35thスペシャルインタビュー ―SHIPS MENプレス 今竜太― 僕にとってSTYLISH STANDARDなモノ 35thスペシャルインタビュー ―SHIPS MENプレス 今竜太― 僕にとってSTYLISH STANDARDなモノ

35thスペシャルインタビュー ―SHIPS MENプレス 今竜太― 僕にとってSTYLISH STANDARDなモノ

35thスペシャルインタビュー ―SHIPS MENプレス 今竜太―
僕にとってSTYLISH STANDARDなモノ

SHIPS MEN

世の中はたくさんのモノで溢れていますが、実際に自分で使ってみて本当に良いものだと実感できるモノに出会っていますか?本当の意味でいいモノに巡り合えたときの喜びは、何にも変えがたいものがあります。ここでは、毎日の生活や気分が豊かになり、いまではなくてはならない存在となっている、僕にとっての「STYLISH STANDARD」なモノを紹介しようと思います。


数多くメゾンを手掛けてきた、歴史あるクリエイティブチームが打ち出しているラルディーニ。どの商品も、加工やサイジング、使用される素材など全てにおいて非常に満足できるものを作っています。
個人的にコーデュロイ素材のジャケットに注目していた中、今シーズンの新作として入荷し、初めて見た瞬間にこのジャケットの購入を決めました。何故なら、今季の気分やトレンド、そして自分の理想とするスタイルにもっとも近づけるアイテムだと思えたからです。男性にとってジャケットとは、最高にエレガントに仕上げてくれるアイテムだと思います。街で上手に着こなしている人を見かけると、とても大人で紳士に見えますよね。そんな自分の理想に近づけるのがこのジャケットでした。仕事柄、ジャケットやスーツを着る機会も多く、クローゼットにはそれなりの数が並んでいます。でも、良く見ると好みが偏っていてネイビーばかりなんです(笑)。好きなんですよね、ネイビーが。落ち着く色であり、あわせやすいのはもちろん、ベーシックで気取っていない感じがいい。王道とか、正統派って表現がぴったりだと思います。しかし今回のジャケットは、そんな今までの自分とはまた違った新しい一面を表現できる点でも気に入っています。
自分の持ち物を見返してみるのも、いいことなんだなと思います。自分の持っているモノを知るということは、自分を知るみたいな。ちゃんとモノを理解し常に幅広い視野をもっていないといけないですね。

ジャケット ?81','900/LARDINI

オールデンとの出会いは8年前くらいです。学生の時からはまっていたデニムは、その当時約35本をゆうに超えていました。特にリーバイスに夢中で、レギュラーからヴィンテージまでを都内の古着屋を周り模索する毎日(笑)。
そして、自分の中でもそのブームもおさまりつつあるとき、次のマイトレンドはジャケットスタイルやスーツでした。それは仕事を始めるのと同時に必要なアイテムとなり、ワードローブにはなくてはならない仕事アイテムでもありました。
とはいえ、デニムを穿く習慣は消えず、平日スーツ、休日デニムを繰り返す日々。そこで出合ったのがオールデンのシューズでした。初めて買ったのはデニムによく合うタンカーブーツ。この履き心地なら、ほぼ毎日でも履きたいと思ったのを覚えています。その後、スーツにもカジュアルにも合う靴が欲しいと思いました。そこで購入したのがオールデンを象徴する素材、シェルコードバンのモデル990。これがまた本当にいい靴で、ほぼ毎日週に5回のヘビーローテーションでした。
そして、今シーズン新たに購入したのがこのスエードチャッカです。こちらは今季のトレンドにもぴったりの素材で、オールデン=コードバン見たいなものが定着していますが、スエードはとても新鮮でお気に入りです。新たなスタイルに挑戦すると、自分のスタイルがまたひとつ増える。それもまた、スタイリッシュとつながることなのではないでしょうか。

チャッカブーツ ?79','800/Alden

初めて機械式時計を購入したのは、IWCのポルトギーゼクロノグラフウォッチでした。機械式時計の魅力にどっぷりはまったのもその時計からなんです。時計にトレンドは求めていませんし、逆に伝統的なクラシックなモデルを好んでいます。
今回ご紹介するのはブランドのフラッグシップとして君臨するモデル。クラシックの原点ともいえる伝統的なスタイルを継承し、進化し続け、今もその形を受け継ぐこのモデルは非常に魅力的でした。大きく、そしてエレガントなシンプルフェイス。ケースの中にはブランドのこだわりと歴史が詰まっています。
IWCはブランド概念に共感ができ、モノ作りへのこだわりや姿勢も好きなんです。それと、IWCのアグレッシブな活動ですね。時計を通じてスポーツ、環境保護といた様々な財団の活動を支援している。そんな姿勢にも惹かれます。
今回ご紹介した時計のベルトは、もともとブラックのクロコダイルストラップでしたが、自分のファッションやライフスタイルに合わせブラウンカーフの純正ベルトを取り寄せ付け替えました。長く使えるお気に入りの時計として、とても満足していますし、とにかく気分が上がります。
モノに興味を持ち、知ろうとする事、これも僕にとっては仕事でもあり、スタンダードな事なんです。