ar笹沼編集長に直撃インタビュー! 「ウワサの“雌ガール”の正体とは?」
今回は「雌ガール」という言葉を生んだ、雑誌arの編集長笹沼さんにご登場いただきます。ちまたに増殖中の肉食系でも、ゆるふわ系でもない、「雌ガール」。いったい、どんな女の子なのか、教えて! 笹沼さん!
?「雌ガール」は何がきっかけで生まれたんでしょうか? 笹沼arでは、去年の11月号からリニューアルをしたんですが、そのときに、arが目指す女の子ってどんな人だろう、って考えたときに生まれた言葉です。もともと編集部では、女性に生まれた事をポジティブに楽しもう! という思いを持っていて、さらに色っぽさを残しつつカワイイ感じがみんな好きだったので、これは“雌ガール”だと。最初のころはよく雌(メス)の漢字を読み間違えられて“雄(オス)ガール”とか言われたりもしましたけど(笑)。 ?雌ガールはどんな女の子なのでしょうか?
笹沼ご機嫌でヘルシーなエロい女子です。色気って健康じゃないと出ないと思うんです。広く誰からもモテたいわけじゃなくて、ターゲットは一人の男性。自分が大好きな人に、どれだけ長くモテるかというところを大切にしています。ファッションもいい意味でほどほどミーハー。エロいといってもただ単に露出が多い、ということではなくて、たまたまチラッとお腹が見えたとしても、大丈夫な状態を保つ事を大切にする、ということです。見せているのではなく、見えてもOKという女の子ですね。イメージとして、いつも内側から潤っていて、湿度がある状態を目指しています。雑誌は号ごとにビューティやファッションで企画が分かれているけれど、目指すところは同じです。 ?表紙の女優さんもいつもツヤっとされている印象があります。 笹沼これは、女優さんはもちろんスタッフさんのお力もあるんですけど、出ていただくときは、ほとんどメークをしない状態で撮影させていただく事が多くて。 もともときれいな方ばかりなので、メークなどで盛る必要もないと思ってます。
?今シーズンarで注目しているアイテムはありますか? 笹沼 アイテムというかカラーですが、クールなピンクに注目しています。ウィンターパステルカラーの、少しスモーキーなピンク色。arのファッションスタイルは甘口も辛口も両方あって、読者からはカジュアルなスタイリングやデニムスタイルなどが人気なんです。スモーキーピンクは甘口が苦手な人でも挑戦しやすいカラーじゃないかな、と思います。 ?最新号の12月号はどんなところが見所ですか? 笹沼セクシーな雌ガールになるべく、ファッションとメーク、両方の観点からいかにセクシーに見せるかを大特集しています。物理的な彼目線、上からの近距離に見られるところにポイントを絞った「彼目線クリア計画」というビューティページも注目。個人的には「フェロモンだだ漏れ男子図鑑」という、話題の男性タレントが登場する企画もオススメですよ!
- 右からIPSAのフェイスパウダー。めんどくさがりやなので、4種類もパウダーを使いこなせない!って思っていたけど、並んでいる順番通りに使うだけで、立体的なメークが完成する優れもの。クレ・ド・ポー ボーテの赤リップはTシャツにデニムみたいなカジュアルなスタイルにこそ合わせます。ADDICTIONのネイルはもともとお気に入り。特にこのラメネイルはデスクに置いて、指先だけちょっとネイルがはげたときに、修復用に使ってます。夜にレセプションパーティがあるときなど、ささっと重ね塗りをするだけで華やかな雰囲気に変わるので重宝しています。
- 右からメルヴィータのオイル。もともとビッグサイズのボトルバージョンを使っていて、携帯用が発売されたので、外ではこちらも使ってます。髪、肌、爪、肘とか乾燥が気になった場所にどこでも使えます。香りも甘くて素敵。真ん中はラロッシュポゼのBBクリーム。これ1本でファンデいらずなのはもちろんですが、ツヤも出るしカバー力もあって伸びがいいんです。ヘアメークさんに聞くと、タレントさんでも使っている人が多いとか。左はシャネルの美容液。朝用、夜用、週末用と3本シリーズで使っています。中でもお気に入りはこの夜用。この香りをかぐとスイッチオフできて、気持ちよく寝られます。美容液としてはもちろん、アロマ的な使い方もしています。
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バッグの中がきれいな女の子って魅力的だと思うんです。さらにそのポーチまでかわいいなんて、素敵ですよね。このポーチにはメーク道具といざというときのためのバンドエイドを入れて(笑)、女子力をアピールしましょう!
ポーチ¥9','450/Kyuis -
香りは雌ガールにとって大切なアイテム。外ではもちろん、おうちでも素敵な香りに包まれていたいですよね。フレグランスで取り入れるのはマストですが、香りが苦手…という方はボディジェルで取り入れるのもオススメです。もちろん、キャンドルでお部屋もいい香りに。
フレグランス¥9','450/LOLLIA
シャワージェル¥2','625/LOLLIA
キャンドル¥6','090/LOLLIA -
ルームウェアにこだわるのって最高の自己満足。そういう意味でも女子のツボをおさえたこのデザインはいいですね。また、肌に直接触れる素材は、やわらかいものを選んで、さらに雌ガール度を高めてほしいです。
キャミソール¥4','515/DOMESTIC UNDER
タップパンツ¥3','465/DOMESTIC UNDER
アイマスク¥3','150/MARY GREEN
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笹沼彩子
1997年に主婦と生活社に入社後、ar編集部に配属。2012年に編集長に就任。