近年注目されているウェディングスタイル「1.5次会」って聞いたことありますか? 海外ウェディングが珍しくない今、その流れに乗って、かしこまった披露宴とカジュアルな2次会の間をとった「1.5次会」なるパーティが増えているんだとか。そこでブライダル専門誌「ゼクシィ」編集長に取材を敢行! 1.5次会にふさわしいお呼ばれスタイルやマナーについてお話をうかがいました。Khajuが提案するパーティスタイルとあわせてチェックして!
神本編集長によれば、1.5次会というのは披露宴に近いような着席スタイルのものから、2次会のような立食スタイルのものもあったりと、形式がとても幅広く多様とのこと。
「1.5次会が主流というイメージではないのですが、海外ウェディングが2009年から5年間で4.5パーセントほど増えました。そういった人たちが国内で1.5次会を開催する傾向にあるので、近年多くなったという印象があるのだと思います。」
特にこれといった定義はなく、特徴としてあげるとすれば、ご祝儀ではなく会費制ということ。披露宴ほど堅苦しくなくカジュアルな雰囲気で、親族を呼ぶケースもあるけれど、傾向としては友達をメインに呼ぶケースがほとんど。会場も予算やプランによってさまざまで、決まったルールはないみたい。
では、お呼ばれスタイルについてはどうなんでしょう?
「そのパーティがどんなものなのかに合わせて、フォーマルな服装がよかったり、少しラフでもよかったりします。招待状のイメージや会場の雰囲気、ゲスト層から察したり、友達同士で相談したりするといいと思います」。
基本的には素足はNGなのでストッキングを着用すること。そして白色のドレスも避けた方がベター。
「新郎新婦はゲストに楽しんでほしいという思いが一番にあるので、呼ばれる側はそこまで気にすることはないのでは?と思います。ヘア&メイクも自由にしてもらって、本人がきれいになって喜んでいればいいと思うんです。ゲストの方らしさが出ていて、敬意が伝わるような装いであればOKです。しっかりおしゃれをしてきた、きちんとしてきた感が出ていることが大事なのだと思いますよ。」
神本絵里 Eri Kamimoto
ゼクシィ首都圏版編集長
(株)リクルート入社後、2010年よりゼクシィ編集部。ゼクシィの制作に加え、ゼクシィの表紙や交通広告の業務、ブライダルマーケットの現状分析と未来予測等を担当。2014年4月から現職。