結婚披露宴〜二次会まで、パーティでの服選び術を教えます! Part.2
結婚式の招待状が届いた日から、あれこれ悩んでしまうパーティファッション。もっとも気を付けたいのは、主賓の職業や会場の雰囲気に服装を合わせること。また、自分がどの立場で呼ばれているのかも重要です。今回は、ビーチやガーデンでのウエディングを想定し、友人として招かれた場面を想定しました。教えてくれるのは、SHIPS全店で5人しかいない販売専門職の肩書きを持つ、この道30年のスタッフ五十嵐さんです。
ボウタイとチーフでアクセントをつけよう!
ビーチやガーデンでのパーティということで、夏らしいコットンのセットアップをチョイスしました。一般的にはベージュが多いですが、今年はソラーロ(玉虫色)の生地がおすすめです。陰影がきれいに出るので、昼間でも夜でもおしゃれに着こなせると思いますよ。全体的にはブルー系のグラデーションを心がけて、ボウタイとチーフでアクセントをつけるのがいいと思います。最近はボウタイの種類も豊富に揃っているので、パーティのみならずもっと楽しんで欲しいですね。ベルトをシューズではなく、あえてボウタイやチーフの色目に合わせているのもポイント。季節も場所もカジュアルが許されそうですので、メッシュベルトで軽快な雰囲気に仕上げました。
@スーツではなく、セットアップで軽快に!
Aボウタイとチーフでアクセントをつける!
B夏の足もとは素足で!
ジャケット ?39','900/SHIPS
シャツ ?9','975/SHIPS
パンツ ?17','850/SHIPS
シューズ ?38','850/RENATO PAGNANINI
ボウタイ ?8','400/SHIPS
チーフ ?3','990/SHIPS
ベルト ?9','450/Saddler’s
全体的にブルーのグラデーションでまとめているので、足もとはコンビネーションカラーにしました。ビットにすることで崩し過ぎない、ギリギリの遊びが生まれると思います。また、パンツをあえてロールアップして裏地を見せるとキレイにまとまります。ちょっとした遊び心ですね。
今回のポイントはボウタイとチーフ。ブルーとブラウンという組み合わせって意外と合うんですよね。無理に柄を合わせるよりも、色味が似ているものでコーディネートするとこなれた感じが出ると思います。セットアップなので、チーフは少し膨らませて入れています。
ビーチやガーデンでのパーティなら、ショーツに挑戦しよう!
リゾートでのパーティならば、あえて白を使わず色味のあるものでコーディネートしたいところです。重要視したのは、青い空や緑に映えるスタイルであること。白だと少し堅くなり過ぎてしまうんです。程よくハズしたいところですね。ジャケットは夏を代表するシアサッカー素材を選びました。トラディショナルなアイテムなので、これならショーツをはいていてもフォーマル感が出ます。また、ハーフパンツにネクタイは重くなってしまうので、ここでもボウタイを合わせました。トップスは色味を合わせて、ショーツの赤が映えるようにするのがポイントです。足もとはネイビーのドライビングシューズにすることで、全体が締まります。少々派手に感じるかもしれませんが、こういう人がいるだけで場が華やかになりますので、是非チャレンジしてみてください。
@ショーツを穿くなら、ジャケットはトラッドに!
Aネクタイではなく、ボウタイ&チーフで軽快に!
B夏の足もとは素足で!
ジャケット ?57','750/SHIPS
シャツ ?27','300/Salvatore Piccolo
パンツ ?23','100/INCOTEX
シューズ ?18','900/ARTIOS
ボウタイ ?8','400/SHIPS
チーフ ?3','990/SHIPS
ベルト ?9','450/Saddler’s
スエードのドライビングシューズを素足ではくのがポイントです。今年はスエードのスリッポンがいろいろ出ているので、パーティじゃないときでもいろいろと楽しめると思います。
トップは全体的にブルーで統一させています。チェックのボウタイは硬すぎず、柔らかすぎず。チーフでエレガントさを演出しています。小物はある程度自由に、自分らしく遊ぶのがいいと思います。