日本を代表するFC東京選手が最新遠征用スーツを着こなす! 日本を代表するFC東京選手が最新遠征用スーツを着こなす!

日本を代表するFC東京選手が最新遠征用スーツを着こなす!

いよいよ明治安田生命J1リーグ開幕! そして、SHIPSが提供する新しい遠征用スーツも完成!! ということで、今回は権田修一選手、森重真人選手、太田宏介選手という主軸メンバーにご登場いただきました。取材をお願いしたのが開幕直前ということもあり、いつもはプライベートな会話が多いこの連載も自然とサッカーの話に流れ‥‥。

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スーツを見て、奥さんは「女子ウケ良さそう」って言っていました(権田)

――みなさんお似合いになっていますが、新しい遠征用スーツの感想を聞かせてください。

森重: チェック柄のシャツを見たときは「えっ」と思いましたけれど、明治神宮の必勝祈願の際にチームで歩いているときにかっこいいなと。チームの評判もいいですよ。

太田: グレーのスーツは今まで着たことがなかったですし、シャツもかわいくて気に入っています。SNSやブログに写真をアップしたらファンの方の反応も良くて。コーチ陣とか年配の人は最初びっくりしていましたけれど、みんな似合っていましたよ。

権田: 僕もネイビー系のスーツしか持っていないので嬉しかったです。奥さんは「女子ウケ良さそう」って言っていました。

――これまでの遠征用スーツを普段使いしたりしますか。

権田: 結婚式は、これまでのものでローテーションさせています(笑)

――着心地はいかがですか。

権田: SHIPSのスーツになってから、着心地が悪いと思ったことはないです。

――太田選手はSHIPS MAG初登場ですが、ファッションはお好きなほうですか。

太田: 好きですね。清楚な感じでいられるようにしています。最近は、練習にもシャツ+革靴で来ますから。昨年の秋ぐらいからスウェットで行くのをやめたんです。

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ーーそれは何か心境の変化があったのですか。

太田: FC東京に来る以前から、日本のサッカー界を支えてこられた先輩たちと一緒にプレーできる機会が多くて。そういう方たちが皆さん「ちゃんとした格好で練習に来い」って言っている意味がやっとわかったんです。代表に入って露出が増えたこともありますし、見られる機会が格段に増えてから意識が変わりました。

武藤選手効果で、小平もキャンプ地もファンが増えました(森重)

――注目を浴びるという意味では、このところ武藤選手にスポットライトが当たっています。

太田: すごいと思いますよ、しかも謙虚ですし。すべて彼のやってきたことが評価されてのことだと思うので、チームメイトとしても刺激にもなります。ただ、ちょっといい風に書かれすぎだなって(笑)。本人もそれには困っているみたいだし。

森重: 小平の練習場に来てくれるサポーターの数も増えましたし、今年のキャンプもお客様が増えたんです。注目されている証なので、しっかり結果を出して欲しいなと思います。よく1年目より2年目が難しいと言われますけれど、それを跳ね除けて活躍して欲しいですね。

――素顔の武藤選手はどんな方ですか。

太田: あのままですよ、好青年です。

権田: うん。好青年だと言っておいたほうが、あいつのためにもなる(笑)。でも、頑張っていますよ。普通、あれくらいチヤホヤされたら、少しは自分を見失ってもおかしくないと思う。でも、、ボールを蹴っているときは周りの声が聞こえないほど、自分の世界に入って集中してプレーできる選手なので。注目されたことで、今後は相手チームからのマークが厳しくなったり、世間の方から意見されることも増えてくると思いますが、それを乗り越えたら人間的にもっと成長できるので頑張って欲しいですね。

――昨年、FC東京からはベストイレブンが3人も選ばれ、日本代表への選出も含め、このところ充実していますよね。

太田: 年が近い選手が多いので刺激になりますし、結果を残せば道が開けることを実感したので励みになります。

森重: 自分も選ばれていないときには、そういう存在の人が刺激になっていましたし、選ばれた人間はさらに責任感も出てくるので。チームにとってはプラスになるのかなと思います。

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日本代表に継続して選ばれている選手の大変さが身に沁みました(太田)

――日本代表に選ばれるというのは、どういうものですか。

権田: 僕はザックさんのときに選ばれていて、この前のアジアカップは行けなかったんですけれど。選ばれないと、やっぱり代表入りしたいと思うものですね。テレビでアジアカップを観ながら、自分もこの場所にいたいと以前より強く思うようになりました。

――一方で、チームのキャンプなど、代表に選ばれると調整面が難しそうですよね。

太田: 今年がまさにそうでしたね。12月7日にシーズンが終わって、チームはそこから約1ヶ月の休みに入ったのですが、その期間はアジアカップだったので。自分はシーズンが終わらないまま、大会から帰ってきた頃にはチームが始動しているという状況でした。そういう経験は初めてだったので、継続して選ばれている選手の大変さが身に沁みました。

