3つの本と3つの小物 〜BOOK246が選ぶ秋に読みたい本〜
「旅の入り口から旅の余韻まで」をテーマとした旅の本を中心に、ガイドブックのみならず、国ごとに分けられた棚には小説、絵本、写真集と幅広いジャンルの本が並ぶBOOK246。お隣には本と共にコーヒーを楽しめるCAFE 246もあります。そんな素敵な本のお店が提案する、この秋おすすめの3冊、そしてリフラティ シップスがおすすめする小物を3点添えて紹介します。どのアイテムも秋の夜長を楽しませてくれる事間違いないセレクトですね。
ひとつめの本 〜芸術の秋・食欲の秋!な本〜
NOMA(ノーマ)
著:RENE REDZEPI 出版:PHAIDON ¥7','308
シェフのレネ・レゼピとコペンハーゲンにある彼の革新的なレストラン“ノーマ”に隠された料理哲学と独創性に迫った本です。最初が文章、最後がレシピ集になっており、注目して頂きたいのが本書の殆どを占める写真。盛り付けられた料理だけでは無く、食材、北欧の風景、文化と、もはやただのレシピ本ではなく芸術に。芸術の秋・食欲の秋どちらも欲張りたいなら是非この本を見て欲しい。
ストールポンチョ 各¥10','500/GILBERT WILSON OF HAWICK
ふたつめの本 〜寝る前にゆっくり読みたい本〜
アンドゥ
絵:渡邉良重/文:高山なおみ 出版:リトルモア ¥2','310
中央で2つに分かれたページを、アン(左) ドゥ(右)、 アンドゥと、交互にめくり紡がれる物語。まったく新しい読書体験と世界観へ誘われます。ふと感じる不安、孤独、わき上がる希望、喜び・・・そのどれもが日々の中で大切なこと。ていねいに綴られた、きのう・今日・あしたと連続する時間の中で成長するひとりの女性。読み終えた後は、心地良いあたたかさに包まれます。ふたりの心が織りなす小さな永遠は、まるで真珠のような。UN(きのう)DEUX(今日)UN DEUX(今日と明日)と歩いてゆきましょう。
キャンドル各¥5','775/CARRI?RE FRER?S
みっつめの本 〜旅に出てみようと思う本〜
『パリのすみっこ』
著: 鈴木るみこ 編 出版社:マガジンハウス ¥1','680
…パリの冬は寒すぎる。気温が下がり始める9月や10月に行くのが行動しやすいという声をよく聞きます。10月になると、パリコレにチョコレートの見本市、サロン・デュ・ショコラもあるので街もとても華やか。本書はクウネルのパリ特集から厳選した記事を選び出し、さらに新しい取材を加えた主に紀行文のようなガイドブック。「パリのなりたち」「フランス語のエチケット」の章では、楽しく過ごすためのマナーを、さらにフランスの国民食ともいわれるポトフのレシピまで!旅にはもちろん、持ち歩けばいつもの公園もたちまちパリに行っている気分になれる。そんな本がここに。
グローヴ¥15','750/Maison Fabre
営業時間:(平日)11時〜23時 (土・日・祝日)11時〜21時
TEL:03-5771-6899
URL : http://www.book246.com
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トラベルカルチャー雑誌「TRANSIT」第14号と新創刊の姉妹誌「BIRD」の発売を記念してTRANSIT×BIRD×BOOK246「アメリカ 西海岸×横断」と題した写真展とフェアを開催。(最終日は18時まで)
TRANSIT×BIRD×BOOK246「アメリカ 西海岸×横断」
期間:9月16日〜10月14日(18:00まで)