LACOSTE PR崔 精華さんに聞く お洒落なポロシャツの着こなし方。
1933年、フランスのプロテニスプレーヤーであったルネ・ラコステ氏が立ち上げたブランドLACOSTE(ラコステ)。 このブランドこそがポロシャツの“オリジン”であることはあまりにも有名な話。 中でも定番モデルの「L1212」は、まさしくポロシャツの代名詞だ。 スポーツミックスな着こなしが注目される今季は、そのポロシャツをどう着こなすかがお洒落の差を分ける鍵。 ということで今回は、LACOSTE PRの崔精華(チェ・ジョンファ)さんに、お洒落な着こなし方を教えてもらった! ポロシャツのエキスパートならではのツボを押さえたコーディネート術。 これはまさに必見!
今季「LACOSTEの定番ポロシャツ『L1212』は全部で30色。 この春夏はクリエイティブ・ディレクターが変わったということもありいくつか新色も登場しています。 新色の特徴としては、原色系の元気な色というよりもニュアンスのある色。 ちょっとくすんだような、シックな落ち着き感のある色合いがポイントですね。 SHIPSさんでは20色ほど展開していただいていますが、これはセレクトショップとしてはかなり多いほう。 LACOSTEのポロシャツの世界観も伝わると思います」。
今回、崔さんがピックしてくれた2枚のポロシャツもその新色から。 SHIPS 原宿店のアイテムを使ったおすすめコーディネートを
早速見せてもらった!
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「シックでシンプルなデザインを組み合わせたコーディネート。意識したのは清潔感です。 ブルーのポロシャツは原色ではなくすこしくすんだニュアンスもあるので、さり気なくシックな印象。単純に白のショートパンツを合わせるとコントラストの強さが気になりますが、ポロシャツの下に白の半袖シャツを重ねてパンツの色とリンクさせれば印象が馴染むと思います。 さらにポロシャツと同じ鹿の子素材のカーディガンを肩がけすれば、より落ち着きとお洒落な印象が増しますね」。
ポロシャツ ?9','975/LACOSTE
中に着たシャツ ?9','975/SHIPS AUTHENTIC
カーディガン ?8','925/SHIPS
ショートパンツ ?9','975/SHIPS
ハット ?5','985/SHIPS JET BLUE
「一見、大胆な組み合わせですが、ポロシャツもパンツもちょっとユーズド感のあるフェードカラーを選ぶことで、落ち着いた大人の雰囲気が演出できます。また、寒色系で揃えているのもポイントです。補色だとカラー・オン・カラーの着こなしの難易度は増しますが、こうやってトーンと系統を合わせることで一段と着こなしやすくなるはずです。これからの季節なら襟元にこんなワンポイントを差すのもおすすめ。パステルトーンでも着こなしが眠くならず、華やかさを加えてくれます」。
ポロシャツ ?9','975/LACOSTE
ニットカーディガン ?16','800/SHIPS
パンツ ?13','650/SHIPS
バンダナ ?525/CAROLINA
ベルト ?12','600/WILLCOX AND GIBBS
フランスのナショナルチームの一員として活躍し、数々の世界大会で勝利を収めたテニス界のスーパースター、ルネ・ラコステ氏よって1933年に設立。氏がテニスのプレイ中に最適なシャツを作る決意をしたのが、LACOSTEブランドの始まりだ。現在はポロシャツに限らず、スポーティからエレガントまでさまざまなライフスタイルに適応するアイテムを豊富に展開。そのカラーバリエーションの広さも人気を集める要因となっている。2012年の春夏シーズンからフェリペ・オリヴェイラ・バティスタをクリエイティブ・ディレクターに迎え、イメージも新しくスタート。5月3日にはアジア初の『ラコステ フラッグシップショップ』が渋谷に誕生するなど、今、ますます注目が集まっている。