今秋からSHIPS Daysに新たなフードアイテムが仲間入り。100%ナチュラルなグルメポップコーン『QUINN POPCORN(クインポップコーン)』と、全米のトップシェフが愛用するアルチザンメープルシロップ『NOBLE HANDCRAFTED(ノーブル ハンドクラフテッド)』です。これらを日本に上陸させたのは、アパレル・雑貨・フードなどの輸入販売を手がける株式会社クロンティップ。可愛くておいしいナチュラルフードを扱っていると話題沸騰中の同社に、商品の魅力や輸入秘話をお聞きしてきました。
ポップコーン 各¥1,450(+TAX)/QUINN POPCORN
QUINN POPCORN
クインポップコーン
アメリカの夫婦が息子・Quinnのために開発した、100%ナチュラルな電子レンジ用グルメポップコーン。従来のポッピングバッグは内側のコーティング剤が加熱時に溶け出す恐れがあったが、コーディング剤なしの紙製耐油バッグを独自に開発。ポップコーンそのものにも遺伝子組み換え原料は使わず、トランス脂肪酸の摂取量を抑えるエクスペラープレスドオイルを後からふりかけるタイプにした。子どもから大人まで楽しめる本格フレーバーも特徴。SHIPS Daysでは『ヒッコリースモークドチェダー』『バター&シーソルト』『バーモントメープル&シーソルト』の3種類を取り扱う。
シロップ01(大)450ml ¥4,900(+TAX)/NOBLE HANDCRAFTED
シロップ01(小)60ml ¥1,300(+TAX)/NOBLE HANDCRAFTED
シロップ02(大)450ml ¥4,900(+TAX)/NOBLE HANDCRAFTED
シロップ02(小)60ml ¥1,300(+TAX)/NOBLE HANDCRAFTED
NOBLE HANDCRAFTED
ノーブル ハンドクラフテッド
世界中で発掘したユニークな食材をトップシェフに提供するフードハンター、タイラー・グレイ氏。カナダ出身の彼が、現在観光地で売られているメープルシロップの品質やパッケージデザインに疑問を感じ、本来の魅力を最大限に伝えるべく立ち上げたのが『NOBLE HANDCRAFTED』だ。バーボンバレルの中で6〜9ヶ月熟成した『01 バレルエイジド』、世界的評価の高いタヒチ産バニラとエジプト産カモミールブロッサムを加えた『02 タヒチアンバニラ&カモミールブロッサム』など、斬新な味わいが特徴。一点ずつ手作りのボトルキャップやウィスキー風のラベルなど、こだわりのパッケージデザインにも注目。
川崎 今日はよろしくお願いします。可愛いフードをたくさん広げて、なんだか女子会みたいですね(笑)。
干谷 ホントですね(笑)。
川崎 実は、SHIPS Daysで『QUINN POPCORN』を取扱いさせていただくことになったのも、こんなふうに大人がテーブルを囲んで楽しめるようなフードがあったらな…というアイデアがきっかけでした。ハロウィンシーズンに向けてフードアイテムを扱おうという話になり、「大人が自分たちのために開くハロウィンパーティー」をイメージしながら商品を探していたところ、御社が扱う『QUINN POPCORN』に出会ったんです。
干谷 子どものために作られたポップコーンでありながら、大人をも夢中にさせる魅力がありますよね。弊社は2013年からフードの輸入販売を始めたのですが、その後すぐに取扱いをスタートしたのがこの『QUINN POPCORN』。近年「食」はライフスタイルの一部として捉えられてきており、「美味しいだけでなく体によくて見た目も可愛い」ものが選ばれる時代になってきています。そんなフードを探していた弊社にとっては、まさにぴったりの商品でした。
川崎 どのフレーバーも本格的な味わいで美味しいですよね。いちばん人気のフレーバーはどれですか?
干谷 『ヒッコリースモークドチェダー』ですね。オーガニックパプリカをスモークしたものにナチュラルチェダーチーズを加えた、リッチな味わいが好評です。アメリカの『QUINN POPCORN』のスタッフは、これをランチ代わりに食べているんですって!
