「10年以上の愛用もの」
四角いかたちが好きでバッグもそんなかたちばかりを選んでしまいます。今回は、そんな10年近く大事に使っているお気に入りのバッグをセレクトしてみました。10年も使っているバッグは持っている人がわかってしまうような気がして恥ずかしいものですが、少しでもお買物の参考になれば嬉しいです。
liflattie ships バイヤー 浅沼 智香子
「HENRY BEGUELIN(エンリー ベグリン)」
「初めてバイヤーになった15年前?に買ったポシェットがひとつめ。オールハンドメイドのあたたかさやオミノが出す味、そして革やディテールのクオリティに衝撃を受け、そのままオーダーしてしまいました。(当時はオーダーができたので)そしてその次が奥にあるバッグ。このバッグが四角いかたちのバッグにはまりだすきっかけに。手前のウォレットもポシェットの形に似ていたのもあってポシェットの配色を逆にしてオーダーしました。使用したら毎回やわらかいタオルでオイルを塗ったり、ブラシでケアして大事に使っています」
「Paul Harnden (ポール・ハーンデン)」
「これも好きな四角いかたちや、長年使い続けていく革の表情を楽しみたかったので購入したバッグ。とても軽くて使いやすいのと雨にも強いのがうれしい。白でシンプルなかたちは飽きないので愛用しています。このボロボロになっていくのはあえてそのままに特別な手入れはしないです。ただ柔らかな革でも型くずれしないよう、次の出番までは中に詰め物を必ず入れておきます」
「J&M Davidson(J&M デヴィッドソン)」
「“永遠のベーシック”といわれる昔から憧れのブランド。どうしてもイギリスのショップに行ってそこならではの雰囲気や伝統を感じたかったのと、これもですが・・・自分好みの四角いバッグを探してやっと出会った思い出のもの。革がもつ無骨さやベーシックの中に最小限に感じるモード、バックルにこだわったストラップ(もともとベルトから始まったブランドなので)に、探していたのはまさにこれ!という感じでした。そして内側のボーダーを見た瞬間に購入を決めた思い出品。大切にしたいバッグだから、これもオイルやブラシでケアをきちんとしています」