「枯れない花」今流行りのハーバリウムの魅力とは? 「枯れない花」今流行りのハーバリウムの魅力とは?

「枯れない花」今流行りのハーバリウムの魅力とは?

花や植物が好きでも、つい枯らせてしまったり、すぐにしおれてしまったり……と残念な経験をした人も多いのではないでしょうか? そこで近年ブームとなっているのがハーバリウムです。今回は、「suite」のデザイナーであり、ボタニカルデザイナーとしてお洒落なハーバリウムを発信する、小柳洋子さんに、ハーバリウムの魅力について伺いました。

「枯れない花」今流行りのハーバリウムの魅力とは?

まず、ハーバリウムとはどんなものなのか教えてください。

小柳

日本語に翻訳すると「植物標本」という意味です。植物をオイルに保存して、観賞用として作られたものですね。今、長く楽しめるインテリアとしてちょっとしたブームが巻き起こっています。

オイルは専用のオイルがあるのでしょうか?

小柳

今はブームになっていることもあり、ハーバリウム用のオイルが売られていますが、私が始めた頃はそういったものがなくて、ミネラルオイルやシリコンオイルというものを使っていました。ベビーローションの原料になるような、人体にも影響のないようなものなんですが、1年くらいは中の植物がもつんです。

期限があるんですね。半永久的に楽しめるものかと思っていました。

小柳

中に入れる植物は生きているものを乾燥させているので、どうしても黄ばんだりして劣化してくるんです。それはそれでいい味になってくるんですけど、人によって好みがいろいろあり、劣化してきたものが気になる方は、瓶の蓋をあけて家庭用の油を処分するようなかたちで、油を抜いて処分することができます。

「枯れない花」今流行りのハーバリウムの魅力とは?

ハーバリウムの魅力はどんなところにありますか?

小柳

癒しを与えてくれるところだと思います。見ていても癒されますが、作っている時も本当に癒されるんですよ。トロトロのオイルをビンの口から入れると、小さな泡が出るんですが、それを見ているだけで気持ちよくて。あとは、やはり生花は一週間くらいしかもたないけれど、ハーバリウムは1年くらいは綺麗な状態で飾れるところですね。例えば、キッチンにお花を飾るってとても素敵だけれど、実際は油飛びが気になったりするじゃないですか。これならビンを拭くだけで良いですし。

ほかにもお洒落な飾り方や楽しみ方があれば教えて欲しいです!

小柳

存在感があるのでひとつでも十分楽しめるものですが、私は2つ以上のハーバリウムをコーディネイトして楽しんでいます。これとこれを組み合わせたら素敵だなとか考えながら。あとはアロマランプの隣に置くと、光で植物の影ができたりして壁に映し出されたりするんですよ。それがとてもいい感じで、また癒されます(笑)。ベッドサイドやトイレ、廊下など、置く場所はどこでもいいのですが、部屋の中で少し寂しいなと思う場所に置くだけで絵になるんです。

実際に作るときに、どうやったらsuiteのようにお洒落な仕上がりになるのでしょうか? 作るときのコツはありますか?

小柳

私の場合はインテリアだと思って作るようにしています。なので、どうしたら置いただけでステキになるかなということを考えています。作る時間はそこまでかからないのですが、デザインを考えるほうに時間を割きますね。例えば大きな枝を買ってきて、それを切りながら、こう入れたら素敵に見えるだろうなとか、空間をちょっと作った方がいいかなとか。ビンに入れながらではなく、入れる前にイメージを固めています。

お花選びのポイントを教えてください。

小柳

自分が好きか嫌いかということが一番大きいのですが、あまり可愛らしい色ではないものを選ぶことが多いかもしれません。どちらかというと、華やかなものよりはシックなものですね。実際に生花を買ってきてドライフラワーにすることもありますし、ドライフラワーを売っている資材屋さんで仕入れることもありますが、「植物標本」なので、なるべく染色されていない、植物本来の魅力が伝わるようなものを選んでいます。

ハーバリウムに向いていない花はありますか?

小柳

大体のものが入れられますが、乾燥させたときに花びらが薄いものだと劣化が早かったりします。あとはブリザードフラワーだと綺麗に仕上がるんですが、ドライフラワーは大きなものだとしわくちゃになってしまったり。それがよくて使う時もあるのですが、花じゃないように見えてしまうこともあるので、使い分けていますね。

「枯れない花」今流行りのハーバリウムの魅力とは?

今回、SHIPSでのポップアップはどのようなテーマで展開するのですか?

小柳

テーマは「ハッピーホリデー」なんですが、冬らしい植物を使ったり、雪の結晶をボトルにつけたりして、クリスマスっぽい仕上がりになっています。ひとつひとつ表情が違うので、楽しんでいただけるかと思います。ぜひ冬のギフトとしても、お役立てていただけたら嬉しいです。

「枯れない花」今流行りのハーバリウムの魅力とは?

PROFILE

小柳洋子(こやなぎ・ようこ)。「suite」デザイナー/ショップオーナー。

文化女子大学服装学科を卒業後、某セレクトショップにてプレス、販促を経て、アンシェヌマン/ミニョンのショップを立ち上げる。

ディレクション、プロデュース、マネジメントで全国に12店舗を展開したのち、退社。

ハーバリウムのディプロマを取得し、独学でボタニカルデザイナーとなる。

POPUP SHOP

12月6日(木)〜SHIPSの16店舗限定で 「ハッピーホリデー」をテーマに、suiteのポップアップショップを開催。

下記アイテムに加え、ボックスに入ったものなど、小柳さんの世界観を堪能できる、
お洒落なハーバリウムを多数展開予定です。

この機会をお見逃しなく。

  • 「枯れない花」今流行りのハーバリウムの魅力とは?

    ボタニカルボトル
    各¥3,200(+tax)/suite

  • 「枯れない花」今流行りのハーバリウムの魅力とは?

    トライアングルボトル
    各¥3,500(+tax)/suite

  • 「枯れない花」今流行りのハーバリウムの魅力とは?

    トライアングルボトル
    (ホリデースペシャル)
    各¥3,800(+tax)/suite

  • 「枯れない花」今流行りのハーバリウムの魅力とは?

    フラワーボトル
    各¥2,500(+tax)/suite

「枯れない花」今流行りのハーバリウムの魅力とは?

■取材協力店

Prive de Lien(プリベドゥリアン)

パリのミシュラン星付きレストランで修行をした、上原浩一シェフのフレンチレストラン「Lien」の姉妹店として2017年にオープン。店内の各テーブルには、小柳さんが手がけたハーバリムが飾られ、華やかで品の良い印象。個室や、パーテーションで仕切られたプライベートな空間で、ゆったりと食事を楽しめる。

  • (住)東京都世田谷区池尻3-18-16 1F
  • (電)03-6413-8552
  • (営)平日18:00〜22:00L.O.
    休日12:00〜14:00L.O. 18:00〜22:00L.O.
  • (休)月曜日 第2、第3火曜日

8皿¥5,000のコースのみ。

全16席(4名まで対応可能な個室1含む)。

※着席16名、立食30名程度で貸し切りも相談可能。