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liflattie ships

ものをつくる人々に共通している心の軸は、そのモノに対する愛。“日常的なものやこと+ちょっとした美”をコンセプトにした、愛が溢れるものづくりを楽しむフーゾオラリオの春のシューズコレクション。デザインのヒントやインスピレーションの素と一緒にお楽しみください。




イタリア語で「時差ボケ」を意味するFusoOrario(フーゾオラリオ)。イタリアの田舎にある小さな食堂のような素朴な空間で味わえる異文化を持つ人々の出会いや話す会話。そこに影響を受けながらもちょっと時差ボケしているくらいのスタンスでいろいろな「もの」や「こと」をかたちにする集合体。

「フーゾオラリオは、ものづくりへの共通意識を持った仲間が集まって、くつやバッグ、内装などのデザインを手がけている集団なんです。大切にしていることは、今の流行や気分にあまりとらわれることのない、ぬくもりとリラックス感のある要素。いずれは、イタリアの田舎町にあるカンティーナと呼ばれる食堂のような小さな飲み屋も展開していきたいです(笑)」FusoOrarioプレスアシスタント・濱田福さん

「私たちのくつへのこだわりは、ライニング(裏地)がないこと、切りっぱなしのデザイン、そして革のピース数が少ないことです。1枚の革でライニング(裏地)なしでつくるということは、革の裏がしっかり仕上がっているからこそ成せる技で、通気性が良くなるんです。そして切りっぱなしのデザインで素朴感を強調、さらに革のピース数を少なくすることで壊れにくく、くずれにくい仕立てになっています。また、中敷きにコルクシートが入っていて、くつが足になじみやすく“楽”で“快適”にはけることもポイントですね」

「くつはデザインソースを決めてから、私がイメージ構図をイラストにおこして、デザイナーがかたちにする……という共同作業でつくっています。今季のボーダースリッポンは、イスをつくるときの編んだようなテープがデザインソース。仕上がりのふにゃっとした感じやありそうでない配色など、昔の写真集や本はインスピレーションの宝庫ですね」

「今回、デザインの発信源となったのがこの“SHAKER”という本。アメリカで自給自足の共同生活を行っていた彼らのデザインは、あらゆる不必要なものをそぎ落とした素朴でシンプルなもの。私たちが求めているイメージにとても近く、すべてのページが想像力をかき立ててくれる大事な1冊です」

スエードにボーダープリントがほどこされたスリッポンは、ちょっとよれっとした風合いがこなれ感を演出。“SHAKERからヒントを得たネイビー×ブルーとリフラティ シップス別注カラーのベージュ×ミントグリーン。どちらも春夏のコーディネイトのアクセントにぴったり。

(左)スリッポンシューズ¥14','700/FusoOrario
(右)スリッポンシューズ(liflattie ships別注カラー)¥14','700/FusoOrario

定番のレースアップシューズはクラシックなルックスでありながら、スポットでラミネート加工がされているので雰囲気が変化。ゴールドの足元が、シンプルなスタイルにほどよいパンチとインパクトをプラス。

レースアップシューズ¥28','350/FusoOrario