ラコステ 日本上陸50周年
LACOSTE BEAUTIFUL AWARDS featuring LESLIE KEE
名テニスプレイヤー、ルネ・ラコステがフランスにてLACOSTE(ラコステ)を設立したのは1933年。左胸の1ポイントという今では当たり前の文化の“発明”と、それを施したポロシャツをアイコンに、ラコステは現在、世界で最も認知されるブランドの一つとなっている。2014年は同ブランドが日本に上陸して 50年という節目。それを記念し、世界へ誇るべき日本の美しいアーティストをアワードする「LACOSTE BEAUTIFUL AWARDS featuring LESLIE KEE」が開催された。当日は、フォトグラファー、レスリー・キー氏撮り下しによるアワード受賞者を被写体としたオリジナル写真がお披露目されたほか、玉置浩二氏もライヴパフォーマンスを披露。世界中から愛されるブランドならではの盛大な夜となった。
1964年にラコステが日本に上陸してから半世紀。トレンドが大きく変化しても、
ラコステが描き出すエレガンスや正統性のあるカジュアルは、常に世界で受け入れられてきた。今回のイベントは、長い歴史と共にブランドのそんな魅力を改めて見直す機会ともなった。「世界に誇れる才能をもち新時代へ挑む美しいアーティスト」を一つのテーマとして、国内外で活躍するアーティストを性別や年齢といった垣根を取払い選出。彼らにLACOSTE BEAUTIFUL AWARDを授与したのだ。そしてブランドのヴィジョンを共有するフォトグラファー、レスリー・キー氏が、受賞した10名を撮り下ろした画期的な作品も同時に発表。一見何の関係性もない個性溢れる10名が、ラコステを介して繋がっているという興味深い作品は、まさにブランドのアイデンティティを端的に表していた。
ラコステは、2014年SSコレクションより改めて“LIFE IS A BEAUTIFULSPORT”というテーマを掲げている。これは創設者ルネ・ラコステのブランドヴィジョンの初心とも一致する精神である。そんな前向きなスローガンを表明し、日本におけるアニバーサリーも迎えて、さらにその勢いは増しそうだ。
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終始笑顔で会場を湧かせていた玉置浩二さん。授賞式のあと特別にアコースティックライヴも慣行。終了後には、妻の青田典子さんをステージに上げて抱き合うというピースフルなハプニングも。
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国内外のファッション誌、ショー等で活躍中のモデル松岡モナさん。ラコステを愛する一人として、受賞にご満悦。
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爽やかなジャケパンスタイルで登場した石田純一さん。フランス・バカラ製クリスタルを嬉しそうに掲げる。
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バレエダンサーの西島千博さん。海外でも評価される彼の圧巻のダンスパフォーマンスは、授賞式の後に披露された。
今回のイベントにてポートレイト作品を発表したレスリー・キーさん。自身もアワードを受賞し、「すべての人に感謝」とコメント。
LACOSTE BEAUTIFUL AWARDS featuring LESLIE KEE受賞者。
左から、古畑新之さん(俳優)、松岡モナさん(モデル)、西島千博さん(バレエダンサー)、平岡祐太さん(俳優)、玉置浩二さん(アーティスト)、レスリー・キーさん(写真家)、ヨンアさん(モデル)、石田純一さん(俳優)、森本千絵さん(コミュニケーションディレクター)、エリイ(Chim↑Pom)さん(現代美術作家)。
会場では、レスリー・キー氏撮り下しによる、今回のアワード受賞者たちのポートレートが巨大パネルでお披露目された。躍動感とエレガンス、そして各々の個性が感じられる見事な作品に仕上がっている。
ラコステの代名詞と言えばポロシャツの定番「L.12.12」。創業当時からほぼ変わらない表情で継承されてきたこちらだが、中でもフランスメイドの通称“フレラコ”は多くのマニアがいるほど人気が高い。そんな“フレラコ”が日本上陸50周年の今年、復刻を遂げた。しかもアニバーサリーイヤーの特別仕様として、タグが70年代後半?80年代に付けられていたレアな仕様に。フランスメイドは、すべての縫製行程を一人の職人が行うため、ステッチなどのディテールや丁寧なつくりに温かみを感じる。そんな魅力的な作りと、希少なタグの組み合わせが今年は手に入るのだ。
ポロシャツ 各?16','000(+TAX)/LACOSTE
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こちらが今年復刻した70年代後半?80年代に市場に出回っていたタグデザイン。BOXを象ったスタイリッシュなもので、“フレラコ”の中でも非常に希少価値が高い。
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昨年限定で復刻した“フレラコ”のタグ。一般的に“フレラコ”というと、こちらのタグデザインが数多く出回っている。