ファッションシーンに新風を吹き込んだ“ブラックアイビー”に注目！The Brooklyn Circus

――ブランドのコンセプトを教えてください。

都会的なアメリカン・マンのスタイルとキャラクターを洗練させること。そしてそれは“100年プラン”であること。

――ブランドを始めたきっかけを教えてください。

The Brooklyn Circusは、自分たちの見解＝都市的視点から見た新しい洋服を作ることから始まりました。そしてそれは、自分たちのような元気な精神を持った都会のアメリカ人ビジネスオーナーが、伝統を引き継いだ特有な物を創り、なおかつほかのいろいろな人たちと関わりながら続けていけるという、深い確信に発展していったのです。

――ブランドのフロントマンであるウィジー・セオドア氏とパートナーのガブリエル・ガルシア氏のルーツを教えてください。

私たちは8年以上前に、FIT（ファッション工科大学）のコミュニケーション・デザイン・クラスで出会いました。プライベートでも仲良くなり最初は友達でしたが、次第にプロフェッショナルな関係になっていたのです。ウィジーはNYでThe Brooklyn Circusを始め、ガブリエルをカリフォルニア支部として歓迎しました。

――The Brooklyn Circusのデザインの特徴を教えてください。

品質、機能性、カジュアルなフィットを特徴とするデザイン。そういったものたちにルーツを持つ古い物にインスパイアされていることです。

――古い機械を使って作る服の魅力、そしてアメリカの工場での生産にこだわる理由について教えてください。

アメリカ製のものは、機械と手作業による高い品質に支えられていると信じています。それにアメリカで生産することで、自分たちの洋服により手をかけることができるのです。これはThe Brooklyn Circusを語る上でとても重要なことです。

――日本製の生地も多く使用していますが、その理由を教えてください。

品質や耐久性と言った面で非常に高品質の織物を生産するからです。日本という国のファンでもあります。

――今回はシップスとのコラボレーションアイテムを製作してくれていますが、そのデザインコンセプトやこだわりポイントなどを教えてください。

品質の良い生地やパーツなど、数ヶ月感のリサーチ＆研究の末、私たちは現在まででもっとも自身を持って発表できる作品を完成させました。それが、定番のネイビーブレザーにインスパイアされた『ネイビー・ヴァーシティ・ブレザー』です。私たちはほかの何者にも変えられない定番のブレザーコートの伝統を尊敬したく、一番好きなスポーツウエアとヴァーシティジャケットからインスピレーションを得ることに決めたのです。注意深く2つのピースをブレンドし、ひとつの特別な、そして用途の広いジャケットが完成しました。細かいところまで手抜きはありません。

――カルチャーやファッションという視点で、ブルックリンとマンハッタンの両者の違い、そしてそれぞれの魅力を教えてください。

マンハッタンのカルチャーはいわば高いペースを保つことです。マンハッタンのファッションは国際的な影響があり、絶えず発展しています。一方でブルックリン文化とファッションは実にオリジナルなもの。地球のどこを探してもこんな文化はないと思います。

――日本のファッションについてどう思いますか？

日本のファッションは、自分たち特有のクラスがあると思いますね。

――最後に日本のファンにメッセージがあれば是非お願いします。

いつも応援をありがとうございます。150 Nevins St. Brooklyn NY 11217に、ぜひ私たちを訪ねてきてください!!