東京ジェントルマンSNAP  “初夏のスポーティカジュアル編“ 東京ジェントルマンSNAP  “初夏のスポーティカジュアル編“

東京ジェントルマンSNAP
“初夏のスポーティカジュアル編“

スニーカーやスウェットパンツ、バックパックやナイロン素材のブルゾンetc.……。街はスポーティなアイテムを上手に着こなしている人たちで溢れています。今回は、SHIPS渋谷店と銀座店でそんなファッション賢者たちをコンパイル。素材感やデザインでスポーティな要素を巧みに取り入れたコーディネイトをスナップしました。見た目ももちろん重要ですが、今はリラックス感のある“ラクちん”な着心地もまた重要なポイントになっているようです!

上田素幸さん
(36歳・会社員)

SHIPS広島店の店長を務める彼。たまたまリサーチも兼ねて来店したところをキャッチしました。普段はドレス担当のためスーツですが、オフタイムはクリーンなリラックスカジュアルが基本とのこと。スパルワートのスニーカーとゆったりとしたトムソンのパンツがリラックス感とヴィンテージ風味を醸し出しています。随所にホワイトを上手に取り入れているため清潔感があるのもポイントです。

サン・ミン・リンさん
(37歳・会社員)

ソウルから渋谷にショッピングに訪れたというサンさん。もう来日は10回以上を数えるという日本通です。イタリア発ヘルノの極薄ナイロンブルゾンに足元はナイキのフライニットという異テイストミックスがお見事。くるぶし丈の美脚パンツとモノトーンで統一した色選びも相まって、落ち着きのある大人のスポーティカジュアルを体現しています。ちなみに、日本では表参道と渋谷でよく洋服を買うとのこと。

平津薫平さん
(21歳・大学生)

大学の帰りに渋谷店に立ち寄った平津さん。普段からスニーカーをよく履くという彼の足元は、アディダスのハイテクランニングシューズ“アディゼロ”。濃紺をベースに全身をブルー系で統一したスポーティな装いです。ナイロンジャケットはデサント、パンツはギャップ、バックパックはアークテリクスのもの。動きやすいスタイルが自身の定番ですが、今はダンスコのブーツを探しているとのこと。

?橋亮太郎さん
(21歳・大学生)

タケオキクチのデニムジャケットに華やかな花柄のシャツを合わせた季節感を意識した装い。テーパードのかかった細身のシルエットが美しいパンツは、ジャージー素材で長時間穿いてもノンストレスとのこと。ジャケットもノーカラーのため軽やかに見えるのがポイントになっています。普段からラクちんな着心地のものをチョイスするという?橋さんは、夏は短パンを上手に穿きたいとのことです。

セオさん
(21歳・会社員)

渋谷が好きで、ソウルから買い物に来たというセオさん。モノトーンでシックにまとめた装いは、ステンカラーコートと細身のパンツがエジオ オムという韓国のデザイナーズブランドのもの。ボリュームのあるスニーカーも地元のブランドで合わせているとのこと。日本へ来るのは今回が2度目で、セレクトショップを巡るのが目的の一つだそう。色数を抑えたミニマルなスポーティカジュアルは、万国共通で浸透しているようです。

田村 修さん
(23歳・会社員)

家が渋谷店に近いこともあり、徒歩で買い物に来たという田村さん。たまたま会社が休みだったため、今日は近所を散策するとき用のラクな格好をしているとのこと。ラグランスリーブの動きやすいスウェットに、足元はナイキのエア マックスをチョイス。スニーカーはランニングシューズが自分の定番で、複数所有しているそうです。アップデートした古き良きハイテクシューズは、今また新鮮に映ります。

白原巧実さん
(30歳・会社員)

IT系広告会社にお勤めの白原さんは、ジャケパンにバックパックというカジュアルなスタイル。とはいえモノトーン+ネイビーという色合わせは、落ち着いた印象です。本日は次の打ち合わせ場所へ、ヘッドフォンで音楽を聞きながら移動中とのこと。資料やパソコンなどもしっかり入る大容量のバックパックは、アメリカのアウトドアブランドであるダイムのもの。都市型のライフスタイルにも違和感なくマッチしています。

林 晃紀さん
(45歳・研究員)

林さんは大学で教壇に立っているため、本やPCを持ち運ぶための大きめリュックが必需品。大学からの帰りだという今日は、ポール・スミスのネイビージャケットにヤコブ コーエンの真っ白なストレッチデニムを合わせたクリーンな装いです。日々使っているリュックはマスターピースのもの。パンツはストレッチが効いたラクちんなものを常に選んでいるそうです。Vゾーンから覗くチェックシャツが華やかなアクセントになっています。

藤田直也さん
(38歳・会社員)

銀座店で買い物を楽しんでいた藤田さんは、スウェット地のカットソーとコットンパンツというリラックス感の溢れるコーディネイト。それでいてネイビーを基調にしているため清潔感も損なっていません。普段はスーツ姿ですが、休日はスニーカーにキャップをかぶったスポーティな格好が多いとのこと。足元のナイキ エア マックスは、随所に配されたネオンカラーが都会的なアクセントになっています。

本間義明さん
(30歳・会社員)

リブパンツにビットローファーという装いで銀座店に現れた本間さん。サッカーをずっとやっていて足が太いのが気になるそうで、ボトムスは伸縮性のあるものしか穿かないとのこと。本日着用しているポール・スミスのリブパンツは、チャコールグレーのほかにブラックも所有。肌触りが滑らかなコットンウール仕様で、スニーカーにも革靴にも合わせられる守備範囲の広さが魅力だそうです。シルエットもシャープで上品に見えます。

ソウ・シュニさん
(40歳・会社員)

ソウさんは、香港や韓国などのアジア圏と東京を行ったり来たりしている商社マン。休日は銀座で買い物をするのがルーティーンだそうです。今日はサマーウールのカーディガンに、アシンメトリーな意匠のボタンダウンシャツ、ジャージーパンツを合わせた動きやすさを重視した装い。パンツはヘリンボーン柄がうっすらと浮かび上がるクラシックな表情がキモになっています。すっきりとした細身のテーパード具合も好感度が高めです。

?木一彰さん
(38歳・会社員)

シンガポール在住で、一時帰国でたまたま銀座を訪れたという?木さん。ザ・ノース・フェイス パープルレーベルのジャケットにグラミチのクライミングパンツ、スニーカーはニューバランスの1400を愛用。実際にボルダリングもされているそうで、シンガポールにいるときはTシャツとサンダルにクライミングパンツというのが普段の装いとのこと。パンツの裾から覗くソックスの差し色が効いています。

庄内龍朗さん
(27歳・会社員)

普段は上野で商社マンをしているという庄内さんは、ナイキのエア リフトに古着のプルオーバー、ザ・ノース・フェイスのクロップドパンツを爽やかに着こなしています。銀座でもよく買い物をしますが、好きな古着を求めて都内を転々とすることもあるとか。モノトーンでまとめたスポーティカジュアルは、子供っぽさが皆無で落ち着いた印象です。春から夏は、かつての名作スニーカーを改めて履きたいとのこと。

リック・リーさん
(26歳・マーケティング)

香港から初めて東京を訪れたというリックさんは、アパレル関連のマーケティングをしているとのこと。アミ アレクサンドル マテュッシのスウェットにウィンドウペーン柄のパンツ、足元はハイカットのスタンスミスというこなれた装いです。色合わせもシルエットも隙がありません。ポイントは、無造作に合わせたヨウジヤマモトのストール。東京では、気になるサンダルを手に入れるべくセレクトショップを見て回る予定だそうです。