SHIPS とのコラボ企画が着々と進行中！ イラストレーター・関根正悟さんってどんな人？

―まずはじめに、イラストレーターを始めたきっかけを教えてください。

「元々はグラフィックデザインなどを手掛ける会社で働いていたんですが、心のどこかで『愛着を持って長く使ってもらえるようなものは出来ないか』という思いがありました。そして30歳になる前のタイミングで会社員を辞め、イラストレーターになるための準備をするようになりました」

―なぜ、イラストレーターだったんですか？ やはり絵がお好きで？

「いえ、それが実はそんなことまったくなくて（笑）。子供のときに塗り絵をしたりとか、人並みに描いたことはありましたが、「ひとつの職業としてそういう道があるな」という程度でした。でもイラストは誌面だけでなく、モノや作品として残せると思ったのでそこから独学で書きはじめるようになりました。それが丁度去年の元旦ですね」

―さまざまな媒体でお仕事されていますが、関根さんが好きなモチーフはどんなものですか？

「一概にこれというのはありませんが、街を行く人や雑誌で見かけるおしゃれな人、インスタグラムなどで見つけた面白そうな人は気になりますね。あとは女性のファッションアイテムがとても絵なる気がして好きです。普段から靴やアクセサリーは、ついつい描いてしまいますね。
あと9歳までNYに住んでいたんですが、その時におぼえた英語が今も活きているので、他の人にはないような砕けた言い回しや、僕なりに良いなと思う言葉をチョイスしてイラストに盛り込んだりしています。
最近、好きな言葉は『Fearless＝恐れない、恐れ知らず』です。今の僕がまさに、そういう気持ちで前向きに仕事が出来ているので」

―スターバックスさんにも思い入れがあると伺ったんですが、それはどうしてですか？

「実はこの仕事を始めたときから、当時、家の近所にあったスターバックスの仙川店さんへよく出向いて仕事をしていたんです。もう365日中、300日くらいそこで仕事をしていたかも。たぶん、スタッフさんよりも出勤してたんじゃないでしょうか（笑）。そのうち『スターバックスへ行くといいものが描ける』と信じるようになり、今でも行き詰ると近所のスタバへ出かけたり、移動中に見つけたスタバへ立ち寄ったりします。
ときにはゲリラ的にイラストを描いたカップを置いて行ってみたりね（笑）。頼むメニューはカフェミストのトールと決まっています。スタバのカップはロゴの裏は真っ白で、フラットだからイラストが書きやすいんですよね。

―ではこれからSHIPSとコラボ企画が進行するとお伺いしたのですが。

「今はまだ打ち合わせをしている程度で、具体的にはこれからなのですが、僕は高校生の時にセレクトショップブームが来た世代なんです。その時はSHIPSってちょっと高い印象と言うか、まだ手が出なかったんです。そのあと大学へ進んでからSHIPSデビューしました！それ以来、行けば何かいいものがあるという信頼はありますね。
　高校生の時に感じた憧れを思うと、そんなブランドとこうしてお仕事させてもらえるチャンスがあるなんて本当に感慨深いですね。
また内容もイラストをプロダクトに落とし込んだり、当初目指していた『長く使ってもらえるもの』というところでマッチしたので、今後の進行が楽しみですね。

去年はとにかく仕事をこなしてましたが、今年はイラストをお洋服にするお話を頂いたり、壁に絵を描く機会をもらえたりして、ますます自分のやりたいことが実現していく事を感じています」

―ありがとうございます。

今後の進行に乞うご期待！！