カリスマスタイリスト 亀恭子が提案する 今すぐ着たいお仕事服
言わずと知れた敏腕スタイリストの亀恭子さんが、念願のSHIPS MAGに登場！ 数々の女性誌ファッションでカリスマ的人気を誇る亀さんが、今シーズン、リアルに気になるお仕事服とは？ これまでにも「働く女性へ向けて」のスタイリングを提案し続けてきたプロ中のプロによる、今旬オフィススタイルを提案します。
――まず、亀さん自身がもとめる『お仕事スタイルの条件』とは？
まずは誰と会うかですね、職場の上司やクライアントなど。そしてそこには品のあるアイテムを選ぶこと。さらに私は華やかに仕上げることを心がけています。ジャケットスタイルはシャツやブラウスで合わせれば安心なんですけど、そこにニットを合わせる遊び心が大事だと思います。あとはTPOにパーソンをプラスしたTPPO。『誰に会うか』まで考慮して着こなしをコントロールできるって素敵だと思います。
――では普段のご自身の着こなしから気を付けていることは？
サイズ感とトータルバランスです。それは自然と着心地の良さや、トレンド感と言われるそのときの気分だったりすると思うんですけど。今は春先といいながら、グレーやカーキをキーカラーにした、カラーレスな気分が気になっています。気分次第でコロコロ変わっちゃうんですけどね（笑）。
「仕事着ということで、ジャケットにはかっちりとしたベーシックデザインを選びました。そこにレースショーツやトーンの柔らかいボーダーニットで、まろやかな印象に仕上げています。ショート丈で肌見せすることで、端正なイメージのジャケットをラフにくずすのがポイント。小物には落ち着いたベーシックカラーを意識しつつ、ジャケットを脱いだ時でもマッチするような、華やかで季節感を感じられるものを選びました」
ブレザー￥24','150／SHIPS
ニット￥12','600／SHIPS
ショーツ￥17','800／WJKW
サンダル￥25','200／Luca Grossi
ネックレス￥29','400／SHIPS
バッグ￥24','150／TOFF&LOADSTONE
「なかなかカジュアル指数高めなパンツをあえて、お仕事スタイルに落とし込んでみたくて。なのでシャツには品よく女性らしさも感じられるカシクールタイプにしました。小物にも最近、多くみられる実用的なビッグクラッチに、パールなどではなくヴィンテージ調のネックレスをセレクト。控えめながらも確かな存在感を放つスパイシーなもので差を付けました」
ブラウス￥19','950／SACRA for SHIPS
パンツ￥15','750／SHIPS
シューズ￥16','800／KATE
ネックレス￥38','850／DANNIJO
クラッチバッグ￥14','700／Giovanni
