新編集長の平澤 梢さんに今、聞きたいことインタビュー 人気女性ファッション雑誌『SPRiNG』がこの度、リニューアルしました! 新編集長の平澤 梢さんに今、聞きたいことインタビュー 人気女性ファッション雑誌『SPRiNG』がこの度、リニューアルしました!

新編集長の平澤 梢さんに今、聞きたいことインタビュー 人気女性ファッション雑誌『SPRiNG』がこの度、リニューアルしました!

新編集長の平澤 梢さんに今、聞きたいことインタビュー人気女性ファッション誌『SPRiNG』がこの度、リニューアルしました!

新編集長の平澤 梢さんに今、聞きたいことインタビュー
人気女性ファッション雑誌『SPRiNG』がこの度、リニューアルしました!

SHIPS WOMEN

1996年「おしゃれマニアのファッション雑誌」として創刊以来、「ナチュかわ」などさまざまなファッショントレンドやライフスタイルを提案してきた雑誌『SPRiNG』。本誌が9月号からガラリとリニューアルし、格段にパワーアップしたのをご存知ですか?
店頭で見つけて「アレッ?」と思った人も多いかと思いますが、表紙だけでなく内容もヴィジュアルアプローチもかなり大胆にリニューアルしているんです!
そこで今回、9月号より編集長に就任した平澤さんへインタビューを決行。これからの『SPRiNG』についてお話を聞かせていただきました。

「ナチュかわ」から「グッドガール」へ
憧れ感をさらにブラッシュアップして読み応えのある内容に

―ではまず、編集長職に就いた経緯について教えてください

「私自身、現在、宝島社に入社して5年目になるんですが、『SPRiNG』へ配属されたのが去年の12月になります。その後、9月号でリニューアルするというお話があり、その時、読者ターゲット層とリンクしていた世代だった私が(編集長を)任されることになりました」

―移動後、間もなく編集長を任された平澤さんが考える「ナチュかわ」から「グッドガール」へのシフトとは?

「ナチュかわとは、その名の通りナチュラルでかわいいものが好きな女の子という意味になります。アイテムで言うと白いコットンチュニックやエスパドリーユというイメージでした。
グッドガールとはそのイメージを少し都会的にブラッシュアップ。年齢層もアラサー世代まで引き上げ、シンプルで洗練されたファッションへと変化させました。アイテムで言うと白シャツやスラックスなど、きちんと感のあるものをベースにカジュアルに着こなしたり、少しメンズっぽい感覚のあるものを意識しています」

―確かに、『ベーシックアイテム100』(8/23売り9月号より)という企画では全ブランド細かいディテールまでを掘り下げて特集するなど、今までに比べて情報量が多くなっていますよね。

「私の思うグッドガールとは本来、洋服が好きで今までいろんなアイテムや服装にトライしてきた人が、年齢と共に良いものに着目し、ファッション的にもどんどん削ぎ落とされていくと考えています。そしてものの良し悪しを考えながら、カルチャーにも精通している。グッドガールの定義の中にはカルチャー系女子と言うのも含まれているので、こだわりの強い女性に向けて、きちんとしたもの作りの背景も見せたいと思いますね」

誌面を通して活気あふれるアラサー女子をもっともっとフィーチャーして応援したい

―平澤さんから見て、今のアラサー女子とはどんな人たちだと思いますか?

「なんとなく不景気だったりして、若い人たちに元気がないと言われていますが、私は全然そうは思わなくて。取材やリサーチをさせていただく女子の方々は、とても元気に仕事やプライベートを楽しんでいる印象です。
グッドガールは好きなものの世界観がはっきりしているので、「好きなことを仕事にしたい!」と思っている人が多く、仕事に一生懸命。趣味にとても情熱を注いでいて、鉱物が好きで鉱物展に行ったり、好きなアーティストの作品を見にスペインまで足を運んだり。仕事が忙しくても土日は出かけたり、アクティブで知識欲が旺盛な人が多いんです。服や物だけじゃなく、精神的に満たされるものを見つけて楽しんでいるなぁと思います。そんな読者の方々の幅広い関心に対応出来る誌面にして行かなくてはと思っています」

「誌面での小さなキャプションにもちょっとしたネタを仕掛けているので、隅々まで読んで楽しんでもらえればと!」

“グッドガール”と言う言葉が流行語になるくらい浸透させていきたい

―ではこれからの『SPRiNG』の展望を聞かせてください。

「そうですね、誌面で言うと基本的には、日本人モデルさんはカルチャーにも通じているような、リアルに憧れられる人を選抜。そしてファッションページでは外国人モデルさんを起用しながら差別化できればと。そして読み物やカルチャーのページの割合も増やしているので、今後は年に一回、“SPRiNGが選ぶベストムービー賞”とか“ベストノベル賞”などもいずれは作っていきたいです。
 あとはSNSを上手く使ってもっともっと、グッドガールという言葉が流行語になるくらい浸透させていきたいなと思っています。Twitterでも「グッドガールって言葉、使っています!」という投稿があったり、読者アンケートでも「グッドガール像に共感しました!」というお声を頂いているので、それが広まっていけばいいなと思っています。まだ始めたばかりなんですけど、インスタグラムのアカウントを作ったりしているので、そこから読者の方々ともコミュニケーションが取れたり、面白いネタを見つけたりできたらと思っています」

―ありがとうございました!

そんな平澤編集長の至福のひと時とは?

「最近、眠りの質にこだわっていて。マ二フレックスと言うマットレスのダブルベッドを購入しました! 枕もテンピュールのプレミアムピローを導入して、安眠を追求しています?」

そんな平澤編集長のリフレッシュ方法は?

「一日中、ウロウロできるスパにはまっています。韓国ではポピュラーなんですが、ネットで探して時間が空くと出かけています。あとは美味しいお酒を飲みながら、音楽を聞いたりかな?」

そんな平澤編集長がハマっている美容法は?

「食で言うとグラノーラ! すっかり朝食の定番と言う人も多いと思いますが、それにアサイーなどスーパーフードのパウダーを入れて、ヨーグルトと一緒に食べています。朝だけなく小腹がすいた夜なんかも◎」

平澤 梢さん

2010年に宝島社へ入社。『InRed(インレッド)』編集部を経て、去年の12月に『SPRiNG(スプリング)』編集部へ配属。今年7月より編集長に就任した。目下、休日の気分転換はセルフのジェルネイルとのこと。

賢く可愛いグッドガールへ!

『SPRiNG(スプリング)』(宝島社)

発売日:毎月23日
特別定価:620円(税込)