SHIPS MEASUREMENT CUSTOM ORDER SHIPS MEASUREMENT CUSTOM ORDER

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SHIPS MEN

中央区銀座、中央通りにほど近いオフィスビルの一角で凛とした佇まいでお客様をお迎えするシップス テーラリング ハウス。パターンオーダーと一対一の接客にこだわり、2009年のオープン以来、独創的かつ紳士的にオーダースーツの魅力を打ち出しているシップスならではの専門店。その専門店を取り仕切る内藤 陽さんにオーダースーツの魅力を伺った。


まず最初にシップス テーラリングハウスのご説明をさせて頂きます。シップス テーラリング ハウスではお客様とマンツーマンで色々な洋服に対するお好みや、こだわり、悩みといったお話をお伺いし、それに対しお客様の理想に限りなく近い提案をさせて頂く、すなわちお客様と一緒にお話をしながらお客様の為のスーツをパターンオーダーで作り上げていくという、私どもならではのサービスで、安心してオーダーいただけます。

パターンオーダーというのは基本的にゲージ(サンプルスーツ)をご用意しており、お客様に合ったサイズを着ていただきます。お客様の認識では、オーダーでもパターンオーダーに対する理解というのがやっぱり不十分なところがかなり多いと思うんです。パターンオーダーというのはあくまでも基準とさせていただくサイズに対し、お客様の体に合わせて作り上げていくというのがパターンオーダーのシステムです。

ゲージの着心地は細かく言いますと一人一人のお客様によって違いますよね?ですから最初にご来店を頂いた時にまずしっかりとご説明をさせて頂いてパターンオーダーとはこういうものですとお伝えします。ただ可動範囲というのがお店によって異なりますので、お客様に説明をしながらあくまでもお客様一人一人の私的背景を組みながらお客様と一緒に作り上げていって、なおかつご提案させて頂ける所は提案させて頂く。逆にお客様にとって新しい発見とか、そういった事もふまえてご提案させて頂くという事がメジャーメント カスタム オーダーの一番の魅力ではないかと思っております。

スーツの型はお客様の好みがありますので、ある程度お客様に選んで頂いております。基本的には3つボタンの段返りタイプが好まれています。新しい提案といたしましては芯無しのジャケットで軽く、わらかい仕立てで、ポケットの仕様もパッチポケットなどお好みのスタイルに。組下のパンツも通常のノータックやワンタックなど、お客様の好みに合わせてご提案をさせていただいています。
これがシップスオリジナルのオーダーシステムになるんですが、もう一つラインがありまして、シップスの製品を仕立てて頂いているリングヂャケット製のオーダーも展開しております。リングヂャケットはアンコン仕立てのジャケットを日本でいち早く取り入れ、軽くて柔らかい着心地のジャケットを確立したパイオニア的存在。非常に丁寧な作りで着心地だけではなく、見た目も綺麗なジャケットを作ると定評があり、信頼における日本を代表するテーラーです。こちらはセミマシンとセミハンドをご用意させて頂いておりますので、お客様の体型やお直しの必要な箇所に合わせてお選びいただけます。

また新たに導入したのが仮縫いのスタイルです。こちらはよりお客様の体型に合わせた内容のシステムで、より近いシルエットでお仕立ていただけるものとなっています。こちらがオーダーでは一番高度なシステムとなっております。今年の春夏からシップス テーラリング ハウスでも始まり少しずつ浸透してきております。パターンオーダーのシステムを大きく分けるとこの3つに分けてご案内させて頂いております。

このジャケットの袖の付き方はイタリアの仕立て屋が100年位前から使っているカミーチャという技法です。昔で言うところのパフスリーブと言われるものですね、基本的にシャツの袖付けで使われていたものなのですが最近ではこういったシャツの肩付けに近い様なジャケットの肩付けを好まれる方も多くいらっしゃいます。

内藤 陽

2007年 ワインレーベル フォー シップス 銀座店に入社。
2008年、パターンオーダー専門ショップ、シップス テーラリング ハウスのオープンニングスタッフとして異動し、現在に至る。
前職ではオーダースーツの販売を行うなどその筋のスペシャリストとして多くの知識を持って接客に応じる。

SHIPS Tailoring House

〒104-0061
東京都中央区銀座1-5-4 伊豆ビル 1F
Tel:03-3561-0552

営業時間:11:00〜20:00