創業当時はアメリカものをいち早く紹介していたSHIPS。その姿勢は今でも変わらず、以前から取引のある老舗ブランドから、次世代を担うブランドまで様々なものを紹介しています。ファッションとしては90年代がブームの昨今、当時高い人気を誇ったブランドに再び注目です。ここでは2つのブランド、シャツのIKE BEHARとパンツのBARRY BRICKENの魅力を掘り下げます。
IKE BEHAR
アイク ベーハー
1982年に設立されたシャツファクトリー。当時は「ラルフ ローレン」の下請けを行なっていたことから、一躍名門として名を上げます。今でもアメリカンシャツの代名詞として、名だたるブランドと肩を並べる存在です。また、米国アパレルファッション企業において、功績を残した人物100人の中に唯一シャツメーカーとして選ばれたのもアイク ベーハーなんです。
PRODUCT
ボタンダウンのシャツは、アメリカントラッドを代表するアイテムです。アイク ベーハーならではの生地、アメリカのマシンを用いたクラフト感を味わえます。とはいえ細部の作りは非常に繊細。ドレススタイルにも馴染むようにと、しっかりとした襟立ちや日本人にあうオリジナルフィットに変更したり、身頃の縫い合わせの細巻き部分など、徹底的にこだわりました。洗っていただくと生地の風合いがぐっと増します。
ボタンダウンシャツ ¥15,900(+tax)
VARIATION
今季のトレンドであるバンドカラーシャツもご提案。
こちらはタックアウトしても決まるようにと丸みを持たせた
スクエアシルエットを採用しています。
カジュアルシーンでは羽織りものとしても活躍する一着です。
1.ボタンダウンシャツ 各¥15,900(+tax)
2.バンドカラーシャツ ¥16,300(+tax)
3.バンドカラーシャツ 左から¥15,900(+tax)、
¥16,300(+tax)、¥15,900(+tax)
BARRY BRICKEN
バリー ブリッケン
1960年代にアメリカ・メリーランド州ボルチモアにショップをオープン。オリジナルで制作したチノパン” トラウザーズ・バイ・バリー”がヒットし、トラウザーズブランドとして本格的にスタートしました。1970年代に入ると高級ブランドの下請けも開始、日本では90年代の渋カジブームの時に高い人気を誇りました。
PRODUCT
チノパンながら、ドレスパンツのような見た目。脚を美しく見せるシルエットに計算されたクリースなど、長年の経験で培った美学が宿った一本です。とはいえ生地はガシガシ使える頑強なものを使用。定番のアメトラスタイルを格上げするのにも最適ですし、旬なストリートスタイルも、より上品に導きます。
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チノパンツ ¥15,700(+tax)
SHIPS 商品企画矢澤 崇
以前からアメリカものを伝えるレーベルはありましたが、今一度アメリカの魅力をお客様に伝えるべく、去年の秋冬にリブランドしました。もともと生産に携わっていたこともあり、工場との繋がりを活かして、物作りにこだわったレーベルを目指しています。リブランドを行うにあたり、それぞれ工場まで足を運び、打ち合わせを重ねました。工場の空気感まで感じていただける、クオリティの高いアイテムに仕上がったと思っています。
例えば、アイク ベーハーのシャツは、特許である襟のダイアモンドキルトステッチ(襟崩れを防ぐダイアモンド状のシーム)を採用しつつも、シルエットは日本人向けに作っています。
バリー ブリッケンはメジャーリーグベースボールの審判のユニフォームパンツも作っている、歴史と信頼あるファクトリーブランドです。工場の良さを活かしつつ、日本の顧客も満足いただける規格に落とし込みました。
職人さんたちの息使いや手仕事ならではの温もりまで感じていただけると幸いです。