雑誌「LEE」エディター中込さん語る!liflattie ships的春ファッション 雑誌「LEE」エディター中込さん語る!liflattie ships的春ファッション

雑誌「LEE」エディター中込さん語る!liflattie ships的春ファッション

雑誌「LEE」エディター中込さん語る!liflattie ships的春ファッション

liflattie ships

“日々の暮らしを大切にしたい”そんな既婚女性を中心にした20?30代に人気の高いライフスタイル&ファッション誌、「LEE(リー)」編集部の中込さんにインタビュー。今シーズンのオススメのアイテムやLEEについて、お話を伺いました。




―今シーズンも様々のブランドの展示会やリサーチをされていると思うのですが…今季はどのような傾向ですが??

中込 きれい色やプリントを施したアイテムや、透け感やとろみのある、軽さを感じさせるアイテムが多いですね。華やかで、見ていてウキウキします。ここ最近、LEE世代のリアルクローズはバックトゥベーシックな流れが強かったと思うのですが、そこから少し遊びたい、少し新しいものを取り入れたい、という感じになっているのかなあという印象を受けています。でもそれが突飛なものではなくて、ベーシックなデザインのニットだけど色は鮮やかだったり、チェック×ボーダーといった着慣れた柄同士のコンビであったり、挑戦しやすい“新しさ”だと思います。

―中込さんがおすすめする今季liflattie shipsのアイテムやスタイルはありますか?

レースブラウス¥34','650/forte_forte

中込 まずは、”透け感”や”空気感”のあるトップスですね。例えば読者も大好きなブラウスで言えば、今までは部分的にレースが施されている素朴なアイテムが主流でしたけれど、今季は総レースだったり、透け感のある素材を使っていたり。いつものアイテムをちょこっとひとつ変えるだけで違った印象になると思います。ここ最近リラックス感はありつつ、”クリーン”な雰囲気のあるコーデに共感する読者が多いので、こうしたトップスは重宝すると思いますね。 私自身がこのブラウスを着るとしたら、白に近いアイスグレーのタンクをインに。白デニムのショートパンツに白か淡いグレーのウェッジなど、ワントーンでまとめますね。ネックレスやバングルなどもクリアなものを選びます。

その他には、やっぱりキレイ色。今季は大流行していますが、個人的には肌の色にも馴染みやすく合わせやすい、ペールトーンのものがおすすめですね。同じ淡い色でもパステルのように甘くなりすぎないし、ほどよく女性らしさも感じさせられる。ヴィヴィッドカラーが抵抗ある方でも取り入れて貰えるのかな…。アイテムはシンプルなニットやスカートでも、カラーをほんのりと加えるだけで、春らしさを感じられて気分も変わると思います。

ニット¥12','600ギャザースカート¥9','975、パンツ¥14','700/liflattie ships

逆にヴィヴィッドカラーを選ぶときはシューズなどの小物で、面積を小さめに、さりげなく取り入れるのがいいと思います。私も個人的にはベーシックな色を好んでしまうので…春はワンポイントでカラーを取り入れるなど読者と一緒にトライしたいなと考えています。

小物で注目しているアイテムは小さめのポシェット。昨年からの傾向なのですが、読者の間で必要最低限のお財布とリップと携帯が入るくらいの小ぶりサイズで、フリーハンドになる斜め掛けタイプのものとエコバッグなどのバッグの2つ持ちが、注目されています。大切なものは肌身離さず持てて両手が空くというのがポイントですね。小さなお子さんと歩くことが多い、LEE世代の読者ならではかもしれません。子供がいると何かと荷物が大きくなりがちですが、パッと子供を追いかけたいときに、丸ごと荷物は持っていけないという事もありますからね。最近はきれいめなデザインも増えているので、手放せないアイテムのひとつになりそうです。

―雑誌LEEについてもお聞かせ下さい!
間もなく創刊30周年を迎えるLEEですが創刊から現在まで、定番の人気の企画があれば教えてください。

中込 ずっと人気なのは”パリジェンヌのSNAP”ですね。これは創刊後から、定期的に行っていて現在も人気の企画です。フランス女性のお洒落ってトレンドだけじゃなく自分がある、そして意外と真似がしやすい。これは、着心地の良さや素材にこだわったり、自分に対してムリしないけどお洒落をする、リフラティ シップスのファンの方にもリンクする気がします。パリジェンヌの定番で、リフラティ シップスのブランドのキーアイテムでもある「フラットシューズ」、「バレエシューズ」はLEE読者からも大人気ですね。

―SNAP以外にもファッションからコスメ、暮らしについてなど様々な特集がありますが…ファッション以外ではどのような企画が人気ですか??

中込 海外インテリアの特集は、いつも反響が大きいですね。3月発売の4月号でも、ストールが人気の「マッタ」のデザイナー、クリスティーナの週末の家を紹介しています。日本の住宅にそのまま応用はできないかもしれませんが、ちょっとしたコーナー作りだったり、配色の仕方であったり、新鮮な発見があるんです。また、レシピや旅のテーマも人気ですね。4月号では別冊で「お弁当BOOK」がついていますが、「冷めてもおいしい」「フライパン一つでできる」など、リアルな視点から構成しています。

―雑誌LEEをどんな風に楽しんでほしいですか?

中込 私個人としては、LEEを読んでいて気持ちが楽になったり、行動を起こすちょっとした後押しになったり、そんな日常における「きっかけ」を提供する役割を担いたいですね。「こんな服が着てみたい!」というのも「きっかけ」だと思うんです。そういうものを、たくさん詰め込みたいですね。 それから、LEEは夫婦で読める、家族で読める、と言っていただくことが多いのですが、それはとても光栄です。おしゃれスナップやイベントなどで読者の方々にお会いすると、夫婦仲がよく、夫も暮らしに対して積極的。もともとインテリアや旅などユニセックスに楽しめる情報も充実していますし、この春はお休みするのですが「Men’s LEE」という増刊を出したこともあって、ファッションのカップルルポなども多いので、是非夫婦でも読んで頂きたいですね。

―最後に読者に一言お願いします。

中込 長く支持して頂いて雑誌LEEは6月号で30周年を迎えます。本当にありがとうございます!その記念イベントとして、1年間かけて全国30都市でおしゃれスナップを開催! 毎月2〜3都市ずつ掲載していきます。普段はなかなか伺えない都市にも伺う予定で、私も先日岡山に行ってきました。普段は会えない、その土地の読者に会えることが嬉しかったですね。ご当地のおしゃれショップ情報を教えて頂いたり、街を歩くことで新たな発見があったり、楽しいですよ。スナップ隊はまだまだ行脚中。こちら(http://hpplus.jp/lee/mypage/30anniversary_lee2013/clip/)に随時情報を掲載していきますので、是非お洒落をして遊びにきてください!

中込 直子 / エディター

'02年集英社入社以来、LEE編集部に所属。
ファッション担当。おしゃれスナップ隊長であり、プチプラ番長。
メンズファッションも担当する。
編集部ツイッター(@lee_shueisha)でも情報発信中。

「LEE」集英社刊 毎月7日発売

おしゃれも暮らしも楽しみたい30代女性向けのファッション&ライフスタイル誌。ファッションでは、上質でベーシックなアイテムを中心に、旬をほどよく取り入れた大人のこなれカジュアルを提案。
毎月7日発売。

http://hpplus.jp/lee/magazine/new