川崎 えーっ(笑)。私、これまでは電子レンジ用ポップコーンってあまり馴染みがなかったんですけど、アメリカでは生活の中に本当に溶け込んでいますよね。先日NYに出張に行ったときも、街のスーパーのレジ横にポップコーンがずらっと並んでいて。その中には『QUINN POPCORN』もありました。こんなに浸透しているお菓子なんですから、美味しさもヘルシーさも兼ね備えた『QUINN POPCORN』の誕生はアメリカでさぞかし喜ばれたんだろうな、と思います。
干谷 これ、自分の好きな味つけにアレンジしても美味しいんですよ。電子レンジでチンしたポップコーンに専用のオイルとパウダーをかけてシェイクするのが通常ですが、オイルをココナッツオイルに変えてみたり、砂糖とカカオパウダーをまぶしてみたり。
川崎 わ、美味しそう! あとは『NOBLE HANDCRAFTED』のメープルシロップをつけるとか? こういう「自分で作ってる」感も、『QUINN POPCORN』の魅力のひとつですよね。忙しい毎日だけど、ちょっとでも自分の手を動かして作ったものを口にしたい。少しくらい値が張っても、体にいいものを選びたい。――そんないまの日本の気分によく合っていると思います。
川崎 『NOBLE HANDCRAFTED』のことは以前から知っていて、個人的に気になっていました。メープルシロップの味ってどれもそんなに変わらないと思っていましたが、『01 バレルエイジド』も『02 タヒチアンバニラ&カモミールブロッサム』も全然想像できなくて。実際に食べてみて、メープルシロップのイメージが覆りましたね。
干谷 そうなんです。『01 バレルエイジド』は、お酒を抜いた後のバーボンバレル(樽)の中で熟成させたもので、バーボンとオークの香りが味わい深いメープルシロップ。ベーコンとブロッコリーを炒めてシーソルトと一緒にかけたり、目玉焼きにたらしてマフィンにはさんだり、料理に使うのがおすすめです。バーボン・ソーダ・レモン汁・卵白と混ぜてボストンサワーにしても美味しいですよ。
川崎 へぇ、さっそくやってみます! SHIPSのスタッフで試食をしたときも、特に男性ウケがよかったのがこのフレーバーでした。
干谷 メープルシロップ=スイーツ、というイメージががらりと変わったと思います。対して『02 タヒチアンバニラ&カモミールブロッサム』は、フルーティで華やかな味わい。紅茶やパンケーキなど甘めのものに使うのがおすすめです。大瓶タイプにはバニラビーンとカモミールの花が入っていて、見た目も素敵ですよね。
川崎 実は、最初はどちらか1種類を取扱う予定だったんです。でもそれぞれに違う魅力があって甲乙つけがたく、最終的に両方お取扱いさせていただくことになりました。レトロなウィスキーボトルのようなビジュアルもとても可愛いですよね。このシロップがたれているようなキャップは一つひとつ手作りなんですよね?
干谷 はい、手作業でワックスコーティングしているそうですよ。このキッチンに並べておきたくなるようなパッケージと、斬新な味わい、そして添加物や保存料を使わないナチュラル志向。こんなに魅力が詰まった商品はウカウカしていたら他にとられてしまう!と思い、輸入を決めてからわずか1ヶ月で日本に上陸させました(笑)。
川崎 すごいスピード! まさに「惚れた」って感じですね。以前カナダのメープルシロップ工場を見学させてもらったことがあるのですが、なんだか日本で言うお醤油みたいだなぁと感じました。メープルシロップは甘味料の中でも栄養価が高くカロリーが低いこともあり、日本でもある程度は評価されていると思いますが、お醤油ほどの存在感にはまだまだ遠いのが現状。『NOBLE HANDCRAFTED』がきっかけでメープルシロップのファンになった!という人が、これからもっともっと増えるといいですよね。
川崎 最後に、クロンティップさんがフードを取扱う際のこだわりを教えていただけますか?
干谷 はい。まずは「体にいい」こと。添加物などが極力入っていないナチュラルフードを基本としています。次に「機能性」。美味しいかどうかもここに含みます。いくら体によくても、美味しくないものを無理して食べるのは本意ではありませんよね。また、食べる際の利便性や、特許などのオリジナリティにも注目しています。そして最後に「可愛い」こと。どれほどヘルシーで美味しくても、パッケージなどの見た目に魅力がなければ取扱いはしません。キッチンの棚に隠すのではなく、インテリアの一部として置いておきたくなるような商品こそが、ライフスタイルとしての「食」をより楽しいものにしてくれるのだと思います。
川崎 クロンティップさんのラインナップは、SHIPS Daysでもぜひ展開させていただきたいものばかり。気になっていた商品をよくよく調べると御社が販売元だった…ということもけっこうあるんです。SHIPS Daysは、上質なものを選びたいという大人の方のためのブランドなので、御社と共通する部分もたくさんあるのではないかと思っています。これからもどうぞよろしくお願いします!