今、フォロワー数が急速に増加中のインスタグラム、＃よこカレーをご存知でしょうか？ それは自他共に認めるカレー好きのSHIPSスタッフ 横山博之 が、日々食べ歩いて更新する絶品カレーの貴重な記録。そのダイジェスト版が当企画です。今回は、カレーファンも認める実力店が集う街、吉祥寺をフィーチャー。彼女との休日デートは、全国に名を轟かすお店で、ゆったりまったりがおすすめです。
1994年、大阪生まれ。2014年SHIPS入社。５年ほど前から数人の友人たちと愛して止まないカレーの食べ歩きを始め、気がつけば、そのリストは100軒越えに。インスタグラムで公開を始めたところ瞬く間にフォロワーが増え、カレー好きの間で話題となり、日々拡散され続けています。食べ歩きの範囲は北は北海道、南は沖縄まででしたが、今夏、ついにカレーの聖地、インドに到達。本場のインドカレーを堪能しました。アパレル業に携わる前は、寿司店で修行していたという異色の経歴の持ち主。
1979年にオープンした地元で愛される喫茶店。オープンから５年ほどしてオリジナルのカレーを出したところ好評で、以後“くぐつ草カレー”として定着しました。豚肉をベースにしたシンプルな欧風カレーは、食べやすく、ほどよくスパイシーで“一度食べると病みつきになる”と口コミで拡散。それを目当てに遠方から訪れる人も徐々に増え、有名店となりました。もともとは、小道具製作にも長けていた劇団員が作ったお店のため、クラシカルな椅子やテーブル、メニュー表などもすべて自作。まさに地下の隠れ家といった雰囲気です。
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-7-7 B1F
?0422-21-8473
営10:00?22:00
無休 ※喫煙可
「喫茶店でありながらも開店時間内であればいつでも本格的なカレーが食べられます。自分は３年ほど前に初めて“くぐつ草カレー”を食べて、それから病みつきになりました。辛さを抑えた昔ながらの欧風カレーで、豚肉のみがメインで使われたシンプルなものですが、ほどよくスパイシーで、炒めた玉ネギの風味が食欲を刺激します。女性には甘みが強いオムカレーがおすすめ。食後には、フレンチローストのコーヒーにマッチする、レアチーズケーキを食べるのが定番コースです」
くぐつ草カレー_1
￥1,150
「しっかりと炒めたカレーと豚肉がシンプルに入った定番メニューです。辛さは一般的な中辛レベル。スパイシーでもクセがなく、さらっと食べられます。辛いものが苦手な女性にも優しい欧風カレーです」
オムカレー
￥1,150
「１日10食限定です。レンズ豆とココナッツミルクのカレーに、オムレツが添えられていて彩りも綺麗です。甘みが強いので女性に人気で、コーヒーとも相性がいいです」
レアチーズケーキ
￥1,100
「レモンを皮ごと擦りおろして作った自家製で、甘みは抑えめ。男でも食べやすいのがポイントです。オールドコーヒーを使用したブレンドともよく合いますし、カレーを食べたあとにこの酸味のあるスイーツは理想的です」
今年の10月でオープンから丸40年を迎える老舗。カレー好きなら知らない人はいない有名店です。まめ蔵で修行したあとに独立し、成功を収めたオーナーは数知れず。玉ネギを多量に炒め、じっくり煮込み、多種のスパイスとオリジナルの隠し味を加える。創業以来変わらないスタンダードなスタイルで作られる欧風カレーの味は、日本のみならず海外にも知れ渡っています。今では、海を越えて足を運ぶ外国人も多いとのこと。
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-18-15
?0422-21-7901
営10:00?22:00(L.O.21:30)
土日休16:00?17:30 中休みあり
無休
「下北沢の名店“茄子おやじ”の元店主が、ここで修行したと聞いて存在を知りました。歴史的にも実力的にも、都内のカレー店の草分け的な存在です。どろっとしていてコクのある欧風カレーはクセがなく、誰が食べても美味しいと思います。大きめの野菜がゴロッと入った人気のやさいカレーは、食べ応えはありますが、カロリーの少ない女性に人気のメニュー。卓上にはオリジナルの七味とスパイスが置いてあって、自分なりにアレンジもできます」
やさいカレー
￥900
「火を通したプチトマト、軽く炒めたナス、ししとうなどが入ったボリューム満点でいてヘルシーなメニュー。長年愛されるスタンダードで、とにかく食べやすいため女子には特におすすめです。濃厚なコクは病みつきになりますよ」
スペシャルカレー
￥1200
「ゆで卵、４種類のまめ、野菜やお肉がたっぷり入ったこちらは、男子におすすめします。お肉は、チキン、ポーク、ビーフのなかから好きなものが選べるのも嬉しいポイントです」
2009年にオープンしたカフェスタイルのお店。実は、創業から37年を数えるタイ料理専門店“ペパーミントカフェ”の系列店で、吉祥寺は珍しく本格的なタイカレーが食べられます。とはいえ、それのみに偏らず、欧風カレーや豚骨スープを入れたオリジナリティの高いカレーなど、メニューのバリエーションはとにかく豊富。辛さも７段階でセレクトできるなど、選択の幅が広いため、デートでも二人で楽しみながらオーダーできます。何度行っても飽きないユニークなスタイルのカレー店です。
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-10-2 本町田中ビル １F
?0422-21-0208
営11:30?22:30(L.O.22:00)
無休
「タイカレー、欧風カレー、ドライカレー、創作系のオリジナルなど、バリエーションがとにかく豊富です。メニューも常に進化していて、行くたびに変わっていたりもするので、毎回驚きがあります。実は、数年前にはつけ麺もメニューにありました。本格派のタイカレーとドライカレーが両方食べられるお店は、自分が知る限りこちら以外にほとんどありません。彼女とデートで行く場合は、まったくスタイルの違うカレーをオーダーして、シェアするのが楽しいと思います。どのメニューも、複数のスパイスがしっかりと効いた奥の深い味が堪能できます。辛さも激辛まで７段階で選べますから、二人で盛り上がれると思います」
モンタナドライカレー
￥1050
「しっかりと炒めた玉ねぎの風味とひき肉、スパイシーな香りが楽しめる本格的なドライカレーです。卵を崩しながら、少しずつまろやかにさせて味の変化を楽しむのがポイントです。サラダ付きの１プレートになっているのも良心的。大盛りも無料なので、男性はがっつり食べられるのが嬉しいですよね」
オリジナルレッドカレー
￥1150
「角煮の入ったレッドカレーは、ここのオリジナルメニュー。簡単にスプーンで解せるぐらい角煮が煮込んであって、深いコクが味わえます。タイカレーは、苦手な男性も多いですが、こちらはクセがそれほどないので、問題なく食べられると思います。１プレートのサラダとご飯の上に乗った卵を上手に絡めれば、ある程度辛くてもまろやかにできますから、普段よりも少し辛さのランクを上げてみてもいいかも知れません」
7A(nanae)
モデル、女優、スタイリスト、ラジオパーソナリティ、カメラマンなど、マルチに活動中。ジャンルレスな話題を話し続けるwebラジオ「えるえふるラジオ」は毎週土曜日に更新されています。また、9/24に、ぴあフィルムフェスティバルにてお披露目される今泉力哉監督最新作の短編に出演中。さらに、11/3?5 には、コントユニット“明日のアー”本公演に出演予定。
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