韓国に憧れてSPUR副編集長福井さんと巡る新大久保 韓国に憧れてSPUR副編集長福井さんと巡る新大久保

韓国に憧れてSPUR副編集長福井さんと巡る新大久保

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SHIPS WOMEN

SPUR副編集長 福井さんは、海外渡航回数300回以上という、“旅マニア”。そんな福井さんに、旅の魅力、旅へ持っていきたいファッションアイテムについてインタビュー。そして、日本にいながらにして海外気分を味わえる場所へ一緒に行ってきました!


 GWや年末年始の休みには遠出をしますが、それ以外は、週末弾丸アジア旅に行くことが多いです。中でも香港には、通算100回くらい行ってます。アジア圏は、羽田から気軽に行けるようになったというのもあって平日に休みをとらなくても行けるし、圧倒的に“食べる”ことが楽しいのがいいですよね。 私は街を歩き回るのが好きなんです。その点、アジアの街には歩くのが楽しい路地裏が多い。というか多すぎる(笑)。だから全然飽きません。写真もすごく好きで、コンパクトデジカメと一眼レフを2台持ち。食べたものは必ず撮るようにしてます。 そして、旅の醍醐味は買い物。はっきり言って、名所旧跡よりも、買い物です(笑)。観光はさっさとすませて、速攻ショッピングに。ブランド品だけじゃなく、ありとあらゆるものを買っちゃいます。コスメ、服、雑貨、食品から、洗剤みたいな日用品まで、お前はここに住んでるのか!(笑)ってくらいいろんなものを。買い物をすると街のことがわかってくるので、特に初めての旅行先の場合、買い物に行かないとスッキリしないですね。

 初めていく場所では、“ガイドブックは最低3冊は読め!”というのがマイルール。リピートしている場所だと、ウェブマガジンや現地に住んでいる人のブログなども、チェックしてます。

 荷物は何が何でもコンパクト派…というわけではありません。旅を快適にするためのものをいくつか持っていきます。絶対持参するのが、アロマディフューザー。ペパーミントとラベンダー、ゼラニウムなどのオイルも一緒に。アジア圏では、ホテルの部屋のにおいが気になることも多いので、コレがあるといいんですよ。あとは、ストール。なるべく大判のもので、1枚と言わず、何枚か持っていくのがオススメです。おしゃれのアクセントととしてはもちろん、温度調整やトロッターの中の荷物整理にも使えます。 旅先洗濯派なので、あまりたくさんの着替えは持っていきません。シワにならない、洗える、洗ってもすぐ乾く、が、私の旅ワードローブの条件です。

 飛行機の中は寒いことが多いので温度調節がしやすいストールは必須。折り畳めるかごバッグもとても便利です。私が“旅パン”として太鼓判を押したいのが、ティ ヤマイのパンツ。ラクチンなのに、きちんと感もある。ちょっといいレストランへ…なんてときも大活躍です。トロッターは、帰りのお土産などのことも考えて少し大きなものを持っていくことが多いですね。

Tシャツ¥6','930/CAPTURE by HOLLYWOOD MAD?
パンツ¥27','300/t.yamai-paris?
シューズ¥10','500/MINNETONKA?
ストール¥7','980/SHIPS?
トロッター¥147','000/GLOBE-TROTTER?
バッグ¥9','450/SHIPS?
サングラス¥4','935/QUAY EYEWARE?
キャップ¥6','930/SHIPS?


 旅では、白トップスは避けます。洋服を気にして、ご飯がおいしく食べられない…なんてことがないように(笑)。キラキラのメリッサのシューズは、ちょっとしたお出かけにもOK。持ち運びもラクチンなので、私の旅には欠かせないシューズです。

Tシャツ¥6','300/Market?
スカート¥13','650/SHIPS?
シューズ¥9','240/melissa?
ストール¥33','600/Faliero sarti?
バッグ¥9','450/SHIPS



 今までは、台湾や香港によく行っていたんですが、最近気になっているのが韓国。深夜のフライトも充実しているので、土日をうまく使って気軽に1泊2日でも行けちゃうのがすばらしすぎる!(笑)
 先日行ったときは、明洞のデパ地下や市場巡りをしたんですが、その時に買った草餅がすっごくおいしくて感激。もっと大量に買ってトロッターを草餅だらけにして帰ってくるんだったと後悔してます(笑)。

 そして、電車で行ける韓国(笑)“新大久保”も、私の中で今リバイバルブームなんです。新大久保には、10年以上前にやはり通いつめてたことがあるんですが、当時は、中国×東南アジア×コリア的なアジアンエスニックタウンて感じの、おじさんぽい(笑)街で。間違っても若い女の子なんかいなかった。それが去年ウワサを聞いて久々に新大久保に来てみたら、ホントに激変していてびっくり。食べ物はもちろん、韓流スターファンの若い女のコがそこここにあふれてて、街自体がすごく盛り上がってる。ここは明洞か!?(笑)。女の子たちがみんなキラキラときめいていて、見ているだけで、こっちもテンションアガります。ほんと、韓国に来てるような気持ちに。小さな路地がたくさんあって、歩くのも楽しいし。行くとパワーがもらえる街ですね。


というわけで、今回は新大久保で人気の2軒に行ってきました。

1軒目は『韓cook』。毎日大繁盛、というのもナットク。新大久保は、ディープなお店が多いんですが、ここはおしゃれ感のあるカフェっぽい造りで入りやすいですね。オススメは、ゆずハチミツサムギョプサル(¥2','100/写真右)。カリカリに焼いたお肉に最後にゆずをかけていただくので、さっぱりとしてて、サンチュにくるんで食べると感動のおいしさ!“ハチミツ“っていうからハニー味なのかと思ったら、お肉のカットの仕方からついた名前でハチミツは使われてません。見た目の華やかさも、イケメンのスタッフさんの接客も◎、でした。

『韓cook』

東京都新宿区大久保1-16-21
?03-6233-9486 無休
営業時間 11:00〜24:00(L.O.23:30)

 次にハシゴしたのは、職安通り沿いの雑居ビル内にある『たくあん』。新大久保でも珍しい、マンドゥ(餃子)のお店です。とてもわかりづらい隠れ家的な場所にあるのも、なんだか本場っぽくていい(笑)。トビラを開けると、誰かの家? と思うほどのアットホームさで、不思議に居心地最高(笑)。遅くまでやってるのも仕事柄ありがたいですね。店主は、マンドゥ(餃子)歴21年だそうで、今日いただいたのは、看板のマンドゥ鍋(¥2400/写真右)。さすが、このマンドゥは最高!大きめサイズのマンドゥの中には、豚肉、ニラ、ネギ、タマネギ、春雨など、とにかく具がいっぱい。でも10個は食べられると思いました(笑)。

 実は私、世界中の餃子を食べ歩くのもライフワークのひとつなんです。餃子を食べにロシアまで行ったくらい(笑)。でも、日本にいながら、こんなにおいしい韓国餃子が食べられるとは知りませんでした。さすが新大久保!(笑)まだまだ奥が深いですね〜。

『たくあん』

東京都新宿区大久保1-11-1
朝日ビル2F A号
?03-3202-3968 無休
営業時間 17:00〜29:00 (土日祝 11:00〜) 

福井由美子 『SPUR』副編集長


大学卒業後、集英社入社。『non-no』、『MEN‘S NON・NO』などを経て、現職に。学生時代から海外旅行が好きで、現在まで約300回の渡航歴をほこる。今気になっているのは、ザンジバル。

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