日本&アジアで大人気! ViViの魅力を鴉田編集長にインタビュー 日本&アジアで大人気! ViViの魅力を鴉田編集長にインタビュー

日本&アジアで大人気! ViViの魅力を鴉田編集長にインタビュー

日本&アジアで大人気! ViViの魅力を鴉田編集長にインタビュー

日本&アジアで大人気! ViViの魅力を鴉田編集長にインタビュー

Khaju

創刊30年以上経つ今でも人気の赤文字系雑誌「ViVi」。日本はもちろん、中国や台湾などでも発行されています。30年以上続く、その人気の秘密はなんなのか、ViVi鴉田編集長にお話を伺ってきました。去年迎えた、創刊30周年というアニバーサリーイヤーのお話、注目のモデル、そして最新号のViViについてもちょこっとだけ教えていただいてます!

-現在は創刊31年目を迎えているViViですが、人気の雑誌としてい続けるって何かあるのでしょうか?

鴉田:ViViは、「とにかくおしゃれが大好き!」な、時代をリードする女の子たちのための雑誌なので、いい意味でミーハーなところがあって、トレンドにうまく合わせて変化してきた雑誌なんです。30年前の創刊当時のViViは、OLさん向けのファッションもすごく多くて、今とは全然違うテイストでしたね。バブル時代はスーツの特集などがメインでしたし。そこからスイートなコンサバ時代があったり、渋谷のギャル系のテイストが入ったり、さらに原宿やストリートなファッションをミックスするようになったり…と時代に合わせて、一番「イケてる」女の子のトレンドをViVi流に取り込んで行くというか。そんな柔軟さが受け入れられているのかな、と思います。

?モデルさんも“ViViモデル”という看板がありますよね。

鴉田:そうですね。雑誌では、いいモデルをキープし続けるのがすごく大事なことなんです。ViViの専属モデルは他の雑誌には出られないので、その分編集部ではたくさん企画を作ったり、イベントで盛り上げたりと、とても大切にしています。逆に、モデルさんのほうから、“ViViに出たいんです!”と言っていただくこともあって、ありがたいなと思います。

?最近注目のモデルは誰ですか?

鴉田:出ているモデルはどの子もみんな人気はありますが、最近の若手で注目なのは玉城ティナちゃんと八木アリサちゃん。この二人は年も近くて、お互いに仲良しだし、テンションも似てるところがあって。“やぎたま”という2人組ユニットとして、ストーリーが展開する企画もやっています。

?去年は30周年記念のモデルオーディションも開催されました。

鴉田:そうですね。半年くらいかけてオーディションして、テレビにも密着していただいて。元々グランプリは一人の予定だったのですが、想定外の二人選出。佐久間由衣ちゃんと、立花恵理ちゃんという、ほぼ正反対のキャラクターの二人です。早くも二人とも誌面はもちろん、広告もどんどん決まるなど、引き合いが強いです。

?最新号はどんな特集がありますか?

鴉田:春のトレンドについてはひとつ前の号でがっつり紹介しているのもあって、最新号ではもう一歩ふみこんだファッション企画があります。ViViの人気モデル4名がそれぞれのテイストで着回しをする企画と、あと今、ボーダーやシャツ、デニムなど、ベーシックアイテムがある意味ブームで、その定番アイテムを使った着こなし企画もありますね。また、普段はあまり付録をつけないのですが、今回はセーラームーンとコラボしてポーチがついてます。ローラがなんとセーラームーンにコスプレしているページもありますよ。セーラームーンの作者の武内先生が、もともとViViのファンでいてくださったというご縁もあって実現しました。

?ViViの今後はどんなことを伝えていきたいですか?

鴉田:その時々のトレンドに柔軟に合わせていって変わっていっても、おしゃれって楽しいよね、ということを伝えたいという核の部分は変わらないと思います。アグレッシブなファッションもどんどん提案していきたいですね。また、ファッションショーなどが楽しめる、「ViViナイト」も4/23に開催されますので、そちらにもぜひ遊びにきてください!さらにはViVi読者の上の世代の30代に向けた雑誌「TOKYOViVi」がリニューアルした「it?(イットラヴ)」も4月に発売予定なので、合わせてぜひ楽しみにしていただければと思います。

  • 1983年創刊後、赤文字系雑誌として記録的な発行部数を誇る。ファッションはもちろんビューティや国内外のセレブについての企画も充実。日本以外にも中国、台湾、香港、タイ、マレーシアでも発行している。講談社より毎月23日に発売中。
  • it?(イットラヴ) 
    ViVi世代よりも少し大人の新30代に向けたファッション&ライフスタイル誌「it?(イットラヴ)」は4/12発売予定。

鴉田久美子(からすだ・くみこ)

1968年広島県生まれ。慶應大学文学部卒業後、1991年に講談社へ入社。『ViVi』編集部に14年間在籍後、『GLAMOROUS』創刊で異動、
『GLAMOROUS』編集部に7年間在籍。2012年2月より『ViVi』編集長就任。