FLICKAデザイナー金島千華さんの琴線に触れる場所

FLICKA（フリッカ）とは？

デザイナー金島千華さんが、2007年秋冬に6型のワンピースからコレクションをスタートしたブランド。FLICKAは、スウェーデン語でかわいい女の子を意味する言葉で、子供の頃にワンピースを着てお出かけをする特別な日のときめきを思い出すような洋服が作りたいという思いが込められている。
「元々ワンピースが大好きで、ドレスって女性にとって特別なものですよね。だからこそ、着ているだけで気持ちが上がるようなものが作れたらいいなって思っています」そんな彼女は、過去にニューヨークでオートクチュールのドレス作りを学んでおり、着る人、一人一人を想像し、着る人に喜ばれる洋服が作りたいという気持ちが強い。「ただかわいらしいだけでなく、一歩前に踏み出せる勇気が湧くようなものを今後も作って行きたいです」

花が大好きで、自宅用にもここでよくお花を買います。毎シーズン展示会のときにも頼んでいるお花屋さんでもあり、空間の雰囲気を作るのにお花は欠かせないので、毎回長い時間をかけて打ち合わせをしてしまうのですが、シーズンごとに洋服のイメージを伝えて、それに合わせた色や種類のお花を用意していただいています。前回の展示会のときは、クラシックでフェミニンなイメージだったので、バラを多く選んでいただきました。

写真を見ただけで、どのフォトグラファーの作品かがほぼ解るくらいファッションフォトを見るのが大好きです。嶋田洋書店は事務所からも近いのでよく立ち寄るのですが、写真集は直接ではないですが、洋服をデザインするときのイメージソースになることが多いです。こういう雰囲気のドレスを作りたいとか、そういう感覚にしてくれる大事な発想源。特に好きなフォトグラファーは、マリオ・ソレンティです。

いつも必ずチェックしていて、気になったものは行くようにしています。以前ニューヨークに住んでいたときもよく行っていたのですが、ふとした時に自分の作った洋服を見て、影響を受けたんだなって感じることがあるんです。アートって色々なものを見れば見ただけ、自分が好きなものがこういうものなんだっていうことを教えてくれるし、心に余裕をもたらしてくれるんですよね。見たものから、栄養をもらっています。

ここのマルコポーロという紅茶で一日を始めています。贅沢なんですが、好きな紅茶をいただくと心の余裕ができるし、そういう時間をとることも大事だなって最近感じ始めました。余裕を持つ事によって、デザインのヒントが生まれたりするんですよね。ここは、本当にたくさんのお茶が揃っているんですが、私はなぜかいつもマルコポーロを飲んでしまうんです（笑）。そのぐらい大好きなんですが、お店の方が好みや気分に合わせてお勧めしてくださるので、今度は他の紅茶も飲み比べてみたいと思います。

以上４つが、金島さんがお勧めしてくれた４パワースポットです。この週末にFLICKAのドレスでおしゃれをして、遊びに出かけてみてはいかがですか？

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