2枚のレコードがYugeを語る「12CITIES 12WOMAN」 2枚のレコードがYugeを語る「12CITIES 12WOMAN」

2枚のレコードがYugeを語る「12CITIES 12WOMAN」

2枚のレコードがYugeを語る「12CITIES 12WOMAN」

2枚のレコードがYugeを語る「12CITIES 12WOMAN」

SHIPS WOMEN

毎シーズン、音楽とファッションを融合させたデザインで人気を集めるYuge。そんなYugeが今シーズン、「12CITIES 12WOMAN」をテーマに掲げたLOOKを発表。今シーズンのテーマについてデザイナーの弓削氏は「12CITIES 12WOMAN=12都市12女。東京の12の街と12人の女性のスタイリングで、まず既成概念を壊したかったです。そして改めてYugeが考える、街と人とのバランスを提案しようと思いました」と語る。そこで今回、インスピレーションを受けたという2曲をご紹介。


――この曲を選んだ理由はなんですか?

弓削 今シーズンのテーマ自体がまずこの曲からスタートしたんです。街の持つ裏の表情というイメージが湧いてきて。今回のコレクションのすべてと言っても過言ではないですね、12のそれぞれの街にどんな風に洋服が溶け込むかを考えるきっかけになりました。

――この曲にであったきっかけはなんだったんですか?

弓削 もともと、土岐英史さんが数々のアルバムにサックス奏者として参加されているのは知っていました。そしてJAZZ界の重鎮としての存在であることも。そこから娘さんの土岐麻子さんとお仕事をご一緒したことをきっかけに、今まで以上に掘り下げて聞くようになりました。実は土岐英史さんの直筆サイン入りなんですが、アーティストの方にサインをもらって嬉しかったという経験が新鮮だったという想いでもあります。

――続いて、この曲を選ればれた理由を教えてください。

弓削 こちらの曲も土岐英史さんの『City』に共通して、街の裏側を思わせるイメージがあります。出会ったきっかけは中学生くらいの時。当時バンドを組んでいたんですが、そのときのギターを担当してた友達のお父さんに教えてもらいました。

――この曲から何を連想されますか?

弓削 23:00?5:00にかけての時間帯、都心に暮らす恋人たち。コレクションの中でも新宿で撮影したLOOKのイメージです。『City』の時と同様に、色合いに気を付けました。

弓削 匠

2000年よりレディースブランドYugeをスタート。音楽とファッションの関わり方にこだわり立ち上げたブランドは、都会的かつ音楽が表現するドラマティックな一面を忠実に再現したコレクションが人気を集める。目下、カブトムシの飼育と草野球に夢中なのだとか。