スタイリスト 辻 直子さんが教えるおしゃれのヒント
ハイクラスな女性をターゲットにした雑誌で活躍しながら、女優やタレントまで幅広く人気を集めるスタイリスト・辻直子さんと、プライベートでも仲が良いというSHIPSプレス・成瀬による、初のファッション対談が実現。寒さも残る4月、小雨の昼下がりに、今思う『おしゃれ』について語って頂きました。
「まずは私の定番とも言えるスカートをメインにスタイリング。フレアスカートって万人が見ても「可愛い」と思うアイテムだと思うんだけど、それだけの印象にしたくなくて。なので、テールカットのノースリーブブラウスを合わせて意外性を持たせてみました。オレンジのポシェットとターコイズブルーのピアスをアクセントに。小物やピアスはその時の気分やトレンドを取り入れるようにしています」
ノースリーブブラウス¥18','900/sisii
スカート¥39','900/rag&bone
サンダル¥13','440/ENESS
ポシェット¥31','500/ANNABEL INGAL
ピアス¥15','750/KATIE DIAMOND JEWELRY
「次は個人的にも大好きなニットやシャツ、生っぽいデニムで作り上げました。それぞれのアイテム自体はシンプルだけど、着るときに袖をロールアップしたり、ニットをラフに巻いたりして自分らしさを演出できればと。またシャツの微かな透け感やサンダルの配色が、柔らかさを感じさせてくれたり、アイテムとは裏腹に女性らしいスタイルです」
ニット¥39','900/beautiful people
シャツ¥11','550/SHIPS
デニムパンツ¥23','100/A.N.D.
サンダル¥18','900/KATE
バッグ¥19','950/GIOVANNI
時計¥31','500/SHIPS
「最後は旬なアイテムを使って。柄パンツって柄そのもののイメージに左右されてしまうことがあるので、ベーシックなTシャツやニットを合わせて、インパクトを緩和しました。小物も都会的なデザインやフォルムの物を選ぶことでよりタウンユースな着こなしを意識。柄モノには抵抗がある人でも、スタイリッシュな雰囲気はそのままに、取り入れやすい着こなしになっていると思います」
Tシャツ¥5','985/Market
ニット¥12','600/SHIPS
パンツ¥26','250/ROYAL JELLY HARLEM
サンダル¥15','750/SHIPS
バッグ¥25','200/Via Repubblica
ブレスレット¥6','930/LUCAS JACK LONDON
辻直子
上品な中に女性らしさと甘さを感じさせるコーディネートで、雑誌『BAILA』、『VERY』を中心に活躍中の人気スタイリスト。CMや広告でのスタイリングから、ブランドディレクションまで、その活動は多岐に渡る。
昨年の秋、株式会社 幻冬舎から初のスタイルブック『おしゃれの想像力 〜It’s my creation』が発刊された。。