この春はアイビーやプレッピーテイストを、よりカジュアルに解釈した着こなしがトレンドです。紺ブレや太チノなども定番ですが、ローファーもその一つ。特に、アッパーに馬具の金具を申した飾りをつけたビットローファーは、より華やかに見せたい時にぴったりです。また、脱ぎ履きが簡単で、快適に過ごせるのも魅力。上下を流行りのオーバーサイズで固めても、この一足だけで上品に大人っぽく見せられます。
SHIPSがこの春用意したのは、今年の春夏シーズンがデビューとなるニューブランド「IL MOCASSINO(イルモカシーノ)」です。トスカーナにある老舗シューメーカーと同国リミニにあるセレクトショップ「LACERBA(ラチェルバ)」が手を組んで作り出すドレスシューズは、デビューコレクションながら話題となっています。ミラノの有名セレクトショップでの取り扱いもあり、品質、デザインともに高い評価を得ているブランドです。落ち着いて見えるスエードと華やかなパテントレザーの２素材を展開。スエードをベーシックカラーで上品に、パテントレザーはネイビーとオレンジで、明るく足元を彩ります。
ビットローファー（スエード）（+tax）¥30,000 / Il Mocassino
ビットローファー（パテント）（+tax）¥31,000 / Il Mocassino
マッケイ製法で仕上げたアウトソールは、返りがよく、歩きやすいつくりになっています。すっきりとしたシルエットでカジュアルパンツにもコーディネートしやすいデザインです。
職人による丁寧な作りは、モカシン縫いの部分に顕著。縫い目のシワが目立たないよう綺麗に縫われています。高いクオリティを誇りながらもアンダー4万円というコストパフォーマンスも魅力です。
今季のキーカラーであるベージュやブラウンを基調とした”サファリスタイル”にもよく合います。もちろん休日の定番である、デニムに合わせても品良く決まります。パンツは九分丈ですっきりと見せるのが定石。