定番中の定番品として愛されているトレンチコート。最近では、ベーシックモデルだけでなく、シルエットやディテールまでさまざまな技巧が凝らされたものが多数展開しています。ここでは、この春注目すべきトレンチコート6選をお届け!
2015年SSにデビューしたドメスティックブランド。ディレクターの榎本実穂氏が手がけるアイテムは、スタンダードな中にマスキュリンな要素や一捻りした女性らしい要素が共存しており、唯一無二の世界観を創出。業界内でも人気と注目を集めています!
裾に向かって緩やかに広がるAラインシルエットと、両サイドにボリュームをもたせたパフスリーブが特徴的なトレンチコート。重みのある生地やあえて細く作られたカフス、背面に動きを作り出すプリーツ&ボタン使いで、従来のトレンチコートにはない存在感を発揮しています。
¥79,000(+tax)/ELIN
シャツブランドとしてスタートし、さまざまなセレクトショップなどでも取り扱いが増えている注目ブランド。ゆとりがありながらもフェミニンに見えるシルエットや絶妙な袖丈など、細部にワークテイストとモダンな要素が混在したアイテムは、洗練された大人の女性を中心に支持されています。
ダブル仕立てにラグランスリーブ、ショルダーストラップや手首のストラップなど、細部にはきちんと従来の仕様を取り入れながら、肩から裾に向かって広がるAラインシルエットで今年らしさを盛り込んでいます。ブランドの特徴である「タフさと上品さ」が混在したモダンな一着に。
¥56,000(+tax)/TICCA
常に丁寧で、繊細かつ上質な素材を追求しながら、独自のデザインを生み出すドメスティックブランド。英国で磨かれた技術やセンスに加え、大手メゾンで培われた経験値を武器に、唯一無二のフェミニンな世界観を確立しています。
手に取ると、しっとりと柔らかく落ち感の美しい生地で作られたトレンチコートは、従来のイメージを覆す女性らしさを演出。ほんのりと光沢のある素材が、ワンピース感覚で羽織ってもよし、シャツ×パンツのマニッシュな着こなしに合わせてテイストミックスしても楽しめるさまざまな表情を持ち合わせています。
¥78,000(+tax)/TARO HORIUCHI
今シーズンより、古着をベースにした1点物のリメイクラインをスタート。古着好きのデザイナー・鈴木ゆうみが手がける独創性溢れるアイテムは、既存のワードローブに新しい風を吹き込んでくれること間違いなし! 「UNUSUAL」をコンセプトに、メンズ・ウィメンズを掛け合わせながら生まれるリアルクローズは必見です。
胸から上はスタンダードなトレンチコートなのに、ウエストから下には透け感のあるジョーゼットのような素材切り替えを採用。腕まわりやウエスト部分のフリル、裾に同素材のパイピングテープを使用することで、アクセントを効かせています。全く表情の違う素材を掛け合わせたり、スポーティーなディテールワークを大胆に取り入れながらも、全体的にまとまりを見せる、他にはない化学反応が面白い!
¥78,000(+tax)/YuumiARIA
1974年、ゴム引きコートからスタートしたという英国マッキントッシュ社のブランド。英国の伝統を継承しながらもトレンドを取り入れることで、今の気分にマッチするアウターを多数リリースしています。
先シーズンに引き続き、「ビッグシルエット」や「オーバーサイズ」がトレンドキーワードに登る今季ですが、英国生まれのトラッドブランドはあえて細身のシルエットと丸みのあるディテールワークを採用。ショルダーストラップやチンストラプ、ガンパッチなど、ミリタリーアイテムの名残を感じさせながらも、洗練されたモデルへとモディファイしています。
¥83,000(+tax)/Traditional Weatherwear
今シーズンは「DIVERSITY=多様性」をテーマに掲げ、自由で遊び心のある着こなしを提案します。ブランドのアイデンティティである「女性らしさ」を残しながら、スポーティーに落とし込んだり、メンズアイテムを取り入れるなど、概念にとらわれないミックス感は必見です。
ガンパッチやアンブレラヨークなど、トラディショナルな要素をモダンにアップデートしたシングルトレンチコート。背面にたっぷりとプリーツを入れることで、着用した時にフェミニンなムードを演出してくれます。フロントはすっきりとしたデザインになっており、ベーシックな色合いなので、ON・OFF問わず様々なシーンで重宝してくれます。
¥22,000(+tax)/Khaju