今シーズン、SHIPSが“デニムの顔”として、注目しているブランドがあります。その名も2014年創立のブランド「upper hights(アッパーハイツ)」。 スタイリッシュスタンダードを掲げ、トラディショナルでありながら今どきなアイテムを取り揃えているSHIPSでは、先シーズンから取り扱い始めたところ、多くのお客さまからの好評の声を獲得しています。 その人気の理由やこだわりの物作りを紐解くために、8月某日、このニューカマーブランドのショールームへ、お邪魔してきました!
展示会のときにお邪魔して以来のショールームへ、セールスマネージャーの土井さんを訪ねます。「今日は宜しくお願いします!(清水)」
清水:アッパーハイツさんを先シーズンから取り扱いさせていただいているんですが、店頭はもちろん、営業部や商品部などなど、内部でもとても好評なんです。その秘密を直接聞きに伺いました。
土井:ありがとうございます(笑)。反響がいただけているのはとても嬉しく思います。私たちもこのブランドを始動して2年が立ちますが、じわじわとそれを実感出来ていると言う状態です。
大きなポイントとしてうちは5ポケットデニムにこだわりながらもアイテム自体は極力シンプルに。生地の開発から縫製に至るまで、Made in Japanに特化したアイテムもありますが、その他にはディテールやネーミングに構築的なオリジナリティがあります。
土井:まずアウトシームが後ろ方向へ、片側に倒してあります。そうすることでフロントから見た時にほっそりと美脚に見えます。これは実際に穿いた時に気付くポイントです。
またダメージ具合も加工所を吟味して、決してメンズっぽく古着っぽくならないように気を付けました。
清水:言われてみれば、確かにアタリが後ろに出るようになっているんですね!
土井:はい、その他にもデニムでよくあるブランド名付きのパッチを無くしてラインだけ入れました。必ずしもブランド名が書かれてなくてはいけないことはないので、アッパーハイツは斜めのラインだけ入れて差別化を図っています。
そしてブランド名は内側に。このタグも四方留めにして、大人っぽくシンプルに。分かる人にだけ分かるようなあしらいがポイントです。
清水:強いこだわりは感じますけど、なんというか決して押し付けがましくないですね。SHIPSへ足を運ばれるお客さまはわりとクリーンな着こなしを好まれる方が多いんですが、このあたりの慎ましさが心に響くんだと思います。
土井:その他にもシルバーボタンだったり、ステッチを気持ち明るめの色にしたり。SHIPSさんが取り扱っているアイテム、例えばシンプルな白シャツなんかと合わせてもマッチすると思いますよ。
清水:凄い。そう聞くと自分でも穿いてみたいですね!
今シーズン、SHIPSがアッパーハイツへ別注したと言う新作デニムを試着!
聞いて驚愕、見て納得、穿いて実感のアッパーハイツのデニム。今シーズンはSHIPSとの別注も実現し、ますます目が離せません!是非、店頭へ行った時には現物をその目で確かめてください。土井さん、本日は貴重なお時間をありがとうございました!