権田: 4年前は僕もアジアカップに行ったのでわかるのですが、チームの立ち上げにいないということは結構大変なんです。みんなが休んでいる間に、一度ピークを持っていかないといけない。代表戦から戻ってきて本来は休まなくてはいけないのに、チームは徐々にペースを上げている。代表選手の宿命ですけれど、彼らはみんなしっかり合わせてきたので、すごいなと思います。

森重: すべてポジティブにとらえるようにしています。焦ってカラダを作ろうとしても怪我につながりますし、精神的にもイライラするだけなので割り切っています。開幕して数試合は多少カラダが重くても、それがストレスになって負の連鎖にならないようにしたいですね。自信を持って挑みたいと思います。

間違いなくスタートダッシュが大事になってくる(太田)

――チームの仕上がりはどうですか?

森重: きつい練習も自分たちから積極的にやっているので、雰囲気的にもいいですね。ミニゲームなどでも、みんな勝ちたい気持ちが前に出ていますし。

太田: 昨年は探り探りのスタートでしたけれど、監督が2年目でやるべきことがわかってきましたし、チームのスタイルも出来てきたので。昨年よりは自信を持ってスタートできるかなと思います。

――今年から2ステージ制に移行されますが、戦い方とかは変わりますか?

森重: 戦い方を変えるほどの余裕はないので、一試合一試合を全力で戦わなければいけないですね。一年を通してモチベーションを保つのは難しいですけど、目の前の試合をみんなで準備して、そこだけを考えてやることが大事だと思います。

太田: 初めてなのでわからない部分もあるし、やってみないとわからないのが正直なところです。間違いなくスタートダッシュが大事になってくるので、初戦から勝たなければいけない。昨年は、引き分けの試合があまりにも多かったので、しっかりと勝ちきることをテーマにしてやっています。

権田: 2ステージ制になることで、お客様には楽しんでいただけると思います。スタジアムの雰囲気も、34試合のなかでの13節と、1st.ステージの13節では違うものになると思いますし。僕らは一試合一試合を真剣にやるだけですが、スタジアムの雰囲気で大きく変わる部分もあるので。スタンドはポジティブな雰囲気が生まれるのではないかと思っています。

――少し話が変わりますが、太田選手はよしもとに所属されていて、このオフはバラエティ番組にも出られていましたよね。

太田: 楽しんでやっています。でも、テレビに出たくても出られない芸人さんがいっぱいいるなかで、僕みたいのが出演させてもらえて。事務所の力って、本当にあるんだなと思いました(笑)

――印象に残っている番組はありますか。

太田: 『さんまのまんま』は面白かったですね。あの番組だけは台本がなくて、さんまさんがすべてを仕切って進行されるんです。どんなことでも笑いにもっていきますし、ああいう方を天才って言うんだなと思いました。

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おでんくんとのコラボLINEスタンプを駆使しています(森重)

――森重選手は、おでんくんのLINEスタンプが発売されましたが、ご自身でも使われていますか。

森重: 駆使しています(笑)

――LINEをやっている選手は結構多いですか。

森重: やっている人は多いです。FC東京のグループもありますし。

権田: 僕以外、全員やっています。既読機能が苦手なんです。

森重: LINEのグループで連絡事項とかも回っているから、ひとりだけ知らない(笑)

権田: 「大事なことだけは教えてね」って選手会長には言ってあります。

――では、最後に今シーズンに向けての意気込みをお願いします。

森重: 毎年思っていますが、本当に優勝したいです。どの選手も「今年こそは」と言っていますし、周りもそういう目で見ていると思うので結果を出していきたいですね。どうすれば優勝できるのかをみんなで考えながら、自分に厳しくやっていければと思います。

太田: 自分がチームを引っ張っていかなくてはいけない立場になってきたと感じています。それと、タイトルという前に、まずは優勝争いに加わらないといけないので。いまのJリーグはどこが優勝してもおかしくない状況ですけれど、FC東京はメンツも揃っていますから、きっかけを早く掴みたいです。個人的には、昨年、一昨年とフル出場しているので、それを継続していければと思います。

権田: 目指すところはひとつしかないです。一方で、人口の多い、首都・東京のクラブなので僕らが頑張らないといけないという思いもあります。FC東京が優勝して、会場にたくさんのお客様が来てくれれば、Jリーグがもっと盛り上がる。それはひとつの使命だと思うので、全力でぶつかりたいと思います。

――開幕前の貴重なお時間をありがとうございました。まずは1st.ステージ、楽しみにしています!