スタイリスト福田麻琴さんが提案！巻き物を使ったおしゃれなスタイリング
様々な雑誌でも引っ張りだこな人気スタイリスト福田麻琴さん。今回は、自身のスタイリングでも得意とされる「巻き物コーデ」をSHIPS流にアレンジ！ この夏は、普段の着こなしに巻き物を上手に取り入れるのがおしゃれの秘訣。是非参考にしてみては？
「今年らしいサロペットを主役にスタイリングしてみました。トップスは、かっちりしたシャツよりも、青×白の組み合わせがどこか懐かしい雰囲気のボーダーカーディガンを合わせるのが今の気分です。同じようにレトロな香りのするスカーフで味付けすれば、思わず海へ出かけたくなるようなきれいめのマリンスタイルが完成。スカーフの結び方も、まるで学制服のスカーフのように胸もとで結ぶことで、より着こなしに統一感が出ます。個人的に、すごく好きな合わせ方ですね」
スカーフ?9','975／CA.MA
カーディガン?54','600／YURI PARK
サロペット?30','450／Yuge
ブーティー?23','100／SHIPS
バッグ?36','750／Via Repubblica
「肌触りが抜群にいいグレージュのストールは、普段着ているジャケットやブラウスに投入して雰囲気を出すのに使えるアイテム。色も、黒だと強いイメージになりすぎてしまうので、この淡い色合いが最適。黒ジャケットと白インナーの“つなぎ役”としてコーデをなじませてくれる優秀アイテムです。それから、ボトムに合わせたトライバル柄のショートパンツも、1つ持っていると今年らしい夏のリゾート感が演出できるのでおすすめですよ」
ストール?23','100／FARIELO SARTI
ジャケット?50','400／MADAME A PARIS
レースブラウス?27','300／TSUNODA
ショーツ?25','200／WHIT
ネックレス?4','725／CATHS
「様々なスタイルに合わせやすい白シャツには、きれいめな黄色のスカーフを選びました。今年はハットをかぶりたい気分なので、ストローハットを足してラフにアレンジ。顔まわりはターコイズのピアスでカジュアルな華やかさをプラス。ショートヘアには大ぶりなピアスが好相性。耳でおしゃれを盛り上げる気分で！ スカーフの黄色で爽やかさをキープしたまま、ONでもOFFでも対応可能なコーディネートの完成です」
スカーフ?9','450／Achile pinto
シャツ?18','90／AMERICAN COLORS
ハット?7','980／SHIPS
ピアス?12','600／jorge morales
「巻き方のテクニックと言うよりも、コーディネートに合わせて、ストールやスカーフの分量を調節するのがおしゃれに見える秘訣ですね。今年の夏は、巻き物を取り入れるだけで今っぽい雰囲気になるので、色んな素材や巻き方で試してみるといいと思いますよ。ヘアアレンジにプラスしたり、バッグにさりげなく結ぶのもおすすめです」
「洋服とテンションの違うものを合わせてしまうのは、絶対にNG！ 『これは土っぽい感じだな』とか『これは海っぽい雰囲気』とか、イメージをふくらませてテンションを合わせてみると、失敗しませんよ」
「仕事では、巻き物を取り入れたスタイリングを組むことが多いんですが、実際に持っているのは5、6枚です。以前は、旅行先でエルメスのスカーフを購入するのにハマっていました。今も、バッグに結んだりして使ってますね。スカーフは、とにかく柄がきれいなデザインが好き。ストールは、触って気持ちいい素材のもので、どんなアイテムとも合わせやすい無地を愛用してます」
福田麻琴 / スタイリスト
キャリア誌を中心に様々な媒体で活躍中。2010年1月より1年間のパリ留学を経て、現在も語学学校に通う。持ち前の明るい性格で、スタッフやモデルからの信頼も厚く、一目置かれている存在。