私を作る時間と空間?mikiaデザイナー 三林 暁さん?

まず一日の始まりは、自宅から近いという代官山の蔦屋書店で、ブラックコーヒーを片手に新聞を一読。「ここは朝の7時からオープンしているので出社する前に立ち寄るのにちょうど良いんです。他の書店にはなかなか置いてない洋書や写真集の豊富なラインナップもよく足を運ぶ理由のひとつ。気づいたらここでのコーヒーと読書が私の朝の定番になっていました」

コーヒーブレイク後、渋谷にあるミキアのアトリエへ。アトリエ内は三林さんの趣味趣向が随所に感じられる素敵な空間に。「3年ほど前にここへ引っ越してきたんですが、内装はとにかく私の好きな色、モノでまとめました。ちょっとイビサ島やメキシコをイメージしたピンクや、ハンモック調のアレンジ、木棚はぬくもりが感じられるクラフト感を大事にしました」壁の棚やウィンドウケースにはミキアの新作や定番アイテムがところ狭しと並ぶ。「最近は、展示会目前までバタバタと仕事していました。展示会中は、連日、お客様やバイヤーの方がいらっしゃるので、お話をしたりとアトリエも賑やかになります」

毎回、とくにテーマは決めずにプロダクトデザインをするという三林さん。「人気のシリーズであるサンゴを使ったビーズネックレスは、マルチカラーを作ってみました。あと髪をまとめたときに耳元で光る華奢なピアスが欲しくて。リングはクラス感溢れる一粒ダイアとリングの柔らかい曲線の相性がお気に入りです」

右から
ビーズネックレス￥22','050 ポストピアス￥29','400 ロングピアス￥24','150 クロスネックレス￥39','900
リング￥25','200／以上すべてmikia

アトリエでの作業の合間、打ち合わせもかねて外でランチ。この日は同僚であるTide PRの市川さんとパドルPRの中山さんとイタリアンレストランへ。「原宿の真ん中にあるVQは、同僚と集まるのにとっても便利なんです。パスタやパニーニが有名なんですが、どちらもボリュームがあってお腹いっぱいに。ランチ以外でも、週に1度はディナーでも利用することがあります。落ち着いて話をしたり、たまにお酒を交えてはしゃいだりとお気に入りのお店です」

テラス席から入る日差しが心地よいカフェ・HUIT harajukuにて紅茶でひと休み。「甘いものが苦手なんですが、ここのガトーフロマージュは格別です。イタリアンが好きなので、ランチやディナーでもよく来ます。ローズマリーのポテトや鶏白レバーのリエット（￥530）はいつも注文する定番メニューです。原宿にあるとは思えないほど、ゆったりと過ごせる空間にいつも癒されています」