SHIPS SOUVEN!RSに加わったアクセブランド  frank and easyの魅力 SHIPS SOUVEN!RSに加わったアクセブランド  frank and easyの魅力

SHIPS SOUVEN!RSに加わったアクセブランド
frank and easyの魅力

今春から、お土産をテーマにしたSHIPS原宿店を中心としたプロジェクト“SHIPS SOUVEN!RS”で、アクセブランド「frank and easy(フランク アンド イージー)」の取り扱いが開始した。2006年に設立された同ブランドは、ユニークな発想と温かみのあるハンドメイドで、国内外を問わず注目を集めている。SHIPS SOUVEN!RSでは、招きネコをモチーフにしたペンダントとお守りをイメージしたミサンガ風ブレスレットが発売。デザイナーの森澤圭輔氏に、ブランドのアイデンティティと今企画の意図をお聞きした。

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「さらっと着けられるものが
自分たちのアクセのイメージです」

??2006年に下北沢でブランドをスタートさせてから11年経ちますが、モノづくりは変化しているんですか?

「あんまり変わっていないと思います。僕ともう一人のデザイナーの柴田が、アンティークなものが好きなんで、そういう要素を入れつつ自分たちのアイデアで心地よいアクセを作っているという感じです。アクセは常に身に着けるものなので、お守り的な要素もイメージしています」

??ブランド名にも、アクセに対する考え方が込められているんですか?

「ブランド名は、“率直で素直”という意味合いがあります。あまり主張するものではなく、さらっと着けられるものが自分たちの作るアクセのイメージですね。実は、2010年にオープンした2店舗めとなる代官山店は、もともと自分たち二人がバイトをしていたアクセサリーショップがあった場所なんです。そのお店のオーナーがそこを閉店させるというのを聞いて、自分たちのお店を構えたんですよ。そこで自分たちはアクセサリー作りを学んで、独学で技術を身に付けてfrank and easyを立ち上げたんですが、若かりし頃のアクセに対する考え方は、ずっと変わっていないと思います」

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??そうなんですね。アルバイトはいつ頃されていたんですか?

「自分が19歳のときですね。もう20年前になります。もう一人の柴田は、アメリカの大学に行っていて、ちょうど帰ってきたタイミングで働き始めたんですよ。そのお店で初めて出会ったんです」

??そんなお二人が始めたfrank and easyは、ユニークなモチーフが多いですが、何か特定のイメージはあるんですか?

「そうですね。東京都の形を象ったリングだったり、動物のモチーフだったり、無駄を削ぎ落としたシンプルなものだったりと、特定のモチーフイメージというものはありません。自分たちはアメリカ、ヨーロッパも含め、幅広いカルチャーにいろいろと影響を受けているので、逆に限定したイメージがないのが特徴だと思います」

??なるほど。では、ブランドを代表するアイテムというと、どんなものになるんですか?

「ずっと作り続けているのは、極々シンプルなバングルや指輪です。あと革小物は、お札が綺麗に入る長財布をずっと変わらずに展開しています。男二人で作っているんですが、特にメンズという意識ではなく、男女問わず使えるものが多いです。最近はお店に足を運んでくれる外国人も多いですが、女性の割合もすごく増えていますね」

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「ほぼすべてのモノづくりは
下北沢でやっています」

??そうなんですね。そんななか、SHIPS SOUVEN!RSでの展開が始まりましたが、どういう経緯があるんですか?

「まずSHIPS SOUVEN!RSの存在を知って、お土産というコンセプトが面白そうだなと思ったんです。実際に、frank and easyをお土産として買ってくださる外国人はとても多いので、企画としてマッチするなと直感しました。そしたらちょうどよいタイミングで知り合いを通して企画が具現化して、実際に展開が始まったんです。今回は招きネコのチャームですけど、これは、普通ならマリア像が刻まれているイメージを、日本的な絵柄に置き換えています。あと、首から下げるときはチェーンではなく糸を使っているのが、自分たちらしい特徴ですね」

??チャーム以外には、何か展開はあるんですか?

「ミサンガ風のブレスもあります。真鍮に“O・MA・MO・RI”って彫ってあるんですが、外国人はこういうものを面白がってくれるんです。でも、この“O・MA・MO・RI”シリーズは、最近は日本人もよく買ってくださるんですよ。糸が切れたら、また違う色にしてもいいですし、普段本当にお守りとして身に着けてもらえるものですね」

??面白いですね。ちなみに、下北沢店はアトリエも兼ねていますが、モノづくりはすべてこちらで行っているんですか?

「そうですね。普段は金属を切ったり貼ったり加工したり、すべてここでやっています。リングなどは、細かく切って熱を加えて、一つずつ形を組み合わせていくという感じです。すべて下北沢でやっているので、たまに過去に買った商品をここにお持ちする方もいるんです。直接すぐに手直しすることもありますよ。ここは約3坪なんですが、代官山店も同じぐらいの面積です。ほぼすべてのモノづくりは下北沢ですが、革小物のデザインだけは、代官山でやることが多いですね」

??その手作り感が、大きな魅力でもありますね。最後にこれからのヴィジョンを教えてください。

「結構夢はありますが、まずは、少し都心から離れた場所にもう1店舗作りたいです。そこは少し広くできたらいいなと思っています。自分は今、海の近くに住んでいるんですが、そういった開放的な地域にもう一つ拠点を作りたいなと考えています。あと、モノづくりに関しては、二人で意見を出し合って進めるのは変わりませんが、デザインに関しては主に柴田が担当しているんですよ。そうやって、ちょっとずつ分業化も進めてより集中することで、クオリティを高めていければと思っています。最近は、欧米の方や女性がインスタグラムなどを見て、本当によくお店によく足を運んでくれるので、今回のSHIPS SOUVEN!RSでの展開も含めて、幅広い層にアピールしていきたいですね」

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マリアではなく招きネコをあしらったチャーム。“GOD BLESS YOU”ならぬ、“CAT BLESS YOU”のネームがユニークだ。

チャーム ¥2,500(+tax) / frank and easy × SHIPS SOUVEN!RS

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こちらは、“O・MA・MO・RI”と真鍮に刻んだミサンガ風のブレスレット。鮮やかな糸を使い味わい深く仕上げている。

ブレスレット ¥2,500(+tax) / frank and easy × SHIPS SOUVEN!RS

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2006年に森澤圭輔と柴田 僚の二人が設立。下北沢の一番街商店街に、アトリエ兼ショップをオープンさせ活動を開始する。森澤、柴田両氏は彫金技術などを独学で習得。型にとらわれない自由な発想で作るアクセサリーと革小物は、性別国籍を問わず支持されるようになる。2010年には2店舗めとなる代官山店をオープン。2017年よりSHIPS SOUVEN!RS(https://www.shipsltd.co.jp/label/souvenirs/)にて展開をスタートさせた。

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frank and easy 下北沢店

東京都世田谷区北沢2-39-14
?03-3468-5578
営14:00?20:00 不定休
http://frankandeasy.com/en/

SHIPS 原宿店

東京都渋谷区神宮前4-25-13 MICO神宮前
?03-5414-5747
営11:00?20:00
https://www.shipsltd.co.jp/shop/663/