有名な「関羽」が奉られている「行天宮」。生涯にわたって「五倫(父子の親、君巨の義、夫婦の別、長幼の序、朋友の信)八徳(仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌)」を堅守した関公(関羽)は、商業の神として奉られています。

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中に入ると、お祈りが行われていました。台湾では寺院でお祈りをすることは、ライフスタイルの一部です。

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「中正」とは中華民国初代総統「蒋介石」の本名(=蒋中正)を指し、哀悼の意を込めて建てられたものです。蒋介石90歳の誕生日にあたる1976年10月31日に着工し、1980年4月5日に一般開放されました。

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GORETEX?素材の軽量ジャケットは、1着持っていると便利です。寒暖差が激しい地域への旅行では、絶対に欠かせません。

シェルパーカ ¥26,000(+tax) / THE NORTH FACE

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細い路地の階段に沿って建つ古い館と、提灯が並ぶノスタルジックな風景。ジブリ好きなら一度は訪れたい場所ですよね。「九?」は、世界に誇るジブリ映画『千と千尋の神隠し』(2001年作品)に登場する建物や街並みのモチーフとして知られる場所です。日本統治時代に建てられ今も残る建築物は、どこか懐かしい雰囲気を醸し出しています。

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本日は都市部を散策です。天気も良く午後から気温も上がるとのことなので、初日に着たニットカーディガンにリネンのプルオーバーを着用しました。温度調整がしやすいカーディガンは、ライトアウターとして使い勝手がよく何かと重宝します。

リネンTシャツ ¥10,000(+tax) / SHIPS AUTHENTIC PRODUCTS
※他は1日目と同じ

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朝から向かったのは、ドバイのブルジュ・ハリファに次いで世界ナンバー2の高さを誇る「台北101」。台北のシンボルともいえるこの建物は、文字通り、地上101階(地下5階)からなります。

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「華山1914」は、日本統治時代の1914年(大正3)に造られた国営の酒工場をリノベーションした文化・商業施設です。しばらく放置されていた工場跡地の廃墟を台湾文化の発信地として有効利用すべく、2007年2月から再開発を進めています。

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イベントスペースと、ショップ、レストランが一つになった複合商業施設。日本統治時代に建てられた建物自体が、ノスタルジックでとても魅力的です。

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広場では、ニューバランスのイベントが開催されていました。

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日本食の定食屋さんもありました。

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3日目の締めは、鍋物専門店「天香回味」にやってきました。台北のどこにでもある激辛鍋やしゃぶしゃぶとは一味違う、独特の薬膳スープでいただくモンゴル風の鍋です。好みの野菜やお肉を好きなように選べるのもうれしいです。

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滞在4日目は、少し湿度が高く蒸し暑く感じたので、インナーにニットTを合わせました。今日は、歴史のある寺院や街並みを散策します。ニットTなら1枚で着てもサマになりますし、肌寒いときはシャツなどを羽織っても蒸れにくいので快適です。夏場の旅行なら複数枚持っていくと重宝します。

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ニットTシャツ ¥15,700(+tax) / JOHN SMEDLEY

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ニットTシャツ ¥15,700(+tax) / SHIPS

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朝からやってきたのは、1738年に建立された「龍山寺(ロンシャンスー)」。清時代に建てられた台北最古の寺院で、国立故宮博物院や中正紀念堂などと並ぶ台北の観光名所です。

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そり返った屋根の上から今にも飛び立ちそうな龍や鳳凰(ほうおう)に注目。色鮮やかな瑠璃細工でできていて、その作りは極めて精巧です。

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お線香は10元で購入できます。

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龍山寺には、「剥皮寮」というスポットがあります。実は、このあたりは萬華地区といって、百年前までは淡水河で一番大きな港町でした。それにしても漢字だけで見るとすごい地名です……。清の時代だったころ、この辺りは中国の福州から船で杉の木材が運ばれ、皮を剥いで加工したとのこと。それが由来だそうです。

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台湾の伝統的な建築様式と、洋風なバロック様式が渾然一体となった「剥皮寮」の街並みは、近代までほとんど完璧な形で残されていました。老朽化が進んだ1988年からは台北市政府も保存に着手し、2009年には修復を終えています。

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台北3泊4日の旅は、ここで終了です。主要なところだけを抜粋してご紹介しましたが、台北は、とにかく奥が深くて本当に魅力的な都市でした。旅行はラクちんなスタイルで行くのが基本です。とはいっても大人カジュアルは、ラフ過ぎるのも問題です。節度あるリラックス感を目指して自分なりの“旅服”をチョイスしてみてはいかがでしょうか? 次はアジア以外の地域をレポートしたいと思っていますので、お楽しみに!


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