「70’s?80’s」「スポンテニアス」「ビッグシルエット」「チェック柄」「幾何学模様・グラフィック」「デコラティブ」「ファーコート」「ビッグシルエット」などなど、2016AWも多種多彩なトレンドキーワードがズラリと出揃いました。そこで数あるトレンドの中から最も注目の集まるキーワード&キーカラーをここでは5つに絞ってピックアップ! SHIPSが今シーズン掲げる「Retune to Feminine」というテーマを交えつつ、リアルにマネしたくなる等身大コーデをショップスタッフがお披露目します。SHIPS的解釈を取り入れながら構築した「等身大 TREND 5STYLE Snap」、都内4店舗の#tt5ssをご覧ください。
ヒッピー、ボヘミアンなど、世界各地でファッションがさまざまな方向へと広がりを魅せた70年代から80年代にかけてのセンセーショナルな一面と、ノーブルでクラシカルな要素がマッチした「70’s?80’sレトロ」。
主役は言うまでもなくビビッドな色味が効いたフレアスカート。どことなくディスコっぽい雰囲気が、70年代や80年代にファッションを開拓したヒップスターのようなイメージに。でもボトムスのインパクトだけに頼り過ぎると非日常的なファッションになってしまいがちなので、トップスには正統派のレースブラウスを合わせることで、オーセンティックで有楽町店らしいスタイリングへと昇華した。
アニマル柄やフラワー柄などなど、お馴染みのパターンがリバイバルしている中、渋谷店スタッフが注目したのはどちらもトラディショナルな「星柄とチェック柄」。ポップでインパクトのある柄に、渋めのブラックウォッチを掛け合わせることで、新鮮味とオリジナリティを体現する。
どちらも主張のある柄同士を組み合わせる時に気をつけるべきなのが、絵柄のサイズ感。トップスは大振りな星柄に対して、ボトムにはスタンダードなブラックウォッチを合わせることで、上手く喧嘩せずまとめた好例。また全体的に色味をグリーンで統一しているところもポイントに。
「渋谷店らしさと言う意味で星柄のニットをチョイスしました。ライダースやショートブーツのブラックで引き締めることで、女性らしさの中にクールなアクセントをのぞかせて。グリーン、ブラック、カーキなどさり気なく他のアイテムの色を拾っているピアスで今っぽくアレンジしました。(涌井さん)」
ライダース ジャケット ?45,000(+tax)/SHIPS
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セーター ?36,000(+tax)/beautiful people
スカート ?26,000(+tax)/ONEIL of DUBLINMORE
ブーツ ?32,000(+tax)/FABIO RUSCONI
ハット ?8,000(+tax)/grillo
シャツやニット、スウェット、アウターまで、どんなブランドからもこぞってリリースされているオーバーサイズシルエット。例えば彼の服を無造作にかりて出て来たようなざっくばらんな抜け感が今っぽさの代名詞に。パンツスタイルでよりハンサムに仕上げた大丸東京WOMEN’S店の「マニッシュ系ビッグシルエット」。
ドロップショルダーになっており、着用するともたついたようなシルエットになるニットに、同じく袴レベルのワイドパンツをセレクト。難易度高めのビッグシルエットをながらも、上下ともに落ち着きのあるトーンで構築することで都会的な着こなしに。小物で輝きをプラスすることで、レディライクな要素もきちんとのぞかせて。
「大丸東京WOMEN’S店としてこだわったのは、アクセサリーや小物選びです。マニッシュな着こなしには必ず、女性らしくポイントを作りたいのでバッグにスカーフを巻いたり、華奢なピアスで華やかに味付けしました。(西山さん)」
セーター ?44,000(+tax)/ELIN
ワイドパンツ ?55,000(+tax)/08sircus
パンプス ?45,000(+tax)/BALDAN
バッグ ?29,000(+tax)/VIOLAd’ RO
スカーフ ?11,000(+tax)/manipuri
一昔前にはピンクやビビッドな色味が多く見られた秋冬。そこから一点して今年は“くすみ”や“温かみ”のあるニュアンスカラーが注目を集めている様子。コンビカラーの場合は、寒色と暖色を調和させるのが今旬。新宿店では断然「ブルー×キャメル」が気分。
深みのあるサルビアブルーに、明るくクリーンなキャメルのパンツを合わせて、上下で小物まで色をセパレートにすることで、メリハリを持たせながらもまとまりのある着こなしに。落ち着きのある色だけど、暗くならないように小物にはビビッドなトーンを取り入れるのが鉄則。
「ブルーとキャメルの2色だけでミニマムにまとめながらも、少しだけトーンの違う小物をプラスすることでスタイリングに奥行きが出ます。またツヤ感のあるスカーフや、マットなスウェードパンプスなど、異素材ミックスすることでこなれた印象を引き立たせます。(加藤さん)」
トップス ?35,000(+tax)/beautiful people
パンツ ?14,000(+tax)/SHIPS
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パンプス ?19,000(+tax)/SHIPS
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バンダナ ?11,000(+tax)/manipuri
バッグ ?16,000(+tax)/MILOS
ファーチャーム ?4,500(+tax)/SHIPS
大人の女性にマッチするトレンド色として、めきめきと市民権を確立しつつあるのが「オレンジ」。こちらもやはりやや“くすみ”があり、優しくソフトなトーンがポイント。発色のいいオレンジを挿し色として使うのもいいが、上級者は全身1カラーコーデにトライしても◎。
上下セットアップで着ても控えめ、落ち着いて見える洗練されたなオレンジコーディネート。ドロップショルダーのトップスや、ラインの美しいタックパンツなど、落ち感とシルエットでメリハリを持たせ、女性らしさを加速させる。