雑誌「InRed」編集天野さん＆ライター土谷さんが語る SHIPSトレンドアイテム
上質かつカジュアルなスタイリングで人気のファッション雑誌「InRed」の編集・天野さんと同誌でライターとして活躍されている土谷さんに、今季のSHIPS WOMENに揃う気になるアイテムをピックアップしてもらいました！ おふたりのその確かな目にヒットしたアイテムとは？ プロの目線から見た大人の女性のためのアイテム選びは必見です！
（天野さん、以下A） 「InRed」では“上質＆カジュアル”がテーマになっています。30代の女性には“上質”というキーワードは欠かせないと思っていて、カジュアルなアイテムだけど上質感を失わないアイテム選びやスタイリングがポイントになってきますね。
（土谷さん、以下T） 大人の女性には欠かせませんよね！ ベーシックなアイテムでも質感だったり、素材にこだわったり、そういったちょっとした所で差が出るものだと思います。
左から
ファースヌード￥32','500／KARL DONOGHUE
カーディガン￥27','300／WJKW
スカート￥26','250／Coohem
左から
コート￥68','250／t.yamai paris
パンツ￥12','600／LEE
スカート￥22','050／PULETTE
A 「InRed」のスタイリングはシンプルなものが多いんです。ベーシックなアイテムとちょっとデザインのあるようなアイテムを合わせる、それだけで様になるようなスタイルを提案しています。例えば(セレクトアイテム中央)、このカーディガン。カラーや形はシンプルだけど肩部分にレオパード柄のデザインがプラスされていて取り外しも出来る、こういったちょっとしたデザインが顔まわりにあったりどこかにうれしいポイントがあるのがいいですね！ これを1枚着ておけばちょっと違った差が出せますよね！
T トレンドもやみくもに取り入れるのではなく、例えばこのスカート（セレクトアイテム右）のように、部分使いされているなど、ちょっとした取り入れがいいのかなと。
A 上質感で言えばリアルファーも必要！ ファーアイテムはいろいろ出ていますが、InRed世代はぜひリアルファーを選んでほしいですね。とくにこのファースヌード(セレクトアイテム左)はお気に入り！ 実際にショップで店員さんが身に着けていらっしゃるのを見てひとめ惚れしていたアイテムなんです。
T そのスヌード、かわいいですよね！カジュアルなコーディネートにもこれをプラスするだけでぐんと大人っぽくなれますよね。またグレーって所がいい！ ブラウンアイテムも多いですけど、やはりそこはグレーでびしっと締めたいですね。グレーは上質に見えるし、大人っぽさも増しますし！ カラー選びも重要ですよね。
A 確かに！ ただ、単色ばかりではシンプルになりすぎることもあるので、そういうときはボトムを柄アイテムに変えるスタイリングがオススメです！ 顔まわりをハデにするより落ち着きがあり、また柄アイテムに抵抗がある方でも取り入れやすいと思うんです！ポイントは柄を主張させない事ですね。
T そう言えばアウター選びって毎年、悩みませんか？ いろんな服に合うもので、トレンドっぽさも欲しい、もちろん上質感も！ このアウター(セレクトアイテム左)は、大人な色味のバーガンディがいいですね。実際に着用するとドロップショルダーで、さらに縦ラインを強調できるんです！ 上品なノーカラーもヒットしました！そんなときに合わせたいボトムがコレ！（セレクトアイテム中央）これからのシーズンはカラーも暗くなりがちなので、どれかひとつのアイテムに明るめのカラーを差し込みたいんです。白は夏のイメージがありますけど、あえて冬に取り入れてみるのもオススメですね。
A 土谷さん、実際に着てそうなアイテム！
T InRed目線ではあるんですけど、実際に自分でも欲しいアイテムです、実は(笑)。
――二人がオススメするトレンドアイテム、是非参考にしてみては。――
天野 真里花さん（InRed編集部）
2002年（株）宝島社入社。広告局を経て2003年よりInRed編集部へ。
InRedでは主にファッションを担当。
休日はランニングや山登りなど、アクティブに過ごす事が多い。
土谷沙織さん（フリー編集・ライター）
フリーランスのエディター&ライターとして、「InRed」「GROW」など女性ファッション誌を中心に、カルチャー誌や著名人インタビューなど、幅広いジャンルで活動中。
休日は二子玉川をのんびり散歩する事が多く、SHIPS 二子玉川店はお気に入りスポットのひとつだそう。
「InRed」宝島社刊 毎月7日発売
ファッション・ライフスタイル誌読者数、業界トップシェアの宝島社から発行するナンバーワン30代女性ファッション誌。「30代女子」をキーワードにし、“上質 & カジュアル”をテーマにほどよくモードでリアルなファッションやビューティなどを提案し、多くの女性から支持を得ている。
http://tkj.jp/inred/2012Nov/
