SHIPSの中でも特に優れた接客のスペシャリストをご紹介する新連載。接客のこだわり、着こなしのこだわり、今季のオススメ商品などをヒアリング。日々の着こなしはもちろん、ビジネス面でも参考になるところがあれば、ぜひとも取り入れていただきたいところ。第一回目はSHIPS内の接客ロールプレイング大会「S-1」グランプリの第6回ファイナリストに選ばれた池袋西武店の佐藤さんをご紹介します。
会話を楽しみながら、
求めているものを引き出す
SHIPS 池袋西武店 スタッフ 佐藤
ーーー佐藤さんの接客はSHIPS内でのロールプレイング大会でも評価されています。
関東予選では、会場が小さかったこともあり、普段通りにできて、嬉しいことに予選を勝ち上がることができました。本戦では会場も大きかったですし、弊社社長も審査員として見られていましたので、緊張してしまいましたね。
ーーーちなみに西武池袋本店内でも賞をいただいたとお聞きしました。
胸の名札に星がつくんですが、スタークラブといい、業務成績優秀者が半期に一度、西武池袋本店内でスタークラブメンバーとして認定され表彰されます。こういった社内の外からの評価も仕事の励みになっています。
ーーー接客で気を付けていることはなんでしょうか?
なるべく会話を楽しむことですね。販売員なので購入につなげることが最大の目的になるのですが、セールストークって、お客様もわざとらしくて嫌がると思うんです。購入につながる、つながらない関係なく、会話を楽しみながら、求めているものを引き出していく、というのを心掛けています。
ーーーメインの担当はドレスセクションなんですよね?
今は、ビジネスマンのスタイルも大きく変わってきています。タイドアップするかしないか、カジュアルなセットアップでも働けるのか、など注意深くヒアリングしていきます。また、何がきっかけになるかわかりません。例えば西武池袋本店におりますと、西武ライオンズのファンというお客様もいらっしゃいます。野球の話しから少しずつ話題を変えていって、商品にたどりつく、ということもあるかと思います。
ーーーご自身ではどういうスタイルが好みですか。
真面目で、あまり飾らないスタイルが好みです。SHIPSのお客様はしっかりとしたスーツスタイルを求められている方も多くいらっしゃいます。そういった方のお手本といえば言い過ぎですが、真面目できちんと見える服装を心掛けています。
ーーー今季はどのようなビジネススタイルに注目ですか?
カジュアルスタイルの傾向でもありますが、スタイルやシルエットなど適度にリラックスした装いが求められています。生地では、ウール素材ですが伸縮性があったり自宅で洗濯ができたりと、シルエットは過度なタイトシルエットはなくなり、タックが入っているパンツが定着したりと、着やすさ扱いやすさを重視するお客様は増えています。
王道のドレススタイルとは別で、生地、素材の進化がビジネススタイルにも大きく影響していると思います。
ーーーイチ押しのアイテムはありますか?
SHIPS別注の「ラベンハム」のコートがオススメです。ブランドとしても再び注目が集まっていますし、キルティングなので、長くお使いいただけます。形も色も豊富なので、オンオフ兼用を探すのもいいですし、カジュアルとして明るい色味を選ぶのも面白いと思いますね。
こだわりのアイテムを
ご紹介!
ドレス担当なので、足元は特に気を使います。様々な靴を履きましたが、履きやすさではダントツで「オールデン」の「モディファイドラスト」です。ただ靴として愛しているのは英国靴ですね。最初に購入したのは「チャーチ」のスウェード靴です。とにかく履きづらかったのですが、履きこみ、補修を加えていくうちに最高の履き心地になりました。また背伸びして購入したエドワードグリーンのシューズは吟味しただけあり非常に気に入っていて、今では同じラストで3足所有しています。
SHIPS 池袋西武店
豊島区南池袋1-28-1西武池袋本店 5F
Tel.03-5949-2574