袖とパンツの見え方ですべてが決まる!
スーツにまつわる「丈の常識」あれこれ
SHIPS MEN
スーツを着る際に重要視するポイントは多々ありますが、とにかく丈は最も気を使うべきポイントです。もちろん、自分の身体に合ったスーツを0から仕立てるのであれば別ですが、毎回作り込むわけにもいきません。ならば最低限の「丈の常識」を知って、お店の方と理想のサイズ選びをするのがベスト。 その際、パンツの裾とジャケットの袖の見え方に注意するのがスマートなスーツ姿を作る近道です。そんな丈にまつわるポイントをまとめてみました。
一般的な短靴を履くと想定した場合、シングルの裾でパンツを合わせるなら後ろのクリース(パンツのセンターの折り目)が真っすぐに、前のクリースが歩いた時に微妙にシワができるぐらいが理想的バランスです。もちろん靴にもよりますが、目安としてソールから4cm程度に裾がくればちょうどよいバランスになります。ヒールを2?2.5cmとすると、短靴を履いた直立状態で地面から5.5?6.5cm程度に裾がくるようなイメージです。
スーツ?110','000(+TAX)/Valditaro
シューズ?55','000(+TAX)/Allen Edmonds
スーツ?110','000(+TAX)/Valditaro
シューズ?55','000(+TAX)/Allen Edmonds
今現在、ビジネスシーンでも浸透しているダブルの裾の場合、シングルよりもパンツの丈は短く設定します。折り返しがある分重たく見えるため足下をすっきりとさせる必要があるのと、その折り返しの重さをうまく利用してクリースを綺麗に見せる効果があるためです。一般的な短靴を履いて、地面から7?8cmというのが理想的。折り返しの幅自体は、トレンドによって微妙に変わりますが、今は4.5cm程度が一般的です。
スーツ?134','000(+TAX)/LARDINI
シューズ?55','000(+TAX)/Allen Edmonds
スーツ?134','000(+TAX)/LARDINI
シューズ?55','000(+TAX)/Allen Edmonds
ジャケットの袖丈は、スーツの装いでかなり重要なポイントです。長過ぎても短すぎても安っぽく見えてしまうもの。シャツの袖が1cm程度見える長さが理想的で、手を下に伸ばした状態で、親指の先から袖口までが10?11cmというのが一つの目安になります(もちろん指の長さや手の大きさなどの個人差はあります)。袖口からシャツが程よく見えれば、軽快さが生まれますし、スーツの袖口の消耗を防ぐ効果も期待できます。
スーツ?110','000(+TAX)/Valditaro
シャツ?13','000(+TAX)/SHIPS
ネクタイ?14','000(+TAX)/BREUER
スーツ?110','000(+TAX)/Valditaro
シャツ?13','000(+TAX)/SHIPS
ネクタイ?14','000(+TAX)/BREUER
ネクタイはジャケットのボタンを閉めてしまえば長さはわからなくなりますが、
ジャケットを脱いだ際にバランスが悪ければ、恥ずかしい思いをすることになります。これも一つの基準ですが、大剣の先がベルト幅の半分、つまりバックルを通す穴につくぐらいがベスト。その際小剣の長さがちぐはぐになる場合もありますが、あくまで大剣を基準にしてかまいません。気になる場合はノット(結び目)で工夫するなどして、バランスを取ります。
スーツ?134','000(+TAX)/LARDINI
シャツ?13','000(+TAX)/SHIPS
ネクタイ?14','000(+TAX)/Errico Formicola
ベルト?10','000(+TAX)/SHIPS