何かと頭を悩ます、披露宴から二次会までの服装術のヒントをレクチャーする恒例企画。今回は、暑さが本格化する春から夏の披露宴＆二次会を想定して、大胆にもTシャツの活用方法を考察します。基本的にはパーティウェディングを想定していますが、そうはいってもTシャツを見せて着こなすのは、かなり勇気がいるはずです。ジャケットやベスト、靴、小物などで上手にバランスを取って、あくまで抜け感のある装いを演出するのがポイントになります。間違ってもTシャツが悪目立ちしないように細心の注意を！
タキシードジャケットと
パンツの素材感でTシャツを馴染ませる！
Tシャツにあえてタキシード系ジャケットを合わせた意外性のある組み合わせです。狙いは、タキシードのフォーマル感でTシャツを上手く格上げすることにあります。こちらのようなラペルに丸みのある遊び心を効かせたジャケットなら、クルーネックのTシャツも馴染んで見えます。さらにジャケットと共地のベストをプラスすることで、カジュアル感が緩和されます。とはいえパンツまでジャケットと共地で通すとTシャツのみが悪目立ちしてしまうので、コットンリネンなどの素材感で軽さを出すことが重要です。足元はベーシックにストレートチップで引き締めます。
ジャケット ¥191,000(+tax) / LARDINI
ジレ ¥45,000(+tax) / LARDINI
Tシャツ ¥2,500(+tax) / Hanes × SHIPS AUTHENTIC PRODUCTSMORE
パンツ ¥23,000(+tax) / Equipage
シューズ ¥37,000(+tax) / SHIPS
丸みがあるラペルだとクルーネックも馴染んで見えます。ベストを加えて、さり気なくドレスアップするのもポイントです。
もっとも相性がいいのは
ニットジャケットと
コットンパンツの合わせ
Tシャツを見せて着るのに、もっとも取り入れやすいのは、ニットジャケットとコットンパンツという組み合わせです。柔らかな素材感がマッチしますし、涼しげな印象ももたらします。さらに足元もスリップオンなどで軽さを強調すれば、リゾートウェディングにはすんなり馴染みます。とはいえ、クルーネックのTシャツだとVゾーンに華やかさがないので、柄物のスカーフやアスコットタイなどを上手に差し込むのはマスト。そうすることで、小物に目が行くので、Tシャツの存在もより目立たなくなります。
ジャケット ¥60,000(+tax) / LARDINI
Tシャツ ¥2,500(+tax) / Hanes × SHIPS AUTHENTIC PRODUCTSMORE
スカーフ ¥6,000(+tax) / BREUER
パンツ ¥33,000(+tax) / PT01
シューズ ¥20,300(+tax) / SHIPS
Vゾーンに華やかさを出すには、柄物のスカーフやアスコットタイを上手に活用する。それによりTシャツも目立たなくなる。
Tシャツは、
爽やかな真っ白が基本です！
カジュアルウェディングにTシャツを活用するなら、定番中の定番である真っ白クルーネックが基本です。加工などのかかっていないパリッとした白Tが、もっとも爽やかに見えます。
Tシャツ ¥2,500(+tax) / Hanes × SHIPS AUTHENTIC PRODUCTSMORE