雑誌『MORE』編集部で働く河さんに密着取材!
働く女子のリアルライフ 河昌奈さんの一日
昨年、35周年を迎えた人気女性ファッション誌『MORE』で、日夜誌面作りに奮闘している編集者・河 昌奈さんを一日追いかけ取材! 多忙を極める雑誌編集者というイメージの裏にある、意外な素顔やリアルトークは同じ女子として共感する部分も多いはず。仕事もプライベートも充実してそう、クールでカッコいい、そんな河さんの素顔がちょっとだけ垣間見ることができました。
「朝はまず、漢方を飲むことから始まります。韓国へ行ったときに処方してもらって、三ヶ月くらい飲み続けていますが、お陰で虚弱体質が治りましたね(笑)。あとはたまにグリーンスムージーを飲んだりするかな。」健康には気を使いつつも、無理はしないという河さん。普段、撮影などがなければ9:30出社を心がけているそうですが、企画会議の朝だけは6:00から出社して会議の準備をするそうです。
「出社したらまずはPCの電源を入れます。じっくりメールチェックして、前日からの作業に取り掛かったり、資料整理などデスクワークが中心です。昼頃になるとクライアントとのやりとりやアポ入れなども。自分のページの原稿? 結構、夜の方が進むので、夜書くタイプです(笑)」コンテ打ち合わせ、撮影準備、取材アポやセッティングから、入校、校了などをこなし、忙しい時は昼食もままならないので、近くのカフェでホットドッグをテイクアウトすること多いそう。「集中するとお昼抜きで仕事することもあります」とパワフルな一面も。
「期待の若手スタイリスト・高野麻子さんとコーディネートチェック。ファッション企画を担当しているので、スタイリストさんとの打ち合わせはとにかく綿密に。高野さんは同い年でセンスも抜群なので、頑張ってほしいです! 」ラフを片手に、意見交換をしたり、企画の意図やシチュエーションにあったスタイリングについてじっくり話し合います。ときには色んなアイディアが湧いてきて、気づけば深夜……なんてことも。
「会社にも資料室はあるんですけど、余裕があるときは撮影でもよく使われる近所のマグニフへ。国内外の昔の雑誌が手に取ることができるので、撮影イメージや新しい企画を考えるためのネタ探しに最適です」ファッション誌や写真集、カルチャー誌などが所狭しと並ぶ素敵な本屋さんは、外観もとってもおしゃれ!
SHOP DATA
店名:magnif 古書店マグニフ
住所:東京都千代田区神田神保町1-17
電話:03-5280-5911
定休日:不定休
URL:http://www.magnif.jp/
自身も27歳とモア世代である河さん。「普段から会社勤めの友だちを中心に、いろいろ意見を聞いて誌面作りの参考にさせてもらっています。あと可愛い子を見つけると連絡先を交換したり、読者企画などに出演してくれる子を探してしまったり。モア世代として、ついつい仕事目線になってしまうこともありますよ(笑)」オフの日でも仕事熱心な姿が浮かびます。
「神保町での仕事が終わって、早めに会社を出られるときに立ち寄るのがお蕎麦屋さんです。中高の同級生である最上はるかさんが作ってくれる、蕎麦や肴をつまみながら飲む焼酎の蕎麦湯割りは最高!! お気に入りメニューは冷やし湯葉ののった蕎麦やお刺身はんぺん、旬の食材が楽しめる天ぷらです。落ち着いた雰囲気の店内も居心地良くて、つい長居しちゃいます」神楽坂の有名店で修業を積んだ最上さんが、昨年の夏にオープンさせたお店『蕎楽亭もがみ』には約2週間に一回のペースで足を運んでは、仕事や友達のお話で盛り上がるそうです。
SHOP DATA
店名:蕎楽亭もがみ
住所:東京都新宿区中里町3番地
電話:03-6326-2330
定休日:土曜日
URL:http://mogami.kyourakutei.com/
河 昌奈さん
大学を卒業後、『MORE』志望で集英社へ入社し、ファッション企画を担当、今年で6年目を迎える。「編集長以下みんな『読者の半歩先を行く』という精神を大事にしています。より身近で実用的、それでいて沢山の子たちが楽しめる情報をこれからも発信し続けたいです!」最新号では『梅雨を楽しめる着まわし企画(仮)』を担当。
MORE
毎月28日発売。20代から30代のOLを中心とした女性向けファッション雑誌。6月号は3つの切り口から春の服を総力特集しています。河さん担当の「やりがちなパンツ×ブラウスの新鮮コーデ」や、「通勤スタイル」ページは要チェック!