クラシック回帰のドレスシーンでは、生地そのものに注目が集まっています。スーツに使われている生地の特徴や歴史を知ることで、見た目のかっこよさだけではなく、装う喜びがぐっと高まります。今回は、英国の老舗ミル「ラッシャーミルズ」にフォーカス。
「ラッシャーミルズ」は、1949年、高級服地の聖地として名高い英国のハダースフィールドにて産声をあげた老舗服地メーカー。産業革命以降脈々と続く伝統的な織物技術が根底にありつつ、最新のイタリアントレンドを融合させた生地が特徴です。今も昔も最高級の毛織物を作り続け、ジェントルマンのワードローブを下支えする稀有な存在と言えます。特に、手作業の高い技術が必要とされる”艶出し”の工程が素晴らしく、生地業界でも高い評価を得ています。
「ラッシャーミルズ」のウールで仕立てたスーツ。ビジネスシーンにも違和感無く映えるワイドラペルやチェンジポケット、パンツは1プリーツ。英国的なハリのある上質な生地は、英国的なディテールとよく合います。縫製は国内随一のスーツファクトリー「リングヂャケット」です。「注文服のような着心地の既製服」を目指し、卓越した職人の技術と最新の織機を組み合わせ、高品質のスーツを生産しています。
スーツ ¥74,000(+tax) / SHIPS
シャツ ¥25,900(+tax) / Errico Formicola
ネクタイ ¥17,500(+tax) / Nicky
チーフ ¥2,700(+tax) / SHIPS
